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PVPマークとは?意味と使い方、登録品種の見分け方を植物生産者向けに解説

PVPマーク種苗法登録品種

苗のラベルやタグに「PVP」という表示を見たことはありませんか。これは PVPマークと呼ばれ、その品種が種苗法にもとづく登録品種であることを示すサインです。生産者にとっては「この株は無許諾で増やして売ると問題になり得る品種だ」という目印にもなります。この記事では、PVPマークの意味と、扱う際の注意点を解説します。

PVPマークの意味——「登録品種」であることの表示

PVPは "Plant Variety Protection"(植物品種保護)の略で、PVPマークはその品種が品種登録された登録品種であることを示す表示です。育成者権によって保護されている品種であることを、購入者や流通の各段階に分かりやすく伝える役割があります。

PVPマークが付いている品種は登録品種である可能性が高く、無許諾での増殖・販売が育成者権の侵害になり得ます。仕入れた苗やタグにPVPマークを見つけたら、「増やして売る前に許諾の要否を確認すべき品種」と考える手がかりになります。

誰が使えるのか——登録品種の表示として誰でも無償で利用可能

PVPマーク自体は、登録品種の表示としてどなたでも無償で利用できるものです。育成者権者だけでなく、その登録品種を正規に扱う流通・販売の各段階でも、登録品種であることを示すために使えます。

つまりPVPマークは「使用許可が必要な特別なロゴ」ではなく、「登録品種であることを消費者に伝えるための共通の目印」です。登録品種を適正に販売する際に、その旨を示す表示として活用できます。

生産者が気をつけること

PVPマークは、登録品種を扱う際の注意喚起として役立ちます。生産者の立場では、次の点を意識しておきましょう。

  • 仕入れた苗にPVPマークがあったら:登録品種の可能性が高いため、それを増殖して販売する前に育成者権者へ許諾の要否を確認する
  • 自分が販売する登録品種には:登録品種であることを示す表示としてPVPマークを活用できる(無償)
  • 一般品種には:PVPマークは登録品種の表示なので、一般品種に付けるのは適切ではない

登録品種かどうかの最終確認は、農林水産省の品種登録ホームページ(https://www.hinshu2.maff.go.jp/)で品種名を検索して行います。マークの有無に頼りきらず、検索で登録状況・存続期間を確かめるのが確実です。

PVPマークを正しく理解しておくと、扱う品種が登録品種かどうかの「気づき」が早くなります。判断に迷う場合は品種登録ホームページで検索し、育成者権者へ確認してください。

参考・一次ソース

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