
出典: Wikimedia Commons
アングレカム
上級者向けマダガスカル原産の白花蘭。長い距(きょ)と夜に香る花で、ダーウィンの蘭として有名。
概要
アングレカム(Angraecum)は熱帯アフリカ・マダガスカル・スリランカに約223種が分布するランで、「彗星蘭(コメットオーキッド)」の英名で知られています。特にマダガスカルに種の多様性が集中しています。花は白〜クリーム色の星形で清楚であり、花の後ろに長い距(きょ)があるのが特徴です。代表種のアングレカム・セスキペダレ(A. sesquipedale)はダーウィンが「距の長さに見合う長い口吻を持つ蛾が受粉者に違いない」と予言したことで有名で、距の長さが30cmに達します。夜間に強い甘い香りを放ち、夜行性のホウジャクガを受粉者とします。草丈は種によって5〜100cmと多様です。バーク・素焼き鉢・コルク板での栽培が適します。白花の清楚な美しさと夜香りから愛好家に人気の属です。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
アングレカムの寿命
アングレカムの寿命は10年以上です。
アングレカムの大きさ
アングレカムの成体サイズは20〜60cmです。
アングレカムの適温(温度・湿度)
アングレカムの適温は18〜30℃です。
管理は明るい間接光と20〜30℃の温度が基本で、マダガスカルの乾湿の季節を模した水管理が重要です。
基本情報
原産地
熱帯アフリカ・南アフリカ、スリランカ
寿命
10年以上
サイズ
20〜60cm
適温
18〜30℃
湿度
50〜70%
栽培ポイント
日当たり・置き場所
明るい間接光が基本です。直射日光は避け、レースカーテン越しのような柔らかな光が当たる場所に置きます。
水やり
マダガスカルの乾湿の季節を模した水管理が重要で、よく与える時期と乾かし気味にする時期にメリハリをつけます。
温度・冬越し
適温は18〜30℃です。冬も低温にさらさず、暖かい室内の明るい場所で管理して株を休ませすぎないようにします。
用土・植え替え
バークで植えた素焼き鉢、またはコルク板への着生栽培が適します。水はけと通気を確保して根を蒸らさないようにします。
肥料
水を多く与える時期に薄めた液肥を控えめに施します。乾かし気味の時期は肥料も止めます。
アングレカムのよくある質問
Qアングレカムの栽培難易度は?
上級者向け。上級者向けの品種です。高度な栽培技術と専門的な設備が必要で、環境の細かい調整が求められます。
Qアングレカムの適正温度は?
アングレカムの適正温度は18〜30℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
Qアングレカムの寿命はどれくらい?
アングレカムの平均寿命は10年以上です。適切な栽培環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
Qアングレカムはどのくらいの大きさになる?
アングレカムの成体サイズは20〜60cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qアングレカムの値段の相場は?
アングレカムの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月18日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
学名(受理名): Bory
別名(シノニム): Eichlerangraecum, Monixus, Lemurangis, Aerobion, Pseudojumellea, Conchograecum, Boryangraecum, Hadrangis
典拠データベース: GBIF · POWO · RHS 蘭交配種登録(International Orchid Register) · AOS(米国蘭協会)
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
ラン科 Orchidaceae は科全体が CITES 附属書II(附属書I 該当の Paphiopedilum 属・Phragmipedium 属および特定種を除く)。栽培品種・交配種も科の規制を受けるが、人工繁殖個体は附属書により取引が簡略化される場合がある。
出典: CITES Appendices (Orchidaceae spp. = Appendix II) / CITES Appendix I Orchid Checklist (Kew/UNEP-WCMC 2019)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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