
出典: Wikimedia Commons
カトレア・アメジストグロッサ
中級者向けCattleya amethystoglossa
背の高い偽球茎の先に、紫の斑点を散らした淡い藤色の花を10〜30輪も房咲きにするブラジル原産の大型カトレア。唇弁は鮮やかな紅紫色で、よい香りがあります。
概要
カトレア・アメジストグロッサ(Cattleya amethystoglossa)は、偽球茎に2枚の葉をつける「二葉性」のカトレアで、種小名は紫水晶色の唇弁を意味します。販売名では「アメジストグロッサム」の表記も見られます。ブラジルのバイア州などに分布し、大西洋に近い低地から標高600m前後の岩場やヤシの幹、高木の枝に着生して、明るく風通しがよく湿った環境で育ちます。自生地は開発や伐採で大きく減っています。円筒形の偽球茎は高さ90cm前後に達し、先端に革質の葉を2枚、ときに3枚つけます。晩秋から早春にかけて、偽球茎の先から出た花茎に径10cmほどの花を10〜30輪咲かせます。萼片と花弁は淡い藤色から淡紅色で紫や紅紫の斑点が散り、斑点の量は個体差が大きく、唇弁は鮮やかな紅紫色です。白花のアルバや青みのセルレア、淡紅のロゼアなどの変種・品種名で流通し、よく似たカトレア・グッタータとは花の地色と唇弁の色で区別されます。生育期は光・水・肥料を十分に与え、休む時期ははっきり乾かし気味にするのが要点です。国内では洋ラン専門店で扱われています。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
カトレア・アメジストグロッサの大きさ
カトレア・アメジストグロッサの成体サイズは偽球茎の高さ約90cm、花径約10cmです。
基本情報
原産地
ブラジル(バイア州など。海岸近くの低地〜標高600m前後)
寿命
多年生で、株分けしながら長く栽培できる(寿命の資料は少ない)
サイズ
偽球茎の高さ約90cm、花径約10cm
適温
15〜30℃
湿度
50〜70%
水やり・肥料
生育期にしっかり施肥(薄めの液体肥料)
栽培ポイント
日当たり・置き場所
強めの光を好みます。真夏の直射日光は遮光し、それ以外の季節はよく日に当てます。
水やり
生育期は植え込み材が乾いたらたっぷり与えます。花後の休む時期は水を控えます。
温度・冬越し
中温〜高温性で、冬は暖かい室内で管理します。
用土・植え替え
背が高く倒れやすいので、重みのある鉢にバークなどで植え、支柱で支えます。新芽が動き出す時期に植え替えます。
休眠期の管理
休む時期に乾かし気味にしてしっかり休ませることが、翌年の花付きにつながります。
カトレア・アメジストグロッサのよくある質問
Qカトレア・アメジストグロッサの栽培難易度は?
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
Qカトレア・アメジストグロッサはどのくらいの大きさになる?
カトレア・アメジストグロッサの成体サイズは偽球茎の高さ約90cm、花径約10cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qカトレア・アメジストグロッサの水やり・肥料は?
カトレア・アメジストグロッサの水やり・肥料は「生育期にしっかり施肥(薄めの液体肥料)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Qカトレア・アメジストグロッサの値段の相場は?
カトレア・アメジストグロッサの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
学名(受理名): Cattleya amethystoglossa Linden & Rchb.f. ex R.Warner
別名(シノニム): Cattleya amethystoglossa f. alba (L.C.Menezes & Braem) K.A.Roberts, Cattleya amethystoglossa var. alba L.C.Menezes & Braem, Cattleya amethystoglossa var. keteleeri (Houllet) K.A.Roberts, Cattleya amethystoglossa var. rosea Rolfe, Cattleya guttata var. keteleeri Houllet, Cattleya guttata var. lilacina Rchb.f.
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
ラン科は科全体がワシントン条約(CITES)附属書 II に掲載されています(Species+ で確認)。国際取引には輸出許可などの手続きが必要ですが、国内での売買・譲渡に登録は要りません。
出典: Species+(CITES) / 環境省: 国内希少野生動植物種一覧
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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