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デンドロビウム・ビギバム (Dendrobium bigibbum)

出典: Wikimedia Commons

デンドロビウム・ビギバム

中級者向け

Dendrobium bigibbum

弓なりの花茎に丸みのある赤紫の花を最大20輪つける、オーストラリア北東部原産のデンドロビウム。クックタウン・オーキッドと呼ばれ、デンファレ系交配種の元になった原種です。

栽培難易度
中級者向け
適正温度
15〜30℃
寿命
多年生で、株分けしながら長く栽培できる(寿命の資料は少ない)
サイズ
偽球茎20〜120cm、花茎20〜40cm、花の幅3〜7cm
湿度
50〜70%
水やり・肥料
生育期に薄めの液体肥料

概要

デンドロビウム・ビギバム(Dendrobium bigibbum)はラン科セッコク属の原種で、英語ではクックタウン・オーキッドと呼ばれ、オーストラリア・クイーンズランド州の州花になっています。クイーンズランド北部の熱帯とニューギニアに分布し、海抜0〜400mの半乾燥した低地で、日当たりのよい場所の樹上や岩上に着生します。偽球茎は円筒形で長さ20〜120cm、緑色または紫を帯び、卵形の葉を3〜5枚つけます。長さ20〜40cmの弓なりの花茎に、幅3〜7cmの花を2〜20輪咲かせます。花は多くが赤紫色で、まれに青みや桃色を帯び、花弁は幅広く丸みがあります。花は葉のある茎・葉の落ちた茎のどちらの先端近くからも咲き、花持ちがよいことで知られます。かつてデンドロビウム・ファレノプシスと呼ばれたものは現在本種に含められており、切り花や鉢物で見る「デンファレ」系交配種の元になった系統です。国内では原種苗として選別株が流通しています。高温性で、冬は適度に休ませ、新芽が5〜7cmほどに伸びるまで水を再開しないのが花を咲かせる要点とされます。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

デンドロビウム・ビギバムの大きさ

デンドロビウム・ビギバムの成体サイズは偽球茎20〜120cm、花茎20〜40cm、花の幅3〜7cmです。

基本情報

原産地

オーストラリア北東部(クイーンズランド州北部)・ニューギニア(海抜0〜400m)

寿命

多年生で、株分けしながら長く栽培できる(寿命の資料は少ない)

サイズ

偽球茎20〜120cm、花茎20〜40cm、花の幅3〜7cm

適温

15〜30℃

湿度

50〜70%

水やり・肥料

生育期に薄めの液体肥料

栽培ポイント

日当たり・置き場所

強い光を好む原種です。真夏の直射日光だけ軽く遮り、それ以外はよく日に当てます。

水やり

生育期は植え込み材が乾いたら与えます。冬は控え、新芽が5〜7cmに伸びてから水やりを再開します。

温度・冬越し

熱帯低地原産の高温性で、寒さに弱い種です。冬は暖かい室内で管理します。

用土・植え替え

水はけのよいバークなどで小さめの鉢に植えます。植え替えは新芽が動き出す頃に行います。

休眠期の管理

冬は適度に乾かして休ませると、葉のある茎・葉の落ちた茎の両方に花がつきやすくなります。

ランデンドロビウム原種デンファレオーストラリア

デンドロビウム・ビギバムのよくある質問

Qデンドロビウム・ビギバムの栽培難易度は?
A

中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。

Qデンドロビウム・ビギバムはどのくらいの大きさになる?
A

デンドロビウム・ビギバムの成体サイズは偽球茎20〜120cm、花茎20〜40cm、花の幅3〜7cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qデンドロビウム・ビギバムの水やり・肥料は?
A

デンドロビウム・ビギバムの水やり・肥料は「生育期に薄めの液体肥料」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qデンドロビウム・ビギバムの値段の相場は?
A

デンドロビウム・ビギバムの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Dendrobium bigibbum Lindl.

別名(シノニム): Callista bigibba (Lindl.) Kuntze, Dendrobium bigibbum var. compactum C.T.White, Dendrobium phalaenopsis var. schroderianum Rolfe, Vappodes bigibba (Lindl.) M.A.Clem. & D.L.Jones

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書II

ラン科は科全体がワシントン条約(CITES)附属書 II に掲載されています(Species+ で確認)。国際取引には輸出許可などの手続きが必要ですが、国内での売買・譲渡に登録は要りません。 人工増殖したデンドロビウムの交配種(デンファレなど)には条約の適用除外がありますが、原種である本種は附属書 II の対象です。

出典: Species+(CITES) / 環境省: 国内希少野生動植物種一覧

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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