メインコンテンツへスキップ

富貴蘭 玉金剛

初心者向け

Vanda falcata 'Tamakongo'

富貴蘭(フウランの園芸品種)のうち、斑のない「無地」の豆葉系の代表銘品。短く幅広い葉が詰まって小柄にしまった株姿が見どころで、富貴蘭の中でもよく普及した品種として知られます。

栽培難易度
初心者向け
適正温度
15〜30℃
寿命
多年生。個々の葉は4〜5年、長いと8年ほど残る
サイズ
小型(豆葉)
湿度
50〜70%
水やり・肥料
生育期にごく薄い液体肥料を控えめに

概要

玉金剛(たまこんごう)は、日本原産の着生ラン、フウラン(Vanda falcata、旧学名 Neofinetia falcata)の園芸品種群「富貴蘭」の一つです。富貴蘭は江戸時代から葉の形や斑、軸や根の色などの変化を「芸」として選び、名前をつけて受け継いできた古典園芸植物で、日本富貴蘭会の登録品種は約250を数えます。玉金剛は葉に斑の入らない「無地」の品種で、葉が短く詰まる「豆葉」の系統に属し、小柄で幅広く、しまった株姿が見どころです。普通のフウランが細長い葉をすんなり伸ばすのに対し、玉金剛は短い葉が左右交互に重なり、こぢんまりとまとまります。富貴蘭の中でもよく普及した品種で、最初の一鉢として選ばれることの多い品種です。なお「玉金剛萌黄覆輪」のように玉金剛の名を含む斑入りの株は別の名前で流通しており、無地の玉金剛とは別物なので、名前を確かめて選びます。近年は実生の中から優れた個体が選ばれることも増えており、購入は富貴蘭を扱う専門店で品種名の確かな株を選ぶのが安心です。国内では富貴蘭専門店や通販で広く流通しています。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

富貴蘭 玉金剛の寿命

富貴蘭 玉金剛の寿命は多年生。個々の葉は4〜5年、長いと8年ほど残るです。

基本情報

原産地

園芸品種(親種フウランは日本・朝鮮半島・中国に分布)

寿命

多年生。個々の葉は4〜5年、長いと8年ほど残る

サイズ

小型(豆葉)

適温

15〜30℃

湿度

50〜70%

水やり・肥料

生育期にごく薄い液体肥料を控えめに

栽培ポイント

日当たり・置き場所

夏は遮光して明るい日陰に置き、冬はよく日に当てます。自生地では夏は木陰、冬は落葉した木の下でよく日が当たる環境です。

水やり

植え込みの水苔が乾いたらたっぷり与えます。生育は非常に遅く、1本の茎から出る新しい葉は年に2〜3枚程度です。

温度・冬越し

日本の暖地に自生する着生ランで、暑さ寒さには比較的強いですが、冬は凍結や霜に当てないよう保護します。

用土・植え替え

水苔を山形に盛り、その頂に植える富貴蘭独特の植え方が一般的です。水苔の塊は中心を空洞にして通気を確保します。株分けは子株が十分に育ってから行います。

品種の見分け方

斑のない無地・豆葉で、短く幅広い葉が詰まった小柄な姿が玉金剛の特徴です。「玉金剛萌黄覆輪」など斑入りの株は別の名前で扱われるため、名前と芸を確かめて選びます。

病害虫・注意点

親種のフウランは国内の自生種です。山採りの株ではなく栽培増殖された株を選んでください。

ラン富貴蘭フウラン古典園芸植物豆葉

富貴蘭 玉金剛のよくある質問

Q富貴蘭 玉金剛の栽培難易度は?
A

初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。

Q富貴蘭 玉金剛の寿命はどれくらい?
A

富貴蘭 玉金剛の平均寿命は多年生。個々の葉は4〜5年、長いと8年ほど残るです。適切な栽培環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。

Q富貴蘭 玉金剛の水やり・肥料は?
A

富貴蘭 玉金剛の水やり・肥料は「生育期にごく薄い液体肥料を控えめに」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Q富貴蘭 玉金剛の値段の相場は?
A

富貴蘭 玉金剛の価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Vanda falcata 'Tamakongo' (Thunb.) Beer

別名(シノニム): Neofinetia falcata (Thunb.) Hu, Angraecum falcatum (Thunb.) Lindl., Orchis falcata Thunb., Holcoglossum falcatum (Thunb.) Garay & H.R.Sweet

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書II

ラン科は科全体がワシントン条約(CITES)附属書 II に掲載されています(Species+ で確認)。国際取引には輸出許可などの手続きが必要ですが、国内での売買・譲渡に登録は要りません。 園芸品種もフウラン(Vanda falcata)としてラン科の附属書 II に含まれます(人工増殖したバンダ属の交配種の適用除外は、種内の品種には当てはまりません)。種苗法の登録品種ではありません(農林水産省の品種登録データベースで該当なし)。親種のフウランは環境省レッドリストで絶滅危惧II類(VU)です。 日本の自生種で、種の保存法の国内希少野生動植物種には指定されていません(環境省の一覧で確認)。ただし都道府県の条例で野生株の採取が規制されている地域があるため、山採り株ではなく栽培・増殖された株を選んでください。

出典: Species+(CITES) / 環境省: 国内希少野生動植物種一覧

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

関連コラム

コラムをもっと見る →

お探しの株が見つかりませんか?

希望の条件を無料で投稿すると、条件に合う株を持つ生産者から紹介が届きます。