メインコンテンツへスキップ
カトレア・ミニパープル (Cattleya Mini Purple)

出典: Wikimedia Commons

カトレア・ミニパープル

初心者向け

Cattleya Mini Purple

小型のカトレア・プミラとワルケリアナを交配した一代交配種。株は小さいのに花が大きい紫花のミディカトレアで、'リトルプリンセス'など個体名つきの選抜株が多く流通します。

栽培難易度
初心者向け
適正温度
15〜30℃
寿命
多年生で、株分けしながら長く栽培できる(寿命の資料は少ない)
サイズ
小型(ミディカトレア)。大きさは個体により異なる
湿度
50〜70%
水やり・肥料
生育期に薄めの液体肥料

概要

カトレア・ミニパープル(Cattleya Mini Purple)は、小型の原種カトレア・プミラ(旧レリア・プミラ)とカトレア・ワルケリアナを親とする交配種で、原種同士を掛けた一代交配(プライマリーハイブリッド)です。1965年に M. Yamada 氏が登録したことが記録されています。プミラの所属がレリア属からソフロニティス属、さらにカトレア属へと移ったため、登録当初はレリオカトレア(Lc.)、のちにソフロカトレア(Sc.)と表記され、現在は単にカトレア(C.)となりました。販売名に「Lc. ミニパープル」「レリオカトレア・ミニパープル」とあるのは同じ交配種です。株は小さくまとまるのに花が大きく、ミディカトレアの定番として知られます。ただし交配種名は同じ親から生まれた兄弟株すべてを指すため、花色や花形は株ごとに違います。'リトルプリンセス'など個体名(クローン名)がついたものは選抜株の株分けで、同じ性質の花が期待できます。一方、個体名のない実生株は咲くまで花の質が分かりません。青紫系のセルレアなど色の系統別にも流通します。育て方は一般的なカトレアに準じ、明るい光と水はけのよい植え込みが要点です。国内では洋ラン専門店で広く扱われています。

基本情報

原産地

交配種(C. pumila × C. walkeriana、1965年登録)。親はいずれもブラジル原産

寿命

多年生で、株分けしながら長く栽培できる(寿命の資料は少ない)

サイズ

小型(ミディカトレア)。大きさは個体により異なる

適温

15〜30℃

湿度

50〜70%

水やり・肥料

生育期に薄めの液体肥料

栽培ポイント

日当たり・置き場所

明るい光を好みます。真夏の強い直射日光だけ遮光し、冬はよく日に当てます。

水やり

植え込み材がほぼ乾いてから与えます。生育期は多めに、冬や休む時期は控えます。

温度・冬越し

一般的なカトレアと同様に、冬は暖かい室内で管理します。英国の蘭協会の会員の栽培例では、通年19〜26℃・湿度60%以上に保ったサンルームで咲かせています。

用土・植え替え

バークなど水はけのよい植え込み材で、小さめの鉢に植えます。新芽が動き出す時期に植え替えます。

肥料

生育期に薄めた液体肥料を与え、冬は控えます。

品種の注意

交配種名が同じでも花は株ごとに違います。花を確かめたい場合は'リトルプリンセス'などの個体名つき株や開花株を選び、実生株は花色が咲くまで分からない点を理解して選びます。

ランカトレア交配種ミディカトレア

カトレア・ミニパープルのよくある質問

Qカトレア・ミニパープルの栽培難易度は?
A

初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。

Qカトレア・ミニパープルの水やり・肥料は?
A

カトレア・ミニパープルの水やり・肥料は「生育期に薄めの液体肥料」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qカトレア・ミニパープルの値段の相場は?
A

カトレア・ミニパープルの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Cattleya Mini Purple M.Yamada (1965)

別名(シノニム): Laeliocattleya Mini Purple, Sophrocattleya Mini Purple

典拠データベース: RHS International Orchid Register

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書II

ラン科は科全体がワシントン条約(CITES)附属書 II に掲載されています(Species+ で確認)。国際取引には輸出許可などの手続きが必要ですが、国内での売買・譲渡に登録は要りません。 交配種も附属書 II の対象です。人工増殖した交配種を条約の対象外とする特例はシンビジウム・デンドロビウム・ファレノプシス・バンダの4属に限られ、カトレアには及びません。

出典: Species+(CITES) / 環境省: 国内希少野生動植物種一覧

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

関連コラム

コラムをもっと見る →

お探しの株が見つかりませんか?

希望の条件を無料で投稿すると、条件に合う株を持つ生産者から紹介が届きます。