アガベ・チタノタ フィリグリー
中級者向けAgave oteroi 'Filigree'
幅広で短い灰緑色の葉に、細長くうねる無数の爪がまつ毛のように並ぶ選抜株。米国の生産者が FO-076 の実生から選び2010年に発表した来歴のはっきりした品種で、学術上は Agave oteroi の園芸品種。
概要
フィリグリーは、日本ではチタノタの名で売られることが多い選抜株ですが、作出した米国の生産者は Agave oteroi 'Filigree' としています。米国の生産者の記録によると、2004年にカリフォルニア州の愛好家の庭で開花した FO-076(採集者フェリペ・オテロの採集番号で、のちに Agave oteroi として記載された植物)から2005年に種子を採り、その実生の中から締まった株姿とまつ毛のような長い爪で選抜し、2010年に命名・発表しました。葉は幅広でごく短い灰緑色で、葉先の棘は赤褐色、縁には細長くうねって反り返る爪が並びます。爪は金色がかって出て、古くなると灰白色に変わります。生長はゆっくりで、高さ30〜60cm・幅60〜90cmほどになります。国内の多肉植物図鑑は、爪がとても多くうねって見える点と、王妃甲蟹錦に近い丸いフォルムを見分けどころに挙げ、中国語名を「圓葉拇指」としています。綴化した株も別名で流通します。日本では専門店や通販で広く扱われています。
アガベ・チタノタ フィリグリーの大きさ
アガベ・チタノタ フィリグリーの成体サイズは高さ30〜60cm・幅60〜90cmほどです。
基本情報
原産地
米国カリフォルニア州の生産者が FO-076(A. oteroi)の実生から選抜。原種はメキシコ・プエブラ州とオアハカ州の境付近
寿命
多年生。開花したロゼットは枯れ、子株で更新される
サイズ
高さ30〜60cm・幅60〜90cmほど
適温
5〜40℃
水やり・肥料
多肥は不要(生育期に少量の緩効性肥料で足りる)
栽培ポイント
日当たり・置き場所
日なたを好むが、米国の生産者は暑い内陸では午後の強い日差しを避けるとよいとしている。日照不足では葉が伸びる。
水やり
夏の多湿を嫌うので乾かしぎみに。冬は月1回程度を目安にごく控えめにする。
温度・冬越し
米国の生産者は短時間なら-5℃前後に耐えたとするが、それ以下では葉の縁が傷むことがある。冬は日当たりのよい室内で管理すると安心。
用土・植え替え
水はけのよい用土で。子株を株分けして増やせる。
注意点
作出元の記録では Agave oteroi の品種。綴化株は別名で流通する。爪が多くうねる点と、短く幅広い葉で見分ける。
アガベ・チタノタ フィリグリーのよくある質問
Qアガベ・チタノタ フィリグリーの栽培難易度は?
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
Qアガベ・チタノタ フィリグリーはどのくらいの大きさになる?
アガベ・チタノタ フィリグリーの成体サイズは高さ30〜60cm・幅60〜90cmほどです。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qアガベ・チタノタ フィリグリーの水やり・肥料は?
アガベ・チタノタ フィリグリーの水やり・肥料は「多肥は不要(生育期に少量の緩効性肥料で足りる)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Qアガベ・チタノタ フィリグリーの値段の相場は?
アガベ・チタノタ フィリグリーの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
規制・法令・保全ステータス
ワシントン条約(CITES)の附属書には掲載されていません。外来生物法の特定外来生物・未判定外来生物にも該当しません。種苗法の登録品種ではありません(2026年9月時点で Agave の登録品種はありません)。
出典: Species+(CITES)Agave oteroi の照会:掲載なし / 環境省 特定外来生物等一覧(Agave 属の掲載なしを確認) / 農林水産省 品種登録データベース(Agave の登録品種なし)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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