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デンドロビウム・ジェンキンシー (Dendrobium jenkinsii)

出典: Wikimedia Commons

デンドロビウム・ジェンキンシー

中級者向け

Dendrobium jenkinsii

平たい小さな偽球茎が群がる極小型のデンドロビウム。早春、1枚の肉厚な葉の脇から、はちみつの香りがする鮮やかな黄色の花を1〜5輪咲かせます。コルク付けの株で流通します。

栽培難易度
中級者向け
適正温度
15〜30℃
寿命
多年生で、株を増やしながら長く栽培できる(寿命の資料は少ない)
サイズ
極小型。花径約3cm
湿度
50〜70%
水やり・肥料
生育期に薄めの液体肥料

概要

デンドロビウム・ジェンキンシー(Dendrobium jenkinsii)はラン科セッコク属の小型の原種です。中国(雲南・海南)、アッサム、ヒマラヤ東部、ネパール、ブータン、ミャンマー、ラオス、タイ、ベトナムに分布し、標高700〜1500mの明るい林で木の幹に着生します。偽球茎は小さく扁平で4本の稜があり、群がって株をつくり、先端に肉厚で硬い葉を1枚つけます。早春、偽球茎の先近くから短い花序が出て、径3cmほどの鮮やかな黄色の花を1〜5輪同時に開きます。花にははちみつの香りがありますが、花持ちは短めです。よく似たデンドロビウム・リンドレイ(旧名アグレガタム)とは混同されやすく、販売店でも「アグレガタム」や「リンドレイの変種ジェンキンシー」として売られることがあります。GBIF では両者を別種とし、アグレガタムはリンドレイのシノニムとしています。見分け方は、ジェンキンシーは花数が少なく(1〜5輪)、リンドレイは多数の花を房につける点です。冬は日によく当てて乾かし気味に休ませ、垂れる花序が収まるよう木生シダ板やコルクに付けて育てます。国内では洋ラン専門店でコルク付けの株が流通しています。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

デンドロビウム・ジェンキンシーの大きさ

デンドロビウム・ジェンキンシーの成体サイズは極小型。花径約3cmです。

基本情報

原産地

中国南部・ヒマラヤ東部・ネパール・ブータン・インドシナ(標高700〜1500m)

寿命

多年生で、株を増やしながら長く栽培できる(寿命の資料は少ない)

サイズ

極小型。花径約3cm

適温

15〜30℃

湿度

50〜70%

水やり・肥料

生育期に薄めの液体肥料

栽培ポイント

日当たり・置き場所

明るい光を好み、とくに冬はよく日に当てます。真夏の強光だけ軽く遮光します。

水やり

板付けは乾きやすいので、生育期はこまめに水を与えます。冬は水を控えて乾かし気味にします。

温度・冬越し

中温〜やや涼しい環境を好みます。冬は室内に取り込み、霜に当てないようにします。

用土・植え替え

木生シダ板やコルクへの板付けが向きます。株が板からはみ出したら、新しい板に付け替えます。

休眠期の管理

冬の乾燥した休眠期を設けると、早春によく花が咲きます。

ランデンドロビウム原種極小型黄花

デンドロビウム・ジェンキンシーのよくある質問

Qデンドロビウム・ジェンキンシーの栽培難易度は?
A

中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。

Qデンドロビウム・ジェンキンシーはどのくらいの大きさになる?
A

デンドロビウム・ジェンキンシーの成体サイズは極小型。花径約3cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qデンドロビウム・ジェンキンシーの水やり・肥料は?
A

デンドロビウム・ジェンキンシーの水やり・肥料は「生育期に薄めの液体肥料」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qデンドロビウム・ジェンキンシーの値段の相場は?
A

デンドロビウム・ジェンキンシーの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Dendrobium jenkinsii Wall. ex Lindl.

別名(シノニム): Callista aggregata var. jenkinsii (Wall. ex Lindl.) Brieger, Dendrobium aggregatum var. jenkinsii (Wall. ex Lindl.) King & Pantl., Dendrobium marseillei Gagnep.

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書II

ラン科は科全体がワシントン条約(CITES)附属書 II に掲載されています(Species+ で確認)。国際取引には輸出許可などの手続きが必要ですが、国内での売買・譲渡に登録は要りません。

出典: Species+(CITES) / 環境省: 国内希少野生動植物種一覧

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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