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ハエトリソウ・レッドドラゴン
中級者向けDionaea muscipula 'Akai Ryu'
株分けと植え替えを続ければ世代を超えて維持できる多年草で、「すぐ枯れる」原因の多くは冬の休眠不足・水道水・施肥です。全体が深紅に染まる人気品種レッドドラゴンの発色と育て方も解説します。
概要
レッド・ドラゴン(Dionaea muscipula 'Akai Ryu')は、ハエトリソウの園芸品種の中でも最も広く普及する赤色品種のひとつ。強い直射日光下では葉全体が深紅に染まり、その鮮烈な色合いが名前の由来。国際食虫植物協会(ICPS)の栽培品種登録上の名前は日本語の 'Akai Ryu'(赤い竜)で、R. Gagliardo が1996年に発表し1998年に登録した。'Red Dragon' はその英訳として広まった名前である。自生種と同じくノースカロライナ州原産の湿地帯環境を模した管理が必要で、用土はミズゴケ単体またはピートモス+パーライトを使用し、肥料は厳禁。水やりは腰水(底面給水)で常に湿潤を保ち、純水・雨水のみを使用する。光量が不足すると赤みが薄れ緑がかってくるため、できるだけ屋外の直射日光に当てることが発色の鍵。成体は直径5〜10cm程度。トラップ自体は標準的なサイズだが、その真紅の姿が食虫植物コレクターに特に人気。特に冬に地上部が黒く枯れ込むのは休眠による正常な姿で、枯死と誤解して処分しないことが重要。休眠中も地中の球根(鱗茎)は生きており、春には新芽を吹く。枯らす三大原因は「休眠させない暖房環境」「水道水のミネラル蓄積」「施肥」。基本種と同じく純水・腰水・無肥料・冬の低温休眠を守れば長く楽しめる。
ハエトリソウ・レッドドラゴンの寿命
ハエトリソウ・レッドドラゴンの寿命は10〜20年です。
寿命は株としておよそ10〜20年だが、ハエトリソウは株分けと植え替えを続ければ世代を重ねて維持できる多年草で、「すぐ枯れる」という印象の多くは管理ミスによるもの。
ハエトリソウ・レッドドラゴンの大きさ
ハエトリソウ・レッドドラゴンの成体サイズは5〜10cmです。
ハエトリソウ・レッドドラゴンの適温(温度・湿度)
冬は5〜10℃で休眠させる。
基本情報
原産地
園芸品種(原種はノースカロライナ州・サウスカロライナ州の湿地帯)
寿命
10〜20年
サイズ
5〜10cm
適温
10〜30℃
湿度
60〜90%
水やり・肥料
昆虫(自動捕獲)
栽培ポイント
日当たり・置き場所
屋外の強い直射日光に当てることが深紅の発色の鍵。光量不足では赤みが薄れて緑がかってくる。
水やり
腰水(底面給水)で常に湿潤を保ち、純水・雨水のみを使う。水道水のミネラル蓄積は枯らす三大原因のひとつ。
用土・植え替え
ミズゴケ単体、またはピートモス+パーライトを使う。株分けと植え替えを続ければ、世代を重ねて長く維持できる。
肥料
肥料は厳禁で、施肥は枯らす三大原因のひとつ。養分は光合成と捕らえた昆虫で足りる。
休眠期の管理
冬は5〜10℃で休眠させ、暖房環境に置かない。地上部が黒く枯れ込むのは正常で、地中の球根は生きており春に新芽を吹く。
病害虫・注意点
冬の枯れ込みを枯死と誤解して処分しないこと。「すぐ枯れる」印象の多くは休眠・水・肥料の管理ミスによる。
ハエトリソウ・レッドドラゴンのよくある質問
Qハエトリソウ・レッドドラゴンの栽培難易度は?
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
Qハエトリソウ・レッドドラゴンの寿命はどれくらい?
ハエトリソウ・レッドドラゴンの平均寿命は10〜20年です。適切な栽培環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
Qハエトリソウ・レッドドラゴンはどのくらいの大きさになる?
ハエトリソウ・レッドドラゴンの成体サイズは5〜10cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qハエトリソウ・レッドドラゴンの水やり・肥料は?
ハエトリソウ・レッドドラゴンの水やり・肥料は「昆虫(自動捕獲)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Qハエトリソウ・レッドドラゴンの値段の相場は?
ハエトリソウ・レッドドラゴンの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月25日
栽培スペック
- USDA耐寒ゾーン
- 5–8
- 耐寒性(RHS)
- H3
出典: Missouri Botanical Garden - Dionaea muscipula (Zone 5-8) / RHS Find a Plant - Dionaea muscipula (H3)
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
学名(受理名): Dionaea muscipula J.Ellis 'Akai Ryu'
別名(シノニム): Drosera sessiliflora Raf., Dionaea sessiliflora Raf., Dionaea sensitiva Salisb., Drosera uniflora Raf., Dionaea uniflora Raf., Dionaea corymbosa Raf.
品種クラス: 栽培品種(cultivar)
作出者: Ron Gagliardo (1998)
受賞: ICPS登録栽培品種
典拠データベース: GBIF · POWO · ICPS 栽培品種登録(国際食虫植物協会)
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
園芸品種だが種Dionaea muscipulaとしてCITES附属書II(取引規制は種単位)。IUCNは栽培品種に適用なし。
出典: CITES Appendices (carnivorous plants) - ICPS/Barry Rice / CITES & Carnivorous Plant Checklist (RBG Kew)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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