
出典: Wikimedia Commons
デンドロビウム・クリソトキサム
中級者向けDendrobium chrysotoxum
鮮やかな黄金色の花を房状に咲かせるデンドロビウム。蜂蜜のような甘い芳香がある。
概要
デンドロビウム・クリソトクサム(Dendrobium chrysotoxum)はインド北東部・ミャンマー・タイ・中国南部・ベトナムの標高300〜1,500mの山地林に着生する原種デンドロビウムです。草丈20〜40cmで、棍棒状(上部が太い)の偽球茎に革質葉をつけます。春(3〜5月)に花茎から下垂する花穂に10〜20輪以上の鮮やかな黄金色の花を咲かせます。花径は3〜5cmで、蜂蜜のような甘い強い芳香を放ちます。リップはオレンジ色の毛深いフリルが特徴的です。生育期(春〜秋)は強い光(直射日光可)と十分な水・施肥を行います。バーク・軽石で水はけよく植え込みます。黄金色の豪華な花と強い芳香から愛好家に人気の高い原種です。
デンドロビウム・クリソトキサムの寿命
デンドロビウム・クリソトキサムの寿命は10年以上です。
デンドロビウム・クリソトキサムの大きさ
デンドロビウム・クリソトキサムの成体サイズは20〜40cmです。
デンドロビウム・クリソトキサムの適温(温度・湿度)
デンドロビウム・クリソトキサムの適温は12〜30℃です。
管理は冬に落葉して低温・乾燥の休眠が必要で、この時期の水控えと低温(10℃以下)が花芽形成の鍵です。
基本情報
原産地
インド北東部・ミャンマー・タイ・中国南部・ベトナム(標高300〜1500m)
寿命
10年以上
サイズ
20〜40cm
適温
12〜30℃
湿度
50〜70%
栽培ポイント
日当たり・置き場所
生育期(春〜秋)は強い光を好み、直射日光にも当てられます。明るい場所で偽球茎を太らせます。
水やり
生育期は十分な水を与えて偽球茎を太らせます。冬は水を控え、乾燥した休眠に入らせます。
温度・冬越し
12〜30℃で育ちます。冬は水を控えて低温に当てることが花芽形成の鍵です。
用土・植え替え
バークと軽石で水はけよく植え込みます。棍棒状の偽球茎が増えて鉢が窮屈になったら植え替えます。
肥料
生育期に施肥を行い、偽球茎を充実させます。冬の休眠中は肥料を止め、株を休ませます。
休眠期の管理
冬に落葉して低温・乾燥の休眠を必要とします。春に新芽が動き出したら水やりを再開します。
デンドロビウム・クリソトキサムのよくある質問
Qデンドロビウム・クリソトキサムの栽培難易度は?
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
Qデンドロビウム・クリソトキサムの適正温度は?
デンドロビウム・クリソトキサムの適正温度は12〜30℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
Qデンドロビウム・クリソトキサムの寿命はどれくらい?
デンドロビウム・クリソトキサムの平均寿命は10年以上です。適切な栽培環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
Qデンドロビウム・クリソトキサムはどのくらいの大きさになる?
デンドロビウム・クリソトキサムの成体サイズは20〜40cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qデンドロビウム・クリソトキサムの値段の相場は?
デンドロビウム・クリソトキサムの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年8月31日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
学名(受理名): Dendrobium chrysotoxum Lindl.
別名(シノニム): Dendrobium calothyrsos, Callista chrysotoxa, Callista suavissima, Dendrobium chrysotoxum var. suavissimum, Dendrobium suavissimum
典拠データベース: GBIF · POWO · RHS 蘭交配種登録(International Orchid Register) · AOS(米国蘭協会)
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
ラン科 Orchidaceae は科全体が CITES 附属書II(附属書I 該当の Paphiopedilum 属・Phragmipedium 属および特定種を除く)。栽培品種・交配種も科の規制を受けるが、人工繁殖個体は附属書により取引が簡略化される場合がある。
出典: CITES Appendices (Orchidaceae spp. = Appendix II) / CITES Appendix I Orchid Checklist (Kew/UNEP-WCMC 2019)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
関連コラム
デンドロビウムの育て方完全ガイド|花芽を出すための秋の管理と一年の手入れ
デンドロビウムを毎年咲かせるための秋の低温処理・水やり制限・施肥タイミング・植え替えサイクルを解説。ノビル系・ファレナンシス系それぞれの管理の違いも紹介します。
デンドロビウム・ノビル系の育て方|低温処理で花芽をつける
デンドロビウム・ノビル系の特徴、年間管理スケジュール、低温処理による花芽分化の方法、高芽対策を詳しく解説します。
セッコク(長生蘭)の育て方 — 日本の伝統的な東洋蘭を楽しむ基本
セッコク(Dendrobium moniliforme・長生蘭)の特徴と、水苔・ヘゴ・石付けなど植え方の選択肢、季節ごとの置き場所、水やり・施肥、開花のコツ、株分け・高芽(ケイキ)での増やし方、病害虫対策までをまとめた実用ガイド。
デンファレの育て方ガイド|通年温暖管理で房咲きの花を長く楽しむコツ
デンドロビウムの暖地性交配種デンファレの特徴と、ノビル系との違い、温度・水やり・肥料管理、高芽での増やし方を解説します。
お探しの株が見つかりませんか?
希望の条件を無料で投稿すると、条件に合う株を持つ生産者から紹介が届きます。





