栽培・育種用語集
植物の栽培や育種で使われる専門用語34語を、あいうえお順にわかりやすく解説しています。
あ行
アガベ
(Agave)植物メキシコ原産の多肉植物。肉厚な葉とロゼット状の草姿、鋭い棘が特徴で、乾燥に強い。
アクアスケープ
(Aquascape)水草水草や石・流木でレイアウトした水景。水草水槽の楽しみ方のひとつ。
浅植え
(Shallow Planting)栽培株元を浅めに植え付けること。塊根植物などで蒸れや根腐れを防ぐために行う。
植え替え
(Repotting)栽培鉢の中で根が回った株を新しい用土・鉢に移す作業。1〜2年に1度が目安。
親株
(Mother Plant)栽培子株や挿し穂・葉挿しを採るための元となる株。
か行
活着
(Anchoring)水草水草や着生植物が流木・石・用土に根を張って定着すること。
カット苗
(Cutting)取引親株から切り分けて、発根前または発根後の状態で流通する苗。
緩効性肥料
(Slow-Release Fertilizer)栽培成分がゆっくり溶け出す固形肥料。置くだけで長期間効果が続く。
交配
(Crossing / Hybridizing)育種異なる品種や株を掛け合わせて新しい品種をつくること。
コーデックス
(Caudex)植物肥大した根や幹(塊根部)に水を蓄える多肉植物の総称。パキポディウムやアデニウムなど。
子株
(Offset / Pup)栽培親株の根元や葉から育つ小さな株。株分けで簡単に増やせる。
さ行
挿し木
(Stem Cutting)栽培枝や茎を切り取り用土に挿して発根させ、株を増やす繁殖方法。
CO2添加
(CO2 Injection)水草水草の光合成を促すため、水中に二酸化炭素を供給すること。
遮光
(Shading)栽培寒冷紗などで直射日光を和らげ光量を抑えること。葉焼け防止に有効。
水中葉
(Submerged Leaf)水草水中で展開する水草の葉。水上葉とは形や色が異なることが多い。
た行
多肉植物
(Succulent)植物葉・茎・根に水分を蓄える植物の総称。乾燥に強く水やり頻度が少ない。
テラリウム
(Terrarium)一般ガラス容器の中で植物を育てる栽培スタイル。多湿を好む植物に向く。
徒長
(Etiolation)栽培日照や風通しの不足で茎が間延びし、ひょろひょろに育つこと。
トリミング
(Trimming)水草伸びすぎた水草を切り戻し、草姿やレイアウトを整える作業。
な行
根腐れ
(Root Rot)栽培過湿や排水不良で根が傷み腐ること。水のやりすぎが主な原因。
根詰まり
(Root-Bound)栽培鉢の中で根が密集して成長が鈍る状態。植え替えのサイン。
は行
培養土
(Potting Mix)栽培植物の生育に適した、あらかじめ配合された土。
発根管理
(Root Development Care)栽培未発根の塊根植物やカット株に根を出させる管理。温度・湿度・風通しの管理が重要。
葉焼け
(Leaf Scorch)栽培強い直射日光で葉の組織が傷み、変色する現象。
パルダリウム
(Paludarium)一般水辺と陸地を組み合わせたテラリウム。シダや着生植物、水草の育成・観賞に向く。
斑入り
(Variegation)育種葉や茎の一部の葉緑素が抜けて模様になる現象。希少な斑入り株は高値で取引される。
プラグ苗
(Plug Seedling)取引小さなポットやトレイで育てられた苗。根がしっかり張った状態で流通し、植え付けが容易。
ベアルート
(Bare Root)取引用土を落とし根をむき出しにした状態で流通する株。主に輸入の塊根植物などで見られる。
ま行
実生
(Seed-Grown)育種種子から育てること、または種子から育った株。
水苔
(Sphagnum Moss)栽培保水性の高い乾燥ミズゴケ。蘭や着生植物の植え込み材として使われる。
水やり
(Watering)栽培植物に水を与えること。種類や季節で頻度が異なり、与えすぎは根腐れの原因になる。
や行
用土
(Growing Medium)栽培植物を植えるための土。赤玉土・鹿沼土・軽石などを種類に合わせて配合する。
ら行
ロゼット
(Rosette)植物葉が地際から放射状に重なって広がる草姿。アガベや多肉植物に多い。
わ行
矮性
(Dwarf Habit)植物同じ種でも小型にとどまる性質。盆栽や小鉢向きの品種に多い。