
出典: Wikimedia Commons
ピンギキュラ・ルテア
上級者向けPinguicula lutea
米国南東部のサバンナや砂質の湿地に生えるムシトリスミレ。ムシトリスミレ属では珍しい鮮やかな黄色の花を春に咲かせ、黄緑色の葉のロゼットは直径15cmほどになる。
概要
ピンギキュラ・ルテア(Pinguicula lutea)は、米国南東部のメキシコ湾沿岸平野に分布するムシトリスミレ属の原種で、英名はイエロー・バターワート。アラバマ、ジョージア、ミシシッピ、ノースカロライナ、サウスカロライナ、フロリダ、ルイジアナ南東部に見られる。松林の開けた場所や湿ったサバンナ、砂質の湿地に生え、南部の他のムシトリスミレより乾いた場所を好む。土はpH5〜6ほどの酸性で養分が乏しい。暖温帯性の種で、一年中同じ形の葉のロゼットで過ごし、凍結に耐える仕組みは持たない。葉は黄緑色で長さ5〜7.5cm・幅2.5cmほど、先がとがって縁が内側に巻き、ロゼットは直径15cmに達する。花は2〜5月に咲き、鮮やかな黄色〜麦わら色(まれに白)で、直径1〜3cm、長さ1cmほどの細い距がある。花弁に切れ込みが入ることが多い。国内ではフロリダ州リバティ郡産の無菌播種株などがオークションに出る。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
ピンギキュラ・ルテアの寿命
暖温帯性のムシトリスミレは寿命の短い多年草で、花を咲かせすぎて株が衰えることもあるため、種子を採って更新しながら育てるのが基本。
ピンギキュラ・ルテアの大きさ
ピンギキュラ・ルテアの成体サイズはロゼットの直径15cmまで、花は直径1〜3cmです。
基本情報
原産地
米国南東部(メキシコ湾沿岸平野のサバンナ・砂質湿地)
寿命
寿命の短い多年草
サイズ
ロゼットの直径15cmまで、花は直径1〜3cm
適温
10〜30℃
湿度
60〜90%
水やり・肥料
肥料はほぼ不要(葉の粘液で小さな虫を捕らえる)
栽培ポイント
日当たり・置き場所
自生地は松林の開けた場所やサバンナ。明るい場所で育て、真夏は半日陰になる程度がよい。
水やり
用土は常に湿らせておく。南部の他のムシトリスミレより乾いた場所に生えるので、水浸しにはしない。
温度・冬越し
一年中同じ葉で過ごし、凍結に耐える仕組みを持たない。冬は凍らない場所に取り込むか、屋外なら霜よけをする。
用土・植え替え
ピート3・珪砂1・パーライト1の配合か、ピート単体で育てる。苔や藍藻に覆われてきたら新しい用土に植え替える。
増やし方
寿命の短い多年草で、長く楽しむには種子を採ることが欠かせない。自家受粉しにくいので、筆で花粉を付けて受粉させる。種子は15℃以上で2〜4週間ほどで発芽する。
ピンギキュラ・ルテアのよくある質問
Qピンギキュラ・ルテアの栽培難易度は?
上級者向け。上級者向けの品種です。高度な栽培技術と専門的な設備が必要で、環境の細かい調整が求められます。
Qピンギキュラ・ルテアはどのくらいの大きさになる?
ピンギキュラ・ルテアの成体サイズはロゼットの直径15cmまで、花は直径1〜3cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qピンギキュラ・ルテアの水やり・肥料は?
ピンギキュラ・ルテアの水やり・肥料は「肥料はほぼ不要(葉の粘液で小さな虫を捕らえる)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Qピンギキュラ・ルテアの値段の相場は?
ピンギキュラ・ルテアの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
学名(受理名): Pinguicula lutea Walter
典拠データベース: GBIF · GBIF Pinguicula lutea Walter
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
ワシントン条約(CITES)の対象外で、国内での売買・栽培に手続きは要らない。
出典: Species+(CITES)検索結果 Pinguicula lutea(該当なし)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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