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キダチアロエ (Aloe arborescens)

出典: Wikimedia Commons

キダチアロエ

初心者向け

Aloe arborescens

枝分かれして高さ2〜3mの株立ちになる大型のアロエ。灰緑色の葉の縁に淡い色の歯が並び、冬に朱赤色の花穂を上げる。日本では古くから「医者いらず」の名で庭先や軒先に植えられてきた。

栽培難易度
初心者向け
適正温度
5〜35℃
寿命
多年生。株立ちになって長年育つ
サイズ
高さ2〜3m(地植えの成株)
湿度
30〜50%
水やり・肥料
多肥は不要(水はけのよい用土に少量の元肥で足りる)

概要

キダチアロエ(アロエ・アルボレスケンス)はツルボラン科アロエ属の多肉植物で、南アフリカ東部からモザンビーク、ジンバブエ、マラウイにかけて分布します。アロエ属でも3番目に広い分布をもち、海岸から山の頂まで見られる数少ないアロエで、主に岩場や尾根の露頭に生えます。種小名は「木のような」の意味ですが、実際は枝分かれした幹の先にロゼットをつける低木状の株で、高さは2〜3mになります。葉は灰緑色〜青みを帯びた緑色で、縁に目立つ淡色の歯が並びます。花期は寒い時期で、原産地では5〜7月、北半球では晩秋から冬にかけて、分枝しない花序に朱赤〜橙色の筒形の花を密につけます。黄花の型や、赤と黄の二色の型も知られています。生長が早く、根づいてしまえば乾燥や放任にもよく耐え、切った枝を挿すだけで簡単に殖やせます。他のアロエと交雑しやすいので、種子をとる場合は注意が必要です。日本でも古くから栽培され、暖地では野生化した株も見られます。民間で薬用にされてきた歴史もありますが、今日では主に観賞用の多肉植物として親しまれています。鉢物・苗として園芸店やホームセンターで広く出回っており、最も身近なアロエのひとつです。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

キダチアロエの大きさ

キダチアロエの成体サイズは高さ2〜3m(地植えの成株)です。

基本情報

原産地

南アフリカ東部、モザンビーク、ジンバブエ、マラウイ

寿命

多年生。株立ちになって長年育つ

サイズ

高さ2〜3m(地植えの成株)

適温

5〜35℃

湿度

30〜50%

水やり・肥料

多肥は不要(水はけのよい用土に少量の元肥で足りる)

栽培ポイント

日当たり・置き場所

日なたを好み、明るい半日陰でも育つ。日照が多いほど締まった株になる。

水やり

乾燥に強い。鉢植えは用土が乾いてから与え、冬は控えめにする。水の与えすぎは根腐れの原因になる。

温度・冬越し

国内の図鑑では春秋型に分類され、春と秋によく育つ。軽い霜には耐えるが、強い霜や凍結では傷む。米国の生産者は-5℃前後まで耐えるとしている。寒冷地では鉢植えにして、冬は霜の当たらない明るい場所へ移す。

用土・植え替え

堆肥を混ぜた水はけのよい用土が向く。大きくなるので、根が回ったら一回り大きな鉢へ植え替える。

増やし方

切り取った枝の切り口を1日ほど乾かしてから、水はけのよい土や砂に挿せば容易に根づく。挿した直後は水を控える。種子は春にまき、3〜4週間で発芽する。

病害虫・注意点

葉縁の歯は硬く、扱うときは手袋があると安心。他のアロエと交雑しやすいので、種子から育てた苗は親と違う姿になることがある。

大型アロエ冬咲き丈夫株立ち

キダチアロエのよくある質問

Qキダチアロエの栽培難易度は?
A

初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。

Qキダチアロエはどのくらいの大きさになる?
A

キダチアロエの成体サイズは高さ2〜3m(地植えの成株)です。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qキダチアロエの水やり・肥料は?
A

キダチアロエの水やり・肥料は「多肥は不要(水はけのよい用土に少量の元肥で足りる)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qキダチアロエの値段の相場は?
A

キダチアロエの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Aloe arborescens Mill.

別名(シノニム): Aloe arborescens pachythyrsa, Aloe fructicosa, Aloe perfoliata arborescens, Aloe perfoliata natalensis, Catevala arborescens

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書II

ワシントン条約(CITES)附属書II に掲載されています(アロエ属としての掲載。アロエ・ベラは除外)。国際取引には輸出国の許可が必要ですが、国内での譲渡に登録などの手続きは不要です。外来生物法の規制対象ではありません。

出典: Species+(CITES)Aloe arborescens / 環境省 特定外来生物等一覧

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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