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ヘリアンフォラ・プルケラ (Heliamphora pulchella)

出典: Wikimedia Commons

ヘリアンフォラ・プルケラ

上級者向け

Heliamphora pulchella

高さ5〜20cmの小型の筒状の葉を束生させるヘリアンフォラ(タイヨウツボ)。筒の縁に小さなヘルメット状の蓋が付く。ベネズエラのチマンタ山塊のテプイに自生し、種小名は「かわいらしい」の意。

栽培難易度
上級者向け
適正温度
10〜30℃
寿命
多年草
サイズ
捕虫葉の高さ5〜20cm
湿度
60〜90%
水やり・肥料
基本は無肥料(虫を捕らえる)。条件により少量の肥料を与える栽培法もある

概要

ヘリアンフォラ・プルケラ(Heliamphora pulchella)は、ベネズエラのチマンタ山塊と周辺のテプイ(テーブル状の山)に固有のヘリアンフォラ(タイヨウツボ)属の多年草。2005年にWistubaらが記載し、近縁のヘリアンフォラ・ミノール(H. minor)から区別された。属の中でも小型の種で、捕虫葉は高さ5〜20cm、口の径は最大8cmほどの筒状になり、内側に長さ数mmのまばらな剛毛がある。筒の縁には最大10×8mmほどのヘルメット状の小さな蓋が短い柄で付く。花茎は50cmほどで、白〜淡いピンクの細長い花被片4枚からなる花を付ける。自生地では日当たりがよく、ときどき冠水するような浅い水辺を好む。筒の内側に虫を逃がさないための目立つ毛があるタイプと、アムリ・テプイ産のこの毛が無いタイプの2つの型が知られる。種小名はラテン語で「かわいらしい」を意味する。国内では流通の多いヘリアンフォラ原種の一つで、専門店やオークションに出る。栽培では涼しさ、強い光、高い湿度を同時に保つ必要があり、日本の夏の高温対策が最大の課題になる。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

ヘリアンフォラ・プルケラの大きさ

ヘリアンフォラ・プルケラの成体サイズは捕虫葉の高さ5〜20cmです。

ヘリアンフォラ・プルケラの適温(温度・湿度)

ギアナ高地のテーブル状の山(テプイ)の頂上部は、気温がおおむね7〜23℃で凍ることはまれ、雨が非常に多い環境とされる。

基本情報

原産地

ベネズエラ(チマンタ山塊と周辺のテプイ)

寿命

多年草

サイズ

捕虫葉の高さ5〜20cm

適温

10〜30℃

湿度

60〜90%

水やり・肥料

基本は無肥料(虫を捕らえる)。条件により少量の肥料を与える栽培法もある

栽培ポイント

温度・冬越し

自生地は7〜23℃ほどの涼しい高地。栽培下では30℃程度までは耐えるが、大株は26℃を超える高温が続くと枯れることがある。28℃前後の高温多湿が続くと導管に入る病原菌で急に枯れる例も報告されている。

日当たり・置き場所

強い光が必要。室内ではLED照明を1日15時間ほど、株の上10〜15cmから当てる。筒には上だけでなく横からも光が要る。

水やり

純水(RO水など)を使い、水道水や井戸水は避ける。用土に合わせて浅い腰水にするか、毎日上から水をやる。室内の湿度が70%を超えない場合はテラリウムなどのケースに入れる。

用土・植え替え

水はけのよい用土を使い、使い回しは避ける。古い用土や汚れた資材から病原菌が入ることがある。

肥料

毎日上から水をやる栽培では、ごく少量の肥料を水に混ぜるか、緩効性の肥料を用土に置く方法がとられる。点滴で給水する場合は葉面に薄く施す程度でよい。

食虫植物ヘリアンフォラタイヨウツボギアナ高地小型種

ヘリアンフォラ・プルケラのよくある質問

Qヘリアンフォラ・プルケラの栽培難易度は?
A

上級者向け。上級者向けの品種です。高度な栽培技術と専門的な設備が必要で、環境の細かい調整が求められます。

Qヘリアンフォラ・プルケラはどのくらいの大きさになる?
A

ヘリアンフォラ・プルケラの成体サイズは捕虫葉の高さ5〜20cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qヘリアンフォラ・プルケラの水やり・肥料は?
A

ヘリアンフォラ・プルケラの水やり・肥料は「基本は無肥料(虫を捕らえる)。条件により少量の肥料を与える栽培法もある」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qヘリアンフォラ・プルケラの値段の相場は?
A

ヘリアンフォラ・プルケラの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Heliamphora pulchella Wistuba, Carow, Harbarth & Nerz

典拠データベース: GBIF · GBIF Heliamphora pulchella Wistuba, Carow, Harbarth & Nerz

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES 規制対象外

ヘリアンフォラ属はワシントン条約(CITES)の対象外で、国内法の規制もない。自生地は限られた山の上に限られるため、購入は栽培増殖した株を選びたい。

出典: Species+(Heliamphora の該当なし)

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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