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デンドロビウム・シルシフロラム (Dendrobium thyrsiflorum)

出典: Wikimedia Commons

デンドロビウム・シルシフロラム

中級者向け

Dendrobium thyrsiflorum

白い花弁に濃い黄色の唇弁をもつ花を、長さ30cmほどの房に30〜50輪も密集させて垂らす房咲きデンドロビウム。松かさのような花房の形が英名の由来で、明るい光と通風を好みます。

栽培難易度
中級者向け
適正温度
15〜30℃
寿命
多年生で、株分けしながら長く栽培できる(寿命の資料は少ない)
サイズ
花序の長さ約30cm、花径約5cm
湿度
50〜70%
水やり・肥料
春〜秋に施肥し、冬は控える

概要

デンドロビウム・シルシフロラム(Dendrobium thyrsiflorum)はラン科セッコク属の原種で、英語では花房の形から「松かさのような花序のデンドロビウム」と呼ばれます。中国のヒマラヤ地域と雲南・海南、アッサム、アルナーチャル、ミャンマー・タイ・ラオス・ベトナムの山地に分布し、標高1200〜2000mの湿った苔の多い混交林や針葉樹林で、樹上・岩上・地上に生えます。茎は細長いこん棒状で丸みがあり、縦の稜が入って上部が黄色みを帯び、先端近くに光沢のある濃緑の葉を5〜7枚つけます。春、茎の先近くから長さ30cmほどの花序が垂れ下がり、径5cmほどの香りのある花を30〜50輪ぎっしりと咲かせます。花弁と萼片は白く、唇弁は濃い黄色から橙色です。同じ房咲きのデンシフロラムは花全体が黄色、ファーメリは花弁が淡い藤色で茎の断面が菱形になる点で見分けられます。かつてデンシフロラムの変種(var. alboluteum)とされたこともあります。冬は水と肥料を控えめにし、春に新芽が動いたら水と肥料をしっかり与え、風通しと明るい光を確保するのが開花の要点です。国内では洋ラン専門店が扱っています。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

デンドロビウム・シルシフロラムの大きさ

デンドロビウム・シルシフロラムの成体サイズは花序の長さ約30cm、花径約5cmです。

基本情報

原産地

中国南部(雲南・海南)・ヒマラヤ東部・ミャンマー・タイ・ラオス・ベトナム(標高1200〜2000m)

寿命

多年生で、株分けしながら長く栽培できる(寿命の資料は少ない)

サイズ

花序の長さ約30cm、花径約5cm

適温

15〜30℃

湿度

50〜70%

水やり・肥料

春〜秋に施肥し、冬は控える

栽培ポイント

日当たり・置き場所

開花には明るい光が欠かせません。真夏の直射日光だけ遮り、よく日に当てます。

水やり

春に新芽が動いてから秋までは水をたっぷり与え、冬は控えめにします。

温度・冬越し

山地性の原種で涼しめの環境を好みます。夏は風通しをよくして暑さを和らげ、冬は室内で霜を避けます。

用土・植え替え

流木などへの板付けや、水苔・バークでの鉢植えで育てます。植え替えは花後に行います。

休眠期の管理

冬は水と肥料を減らして休ませ、春の新芽を合図に再開します。

ランデンドロビウム原種房咲きカリスタ系

デンドロビウム・シルシフロラムのよくある質問

Qデンドロビウム・シルシフロラムの栽培難易度は?
A

中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。

Qデンドロビウム・シルシフロラムはどのくらいの大きさになる?
A

デンドロビウム・シルシフロラムの成体サイズは花序の長さ約30cm、花径約5cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qデンドロビウム・シルシフロラムの水やり・肥料は?
A

デンドロビウム・シルシフロラムの水やり・肥料は「春〜秋に施肥し、冬は控える」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qデンドロビウム・シルシフロラムの値段の相場は?
A

デンドロビウム・シルシフロラムの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Dendrobium thyrsiflorum B.S.Williams

別名(シノニム): Callista thyrsiflora (B.S.Williams) M.A.Clem., Dendrobium densiflorum var. alboluteum Hook.f.

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書II

ラン科は科全体がワシントン条約(CITES)附属書 II に掲載されています(Species+ で確認)。国際取引には輸出許可などの手続きが必要ですが、国内での売買・譲渡に登録は要りません。

出典: Species+(CITES) / 環境省: 国内希少野生動植物種一覧

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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