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ネペンテス・エイマエ (Nepenthes eymae)

出典: Wikimedia Commons

ネペンテス・エイマエ

上級者向け

Nepenthes eymae

インドネシア・スラウェシ島の山地に固有のウツボカズラ。上部の袋が下半分は細く上で急に広がる、ワイングラスのような形になるのが特徴で、近縁のN. maximaとはこの点で見分ける。

栽培難易度
上級者向け
適正温度
10〜30℃
寿命
多年生(つる性)
サイズ
下部の袋は高さ24cm・幅16cmまで、つるは8mほど
湿度
60〜90%
水やり・肥料
肥料はごく薄く控えめに(虫を捕らえる)

概要

ネペンテス・エイマエ(Nepenthes eymae)は、インドネシアのスラウェシ島にだけ分布するウツボカズラ属の原種で、標高1000〜2000mの山地に生える。1938年にオランダの植物学者P. J. エイマが発見し、1984年に倉田重夫が記載した(当初の綴りはeymai)。数日遅れて別の研究者がN. infundibuliformisとして同じ植物を発表したため、こちらは異名になっている。近縁のN. maximaとの違いは上部の袋の形で、下半分から4分の3ほどが細い漏斗形のまま、口の近くで急に大きく広がるワイングラス形になる。つるは8mほどまで伸びる。下部の袋は卵形で高さ24cm・幅16cmに達し、縁(ペリストーム)は後方で幅5cmを超えるほど広がる。蓋は縁が細かく波打つことが多い。上部の袋は小さく、高さ15cm・幅8cmほど。N. maximaと別種とすべきか疑問視する研究者もいる。栽培下の「エイマエ」の多くは典型的なワイングラス形の上部袋を作らないとされ、名前だけで形を期待しないほうがよい。IUCNレッドリストでは低懸念(LC)。国内では専門店の実生苗がオークションなどで出回る。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

ネペンテス・エイマエの大きさ

ネペンテス・エイマエの成体サイズは下部の袋は高さ24cm・幅16cmまで、つるは8mほどです。

基本情報

原産地

インドネシア(スラウェシ島、標高約1000〜2000m)

寿命

多年生(つる性)

サイズ

下部の袋は高さ24cm・幅16cmまで、つるは8mほど

適温

10〜30℃

湿度

60〜90%

水やり・肥料

肥料はごく薄く控えめに(虫を捕らえる)

栽培ポイント

温度・冬越し

高地性の種で、長く育てるには夜の気温が下がることが欠かせない。日本の夏は夜温の高さが最大の課題になる。

日当たり・置き場所

明るい光を好むが、真夏の強い直射日光は葉焼けのもとになる。明るい半日陰で、湿度を保てる場所に置く。

水やり

雨水や溶けた塩類の少ない水を使い、用土が乾ききる前に与える。受け皿に水をためっぱなしにせず、根を蒸らさない。

用土・植え替え

水はけと通気のよい用土に植える。ミズゴケ単体や、洋ラン用の用土にミズゴケやパーライトを混ぜたものがよく使われる。

肥料

化成肥料を使うならごく薄くする。ときどき捕虫袋に虫を入れる程度で十分育つ。

病害虫・注意点

栽培株の多くは典型的なワイングラス形の上部袋を作らないとされる。形を重視するなら、上部袋の写真が付いた株を選ぶ。

食虫植物ネペンテスウツボカズラ原種高地性

ネペンテス・エイマエのよくある質問

Qネペンテス・エイマエの栽培難易度は?
A

上級者向け。上級者向けの品種です。高度な栽培技術と専門的な設備が必要で、環境の細かい調整が求められます。

Qネペンテス・エイマエはどのくらいの大きさになる?
A

ネペンテス・エイマエの成体サイズは下部の袋は高さ24cm・幅16cmまで、つるは8mほどです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qネペンテス・エイマエの水やり・肥料は?
A

ネペンテス・エイマエの水やり・肥料は「肥料はごく薄く控えめに(虫を捕らえる)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qネペンテス・エイマエの値段の相場は?
A

ネペンテス・エイマエの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Nepenthes eymae Sh.Kurata

別名(シノニム): Nepenthes infundibuliformis J.R.Turnbull & A.T.Middleton

典拠データベース: GBIF · GBIF Nepenthes eymae Sh.Kurata

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書IIIUCN LC · 低懸念

ウツボカズラ属(ネペンテス属)は属全体がワシントン条約(CITES)附属書IIに掲載されている(附属書Iの一部の種を除く)。国外との輸出入には輸出許可書などの手続きが必要だが、国内での売買・譲渡に登録は要らない。

出典: Species+(CITES)Nepenthes eymae

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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