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ネペンテス・ダイエリアナ (Nepenthes × dyeriana)

出典: Wikimedia Commons

ネペンテス・ダイエリアナ

中級者向け

Nepenthes × dyeriana

N. × mixta と N. × dicksoniana を掛け合わせたとされる、4つの原種が関わる複雑交配のウツボカズラ。同じ組み合わせの交配が1900年に英国のVeitch商会で作られた記録がある。

栽培難易度
中級者向け
適正温度
10〜30℃
寿命
多年生のつる植物
サイズ
大きさの資料は少ない
湿度
60〜90%
水やり・肥料
肥料はごく薄く控えめに(虫を捕らえる)

概要

ネペンテス・ダイエリアナ(Nepenthes × dyeriana)は、4つの原種が関わるウツボカズラの複雑交配種。販売店では、N. northiana × N. maxima の交配種(N. × mixta)と N. rafflesiana × N. veitchii の交配種(N. × dicksoniana)を掛け合わせたものと紹介されている。国際食虫植物協会(ICPS)の名簿には、英国チェルシーのVeitch商会でG. Tiveyが1900年に N. mixta × N. dicksoniana から育成し、キュー植物園長W. T. Thiselton-Dyerに献じた 'Sir William Thiselton Dyer' という交配が記録されており、ダイエリアナの名もこの人物に由来すると考えられるが、現在流通する株がこの系統を引くかは分かっていない。袋の大きさや色の詳しい記載は資料が少ない。片親の N. × mixta は、ICPSの栽培ガイドで最も育てやすい複雑交配種の一つに挙げられている。国内では通販の吊り鉢やオークションで流通が続き、ガヤやフーケリアナと並んで売られることもある。管理は他の交配種と同じで、明るい室内、塩類の少ない水、水はけのよい用土が基本。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

基本情報

原産地

人工交配種(同じ組み合わせの交配が1900年に英国で作られた記録がある)

寿命

多年生のつる植物

サイズ

大きさの資料は少ない

適温

10〜30℃

湿度

60〜90%

水やり・肥料

肥料はごく薄く控えめに(虫を捕らえる)

栽培ポイント

日当たり・置き場所

明るい窓辺や温室で育てる。光が足りないと袋が付きにくい。

水やり

雨水や溶けた塩類の少ない水を使い、用土が乾ききる前に与える。受け皿に水をためっぱなしにせず、水はけのよい用土で根を蒸らさない。

温度・冬越し

低地性の親を多く含む交配種で、寒さを嫌う。冬は暖かい室内に取り込み、急な冷え込みにあてない。

用土・植え替え

水はけと通気のよい用土に植える。ミズゴケ単体や、洋ラン用の用土にミズゴケやパーライトを混ぜたものがよく使われる。

肥料

化成肥料を使うならごく薄くする。ときどき捕虫袋に虫を入れる程度で十分育つ。

増やし方

挿し木は湿らせたミズゴケに挿し、袋やケースで湿度を保つと1〜2か月で発根し、半年ほどで袋を付け始める。大株はつるが長く伸びるので、切り戻したつるを挿し穂にできる。

食虫植物ネペンテスウツボカズラ交配種複雑交配

ネペンテス・ダイエリアナのよくある質問

Qネペンテス・ダイエリアナの栽培難易度は?
A

中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。

Qネペンテス・ダイエリアナの水やり・肥料は?
A

ネペンテス・ダイエリアナの水やり・肥料は「肥料はごく薄く控えめに(虫を捕らえる)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qネペンテス・ダイエリアナの値段の相場は?
A

ネペンテス・ダイエリアナの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Nepenthes × dyeriana

典拠データベース: GBIF · GBIF Nepenthes L.(属) · ICPS 名簿 Nepenthes 'Sir William Thiselton Dyer'(Veitch, 1900)

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書II

ウツボカズラ属(ネペンテス属)は属全体がワシントン条約(CITES)附属書IIに掲載されている(附属書Iの一部の種を除く)。交配種・園芸品種も対象で、国外との輸出入には輸出許可書などの手続きが必要。国内での売買や栽培に手続きは要らない。

出典: Species+(CITES)Nepenthes

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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