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ピンギキュラ・アフロディーテ (Pinguicula 'Aphrodite')

出典: Wikimedia Commons

ピンギキュラ・アフロディーテ

初心者向け

Pinguicula 'Aphrodite'

P. agnataとP. moctezumaeを交配したチェコ生まれのムシトリスミレ。細長く弓なりに反る葉と、咲き始めの濃い紫から桃色へ色が変わる直径4cmにもなる大輪の花が特徴。

栽培難易度
初心者向け
適正温度
10〜30℃
寿命
多年草(株分けや葉挿しで長く維持できる)
サイズ
夏の葉は長さ12cm・幅2cmまで、花は直径4cmまで
湿度
60〜90%
水やり・肥料
肥料はほぼ不要(葉の粘液で小さな虫を捕らえる)

概要

アフロディーテ(Pinguicula 'Aphrodite')は、メキシコ産のP. agnataとP. moctezumaeを交配して作られたムシトリスミレの品種。チェコのJ. フリーセクとK. パーシェクが1998年6月に交配し、2001年に国際食虫植物協会(ICPS)に登録された。名はギリシャ神話の愛と美の女神にちなむ。登録時の記載によると、夏のロゼットは最大15枚の非常に細長い葉からなり、葉は長さ12cm・幅2cmまで。先は丸く、最後に小さくとがる。葉は立ち上がって途中から弓なりに下がり、縁は下向きに巻く。強い日差しでは葉の縁が赤みを帯び、中肋は緑のまま残る。冬はロゼットが小さくなる一方で葉数が25枚ほどに増え、長さ5〜6cmの平たい明るい緑の葉になる。花はほぼ一年中咲き、冬にいちばん多く開く。咲き始めは小さめの濃い紫で、日がたつにつれ大きくなって桃色に褪せる。成熟した花は直径4cmに達し、喉の部分は明るい黄色。距は1.5cmほど、花茎は15cmほど。細く長い葉と、色の変わる大きな花の組み合わせが、ほかのメキシコ産交配種と見分ける目印になる。国内では育て方の説明書付きの鉢植えなどとして通販で扱われる。親のP. moctezumaeも国内で流通している。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

ピンギキュラ・アフロディーテの大きさ

ピンギキュラ・アフロディーテの成体サイズは夏の葉は長さ12cm・幅2cmまで、花は直径4cmまでです。

基本情報

原産地

園芸交配種(1998年チェコで作出、親はメキシコ産の原種)

寿命

多年草(株分けや葉挿しで長く維持できる)

サイズ

夏の葉は長さ12cm・幅2cmまで、花は直径4cmまで

適温

10〜30℃

湿度

60〜90%

水やり・肥料

肥料はほぼ不要(葉の粘液で小さな虫を捕らえる)

栽培ポイント

温度・冬越し

夏は暖かく湿った環境で食虫葉を出し、冬は涼しく乾かし気味にすると多肉質の冬葉に替わって休む。室内の窓辺の環境によく合う。

日当たり・置き場所

明るい窓辺か照明の下で育てる。強い光では葉の縁が赤みを帯びるが、真夏の強い直射日光は避ける。

水やり

食虫葉を出す夏は受け皿に2cmほどまでの水を張ってよい。多肉質の冬葉になったら、1週間ほど乾かしてから水を与える。

用土・植え替え

湿地の植物ではないので、ピート・粗い砂・パーライトを等量に混ぜ、苦土石灰を加えてアルカリ寄りにした用土が向く。植え替えや株分けは冬の休眠中がよい。

増やし方

品種の性質を保つには、葉挿しや株分けなど栄養繁殖で増やす。種子から育てた株は同じ品種にならない。

病害虫・注意点

ピンギキュラには殺菌剤が害になるので使わない。キノコバエの幼虫が葉を食害するため、用土の表面に粗い砂を薄く敷くとよい。

食虫植物ピンギキュラムシトリスミレ交配品種登録品種

ピンギキュラ・アフロディーテのよくある質問

Qピンギキュラ・アフロディーテの栽培難易度は?
A

初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。

Qピンギキュラ・アフロディーテはどのくらいの大きさになる?
A

ピンギキュラ・アフロディーテの成体サイズは夏の葉は長さ12cm・幅2cmまで、花は直径4cmまでです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qピンギキュラ・アフロディーテの水やり・肥料は?
A

ピンギキュラ・アフロディーテの水やり・肥料は「肥料はほぼ不要(葉の粘液で小さな虫を捕らえる)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qピンギキュラ・アフロディーテの値段の相場は?
A

ピンギキュラ・アフロディーテの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Pinguicula 'Aphrodite' J.Flisek & K.Pasek

作出者: J. Flísek & K. Pášek

典拠データベース: GBIF · GBIF Pinguicula L.(属) · ICPS 登録栽培品種 Pinguicula 'Aphrodite'(2001年登録、P. agnata × P. moctezumae)

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES 規制対象外

ワシントン条約(CITES)の対象外で、国内での売買・栽培に手続きは要らない。種苗法の品種登録はされていない。

出典: Species+(CITES)検索結果 Pinguicula(該当なし) / 農林水産省 品種登録データベース

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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