ハエトリソウ・シャークティース
中級者向けDionaea muscipula 'Shark Teeth'
縁の毛が短いギザギザの歯になるタイプとして流通するハエトリソウの品種名。ICPSの登録品種一覧には無い名前で、作出者や基準となる株ははっきりしない。育て方は基本種と同じ。
概要
シャークティース(Shark Teeth)は、捕虫葉の縁毛が短い歯状になるハエトリソウとして国内のオークションなどで売られている流通名。国際食虫植物協会(ICPS)の登録品種一覧を確認すると、この名前の品種は登録されておらず、作出者や作出年、基準となる株の記載も見当たらない。縁毛が短い三角の歯になる形質は 'Dentate Traps'、'Sawtooth'、'Jaws' など複数の登録品種に共通し、ICPSでは 'Dentate Traps' を中心とするグループとして扱われている。登録品種の中には 'Shark Mirror' や 'Korean Melody Shark' のように「シャーク」を含む名前もあるため、シャークティースがこれらのどれかの別名なのか、独自の選抜株なのかは分からない。同じ名前でも出品元によって株が異なる可能性があり、見た目の特徴は購入前に写真で確かめるのが確実。親の種ハエトリソウは米国ノースカロライナ州・サウスカロライナ州の湿地に自生する1属1種の食虫植物。歯状の縁毛をもつ品種も普通の個体と同じように虫を捕らえ、管理は基本種と同じで、よく日に当て、純水で腰水にし、肥料は与えず、屋外では冬に休眠させる。増やすときは株分けで形質を保つ。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
基本情報
原産地
流通名(作出地は不明。原種は米国ノースカロライナ州・サウスカロライナ州の湿地)
寿命
多年草(株分けで長く維持できる)
サイズ
株の大きさの資料は少ない
適温
10〜30℃
湿度
60〜90%
水やり・肥料
肥料は与えない(昆虫を捕らえる)
栽培ポイント
日当たり・置き場所
屋外の直射日光に当てる。室内では窓辺では光が足りず、白色LEDで1日14時間ほど照らす。
水やり
鉢を純水の腰水に常に浸けておく。水道水は溶けた塩類が多いと傷むので、蒸留水・RO水・雨水を使う。
用土・植え替え
ミズゴケ、ピート、ピートと砂の1:1配合で育つ。株が鉢いっぱいになったら株分けして植え替える。
肥料
用土に肥料は入れない。生育が鈍ったら捕虫葉に虫や戻した乾燥赤虫を与える。
休眠期の管理
屋外で冬に凍る環境では休眠させる。冬に葉が黒く枯れても地中の株は生きている。
病害虫・注意点
登録の無い流通名のため、同名でも株が違うことがある。購入時は現品の写真で縁の歯の形を確かめる。
ハエトリソウ・シャークティースのよくある質問
Qハエトリソウ・シャークティースの栽培難易度は?
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
Qハエトリソウ・シャークティースの水やり・肥料は?
ハエトリソウ・シャークティースの水やり・肥料は「肥料は与えない(昆虫を捕らえる)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Qハエトリソウ・シャークティースの値段の相場は?
ハエトリソウ・シャークティースの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
学名(受理名): Dionaea muscipula 'Shark Teeth' Ellis
典拠データベース: GBIF · GBIF Dionaea muscipula Ellis
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
ハエトリソウ(Dionaea muscipula)はワシントン条約(CITES)附属書IIに掲載されており、園芸品種も種として扱われる。国外との輸出入には輸出許可書などの手続きが必要だが、国内での売買・栽培に手続きは要らない。種苗法の品種登録はされていない。
出典: Species+(CITES)Dionaea muscipula / 農林水産省 品種登録データベース
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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