
出典: Wikimedia Commons
セッコク
初心者向けDendrobium moniliforme
日本原産の小型着生蘭。古典園芸植物として多くの変異品種がある。石斛の名でも知られる。
概要
セッコク(Dendrobium moniliforme)は日本・朝鮮半島・中国南部・東南アジアの岩場や古木に着生する日本在来の小型ランです。「石斛」の名は漢方薬としての歴史にも由来します。草丈5〜15cmで細い棒状の茎に革質の葉をつけ、日本の気候によく適応して屋外栽培が可能です。花は白〜淡ピンクで直径2〜3cm、芳香があります。花期は初夏(5〜6月)です。日本では江戸時代から「長生蘭(ちょうせいらん)」として葉や茎の形・斑入り・縞・矮性などを選抜した多数の品種が作られており、古典園芸植物として高く評価されています。管理は日本の気候に適した丈夫な植物で、屋外の半日陰での栽培が適します。流木・コルク・岩への着生栽培が美しく、水苔鉢植えも一般的です。
セッコクの寿命
セッコクの寿命は10年以上です。
セッコクの大きさ
セッコクの成体サイズは5〜15cmです。
セッコクの適温(温度・湿度)
冬は落葉休眠し耐寒性があります(0℃程度まで)。
基本情報
原産地
日本・朝鮮半島・中国南部・東南アジア
寿命
10年以上
サイズ
5〜15cm
適温
15〜30℃
湿度
50〜70%
栽培ポイント
日当たり・置き場所
屋外の半日陰での栽培が適します。日本の気候によく適応し、風通しのよい場所で育てます。
水やり
着生栽培は乾きやすいので、生育中はこまめに水や霧吹きを与えます。冬の休眠中は控えめにします。
温度・冬越し
耐寒性があり0℃程度まで耐えるので、屋外での冬越しが可能です。霜や凍結は避けられる場所に置きます。
用土・植え替え
流木・コルク・岩への着生栽培が美しく、水苔での鉢植えも一般的です。根を密着させて固定します。
休眠期の管理
冬は落葉して休眠します。水を控えて寒さに当て、春に新芽が動き出したら水やりを再開します。
セッコクのよくある質問
Qセッコクの栽培難易度は?
初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。
Qセッコクの寿命はどれくらい?
セッコクの平均寿命は10年以上です。適切な栽培環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
Qセッコクはどのくらいの大きさになる?
セッコクの成体サイズは5〜15cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qセッコクの値段の相場は?
セッコクの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年8月31日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
学名(受理名): Dendrobium moniliforme (L.) Sw.
別名(シノニム): Dendrobium moniliforme var. hongbinii, Dendrobium heishanense, Callista spathacea, Dendrobium kosepangii, Dendrobium taiwanianum, Dendrobium moniliforme f. alboviolaceum, Onychium japonicum, Dendrobium yunnanense
典拠データベース: GBIF · POWO · RHS 蘭交配種登録(International Orchid Register) · AOS(米国蘭協会)
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
ラン科 Orchidaceae は科全体が CITES 附属書II(附属書I 該当の Paphiopedilum 属・Phragmipedium 属および特定種を除く)。栽培品種・交配種も科の規制を受けるが、人工繁殖個体は附属書により取引が簡略化される場合がある。
出典: CITES Appendices (Orchidaceae spp. = Appendix II) / CITES Appendix I Orchid Checklist (Kew/UNEP-WCMC 2019)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
この種類の出品を探す
関連コラム
デンドロビウムの育て方完全ガイド|花芽を出すための秋の管理と一年の手入れ
デンドロビウムを毎年咲かせるための秋の低温処理・水やり制限・施肥タイミング・植え替えサイクルを解説。ノビル系・ファレナンシス系それぞれの管理の違いも紹介します。
デンドロビウム・ノビル系の育て方|低温処理で花芽をつける
デンドロビウム・ノビル系の特徴、年間管理スケジュール、低温処理による花芽分化の方法、高芽対策を詳しく解説します。
セッコク(長生蘭)の育て方 — 日本の伝統的な東洋蘭を楽しむ基本
セッコク(Dendrobium moniliforme・長生蘭)の特徴と、水苔・ヘゴ・石付けなど植え方の選択肢、季節ごとの置き場所、水やり・施肥、開花のコツ、株分け・高芽(ケイキ)での増やし方、病害虫対策までをまとめた実用ガイド。
デンファレの育て方ガイド|通年温暖管理で房咲きの花を長く楽しむコツ
デンドロビウムの暖地性交配種デンファレの特徴と、ノビル系との違い、温度・水やり・肥料管理、高芽での増やし方を解説します。
お探しの株が見つかりませんか?
希望の条件を無料で投稿すると、条件に合う株を持つ生産者から紹介が届きます。





