
出典: Wikimedia Commons
キダチアロエ
初心者向けAloe arborescens
枝分かれして高さ2〜3mの株立ちになる大型のアロエ。灰緑色の葉の縁に淡い色の歯が並び、冬に朱赤色の花穂を上げる。日本では古くから「医者いらず」の名で庭先や軒先に植えられてきた。
概要
キダチアロエ(アロエ・アルボレスケンス)はツルボラン科アロエ属の多肉植物で、南アフリカ東部からモザンビーク、ジンバブエ、マラウイにかけて分布します。アロエ属でも3番目に広い分布をもち、海岸から山の頂まで見られる数少ないアロエで、主に岩場や尾根の露頭に生えます。種小名は「木のような」の意味ですが、実際は枝分かれした幹の先にロゼットをつける低木状の株で、高さは2〜3mになります。葉は灰緑色〜青みを帯びた緑色で、縁に目立つ淡色の歯が並びます。花期は寒い時期で、原産地では5〜7月、北半球では晩秋から冬にかけて、分枝しない花序に朱赤〜橙色の筒形の花を密につけます。黄花の型や、赤と黄の二色の型も知られています。生長が早く、根づいてしまえば乾燥や放任にもよく耐え、切った枝を挿すだけで簡単に殖やせます。他のアロエと交雑しやすいので、種子をとる場合は注意が必要です。日本でも古くから栽培され、暖地では野生化した株も見られます。民間で薬用にされてきた歴史もありますが、今日では主に観賞用の多肉植物として親しまれています。鉢物・苗として園芸店やホームセンターで広く出回っており、最も身近なアロエのひとつです。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
キダチアロエの大きさ
キダチアロエの成体サイズは高さ2〜3m(地植えの成株)です。
基本情報
原産地
南アフリカ東部、モザンビーク、ジンバブエ、マラウイ
寿命
多年生。株立ちになって長年育つ
サイズ
高さ2〜3m(地植えの成株)
適温
5〜35℃
湿度
30〜50%
水やり・肥料
多肥は不要(水はけのよい用土に少量の元肥で足りる)
栽培ポイント
日当たり・置き場所
日なたを好み、明るい半日陰でも育つ。日照が多いほど締まった株になる。
水やり
乾燥に強い。鉢植えは用土が乾いてから与え、冬は控えめにする。水の与えすぎは根腐れの原因になる。
温度・冬越し
国内の図鑑では春秋型に分類され、春と秋によく育つ。軽い霜には耐えるが、強い霜や凍結では傷む。米国の生産者は-5℃前後まで耐えるとしている。寒冷地では鉢植えにして、冬は霜の当たらない明るい場所へ移す。
用土・植え替え
堆肥を混ぜた水はけのよい用土が向く。大きくなるので、根が回ったら一回り大きな鉢へ植え替える。
増やし方
切り取った枝の切り口を1日ほど乾かしてから、水はけのよい土や砂に挿せば容易に根づく。挿した直後は水を控える。種子は春にまき、3〜4週間で発芽する。
病害虫・注意点
葉縁の歯は硬く、扱うときは手袋があると安心。他のアロエと交雑しやすいので、種子から育てた苗は親と違う姿になることがある。
キダチアロエのよくある質問
Qキダチアロエの栽培難易度は?
初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。
Qキダチアロエはどのくらいの大きさになる?
キダチアロエの成体サイズは高さ2〜3m(地植えの成株)です。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qキダチアロエの水やり・肥料は?
キダチアロエの水やり・肥料は「多肥は不要(水はけのよい用土に少量の元肥で足りる)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Qキダチアロエの値段の相場は?
キダチアロエの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
規制・法令・保全ステータス
ワシントン条約(CITES)附属書II に掲載されています(アロエ属としての掲載。アロエ・ベラは除外)。国際取引には輸出国の許可が必要ですが、国内での譲渡に登録などの手続きは不要です。外来生物法の規制対象ではありません。
出典: Species+(CITES)Aloe arborescens / 環境省 特定外来生物等一覧
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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