アガベ・シャークスキン
中級者向けAgave nickelsiae × scabra 'Sharkskin'
鮫肌のようなざらりとした質感の、暗い灰緑色の厚い三角形の葉が整然と並ぶ大型の交配種。葉の縁に鋸歯がなく滑らかで、葉先に太く鋭い棘だけが目立つ。メキシコで見つかった自然交雑種とされる。
概要
シャークスキンは、鮫肌のような葉の質感と色から名付けられた大型のアガベです。米国の生産者の記録では、笹の雪のフェルディナンディ・レギス型(現在は A. nickelsiae として記載)と、現在はアスペリマの亜種とされるスカブラとの間で自然に生じた交雑種とされます。国内の多肉植物図鑑は、1970年代初めにメキシコで見つかったと紹介しています。株は高さ90cm・幅90〜120cmほどになり、厚い三角形の暗い灰緑色の葉が等間隔に並び、葉の縁は滑らかで鋸歯がなく、葉先に太く目立つ棘があります。子株を出して群生します。生長はゆっくりで、6年で径45cmほどという記録もあります。'Ruth Bancroft' の名で流通することもありますが、この名は混乱のもとで、米国の庭園の株に由来する系統は 'Sharkskin Shoes' と呼び分けられ、こちらは葉がより立ち上がり、コナカイガラムシの被害を受けにくいとされます。日本では流通量が少なく、主に専門店が扱っています。
アガベ・シャークスキンの大きさ
アガベ・シャークスキンの成体サイズは高さ90cm・幅90〜120cmほどです。
基本情報
原産地
メキシコで見つかった自然交雑種とされる
寿命
多年生。開花したロゼットは枯れ、子株で更新される
サイズ
高さ90cm・幅90〜120cmほど
適温
5〜40℃
水やり・肥料
多肥は不要(生育期に少量の緩効性肥料で足りる)
栽培ポイント
日当たり・置き場所
日なたで育てる。大きくなるので、鉢植えでも置き場所に余裕をもたせる。
水やり
乾燥に強く、水やりは少なくてよい。やや水はけのよい用土で乾いてから与える。
温度・冬越し
米国の生産者は-6℃前後まで耐えたとしている。鉢植えは強い霜を避けて冬越しさせる。
用土・植え替え
水はけのよい用土で。子株を出すので株分けで増やせる。
病害虫・注意点
コナカイガラムシがつきやすいとされるので、葉の付け根をときどき点検する。葉先の棘は太く鋭い。
アガベ・シャークスキンのよくある質問
Qアガベ・シャークスキンの栽培難易度は?
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
Qアガベ・シャークスキンはどのくらいの大きさになる?
アガベ・シャークスキンの成体サイズは高さ90cm・幅90〜120cmほどです。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qアガベ・シャークスキンの水やり・肥料は?
アガベ・シャークスキンの水やり・肥料は「多肥は不要(生育期に少量の緩効性肥料で足りる)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Qアガベ・シャークスキンの値段の相場は?
アガベ・シャークスキンの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
学名(受理名): Agave nickelsiae × scabra 'Sharkskin'
典拠データベース: GBIF(親 A. victoriae-reginae)
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
交配親のフェルディナンディ・レギス(CITES では笹の雪 Agave victoriae-reginae と同じ種として扱われる)がワシントン条約(CITES)附属書IIに掲載されています。CITES では掲載種を親にもつ植物の交配種も原則として条約の対象になるため、この交配種も附属書IIと同じ扱いになります。海外との輸出入には CITES の許可書が必要ですが、国内での売買・譲渡に登録や届出は不要です。外来生物法の特定外来生物・未判定外来生物には該当しません。種苗法の登録品種ではありません(2026年9月時点で Agave の登録品種はありません)。
出典: Species+(CITES)Agave victoriae-reginae の照会:附属書II / 環境省 特定外来生物等一覧(Agave 属の掲載なしを確認) / 農林水産省 品種登録データベース(Agave の登録品種なし)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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