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ハエトリソウ・ジョーズ

中級者向け

Dionaea muscipula 'Jaws'

縁毛が短い三角の歯になり、半開きの捕虫葉がサメの顎のように見えるハエトリソウ。大きく色づきのよい捕虫葉も特徴。米国で交配・選抜され2002年にICPS登録された品種。

栽培難易度
中級者向け
適正温度
10〜30℃
寿命
多年草(株分けで長く維持できる)
サイズ
株の大きさの資料は少ない(捕虫葉は大きめ)
湿度
60〜90%
水やり・肥料
肥料は与えない(昆虫を捕らえる)

概要

ジョーズ(Dionaea muscipula 'Jaws')は、米国カリフォルニア州のL. Song Jr.が作出し、2002年に国際食虫植物協会(ICPS)へ登録されたハエトリソウの品種。作出者の記載では、縁毛が短い歯状に変化した 'Dentate Traps' を花粉親に、捕虫葉が一貫して大きく中程度に赤く色づく株を種子親にして交配し、その実生から選んだ。捕虫葉の縁は花粉親ゆずりの歯状で、捕虫葉が大きく発色がよい点は種子親に似る。半ば閉じた捕虫葉がサメの顎に見えることが名前の由来。生育は旺盛で、普通の縁毛が無くても虫を捕らえる。縁が歯状になる品種は 'Dentate Traps' や 'Sawtooth' など複数あり、歯の形だけで見分けるのは難しい。名前の似た 'Jaws Smiley' はオランダで登録された別品種で、捕虫葉が長く後ろへ反り、ロゼット全体がねじれて見える。国内ではジョーズとジョーズスマイリーが並んで流通するため、購入時は品種名を確かめたい。親の種ハエトリソウは米国ノースカロライナ州・サウスカロライナ州の湿地に自生する。性質を保つには栄養繁殖で増やし、管理は基本種と同じく日当たり、純水での腰水、無肥料、冬の休眠が基本になる。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

基本情報

原産地

園芸品種(米国で交配・選抜。原種は米国ノースカロライナ州・サウスカロライナ州の湿地)

寿命

多年草(株分けで長く維持できる)

サイズ

株の大きさの資料は少ない(捕虫葉は大きめ)

適温

10〜30℃

湿度

60〜90%

水やり・肥料

肥料は与えない(昆虫を捕らえる)

栽培ポイント

日当たり・置き場所

屋外の直射日光が最適で、よく当てるほど捕虫葉の内側が赤く色づく。室内では白色LEDで1日14時間ほど照らす。

水やり

鉢を純水の腰水に常に浸けておく。水位は用土表面から5cm以上下に保ち、株元を水浸しにしない。

用土・植え替え

ミズゴケ、ピート、ピートと砂の1:1配合で育つ。鉢いっぱいに育ったら1〜2年ごとに株分けして植え替える。

肥料

用土に肥料は入れない。捕虫葉に虫や戻した乾燥赤虫を与えると大きく育つ。

休眠期の管理

屋外で冬に凍る環境では休眠させる。冬の枯れ込みは正常で、春に新しい葉が出る。

病害虫・注意点

名前の似た 'Jaws Smiley' と混同されやすい。ねじれた長い捕虫葉なら別品種なので、ラベルと株姿を確かめる。

食虫植物ハエトリソウギザ歯系登録品種

ハエトリソウ・ジョーズのよくある質問

Qハエトリソウ・ジョーズの栽培難易度は?
A

中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。

Qハエトリソウ・ジョーズの水やり・肥料は?
A

ハエトリソウ・ジョーズの水やり・肥料は「肥料は与えない(昆虫を捕らえる)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qハエトリソウ・ジョーズの値段の相場は?
A

ハエトリソウ・ジョーズの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Dionaea muscipula 'Jaws' Ellis

作出者: L. Song Jr.

典拠データベース: GBIF · GBIF Dionaea muscipula Ellis · ICPS 登録栽培品種 Dionaea 'Jaws'(2002年登録)

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書II

ハエトリソウ(Dionaea muscipula)はワシントン条約(CITES)附属書IIに掲載されており、園芸品種も種として扱われる。国外との輸出入には輸出許可書などの手続きが必要だが、国内での売買・栽培に手続きは要らない。種苗法の品種登録はされていない。

出典: Species+(CITES)Dionaea muscipula / 農林水産省 品種登録データベース

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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