メインコンテンツへスキップ
ネペンテス・メリリアナ (Nepenthes merrilliana)

出典: Wikimedia Commons

ネペンテス・メリリアナ

上級者向け

Nepenthes merrilliana

フィリピン南部の低地に自生するウツボカズラ。上部の袋は長さ40cmに達し、属の中でも最大級でN. rajahに並ぶ。幅広く溝の目立つ縁と大きな蓋が特徴の、高温を好む種。

栽培難易度
上級者向け
適正温度
10〜30℃
寿命
多年生(つる性)
サイズ
下部の袋は高さ35cm、上部の袋は長さ40cmほどまで、葉は長さ20〜60cm
湿度
60〜90%
水やり・肥料
肥料はごく薄く控えめに(虫を捕らえる)

概要

ネペンテス・メリリアナ(Nepenthes merrilliana)は、フィリピンのミンダナオ島北部・中部と、隣接するディナガット島・サマール島に分布するウツボカズラ属の原種。種小名は米国の植物学者E. D. メリルにちなみ、1911年にJ. M. マクファーレンが記載した。海岸近くの森林の急斜面に生え、主な分布は標高0〜1100m。属の中でも最大級の袋を作ることで知られ、N. rajahに匹敵するとされる。下部の袋は幅広い卵形で高さ35cm・幅14cmほど、上部の袋は長さ40cm・幅10cmほどに達する。上下の袋の形の差は小さく、縁(ペリストーム)は平たく幅8〜15mmで、はっきりした溝がある。葉は長さ20〜60cmと大きい。近縁のN. surigaoensisは長く本種の異名とされていた。N. alataとの交雑種はN. × merrilliataと呼ばれ、国内ではこの交配名の株も「メリリアタ」として流通するので、原種と取り違えないよう学名を確認したい。IUCNレッドリストでは危急種(VU)とされる。国内では専門店やオークションで、ディナガット島産など産地名付きの株が出回る。大株になるまで場所を取り、高温多湿を好むため、温室などの設備がある人向けの種。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

ネペンテス・メリリアナの大きさ

ネペンテス・メリリアナの成体サイズは下部の袋は高さ35cm、上部の袋は長さ40cmほどまで、葉は長さ20〜60cmです。

基本情報

原産地

フィリピン(ミンダナオ島北部・中部、ディナガット島、サマール島)

寿命

多年生(つる性)

サイズ

下部の袋は高さ35cm、上部の袋は長さ40cmほどまで、葉は長さ20〜60cm

適温

10〜30℃

湿度

60〜90%

水やり・肥料

肥料はごく薄く控えめに(虫を捕らえる)

栽培ポイント

温度・冬越し

低地性の種で、一年を通して高温多湿を好む。寒さに弱いので、秋から春は暖かい室内や加温した温室で管理する。

日当たり・置き場所

明るい光を好む。窓辺や温室の明るい場所に置き、真夏の強い直射日光だけは避ける。

水やり

雨水や溶けた塩類の少ない水を使い、用土が乾ききる前に与える。受け皿に水をためっぱなしにせず、根を蒸らさない。

用土・植え替え

水はけと通気のよい用土に植える。ミズゴケ単体や、洋ラン用の用土にミズゴケやパーライトを混ぜたものがよく使われる。

肥料

化成肥料を使うならごく薄くする。ときどき捕虫袋に虫を入れる程度で十分育つ。

病害虫・注意点

交雑種N. × merrilliata(メリリアタ)が似た名前で流通する。原種が欲しい場合は学名と産地を確認する。

食虫植物ネペンテスウツボカズラ原種大型

ネペンテス・メリリアナのよくある質問

Qネペンテス・メリリアナの栽培難易度は?
A

上級者向け。上級者向けの品種です。高度な栽培技術と専門的な設備が必要で、環境の細かい調整が求められます。

Qネペンテス・メリリアナはどのくらいの大きさになる?
A

ネペンテス・メリリアナの成体サイズは下部の袋は高さ35cm、上部の袋は長さ40cmほどまで、葉は長さ20〜60cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qネペンテス・メリリアナの水やり・肥料は?
A

ネペンテス・メリリアナの水やり・肥料は「肥料はごく薄く控えめに(虫を捕らえる)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qネペンテス・メリリアナの値段の相場は?
A

ネペンテス・メリリアナの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Nepenthes merrilliana Macfarl.

典拠データベース: GBIF · GBIF Nepenthes merrilliana Macfarl.

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書IIIUCN VU · 危急

ウツボカズラ属(ネペンテス属)は属全体がワシントン条約(CITES)附属書IIに掲載されている(附属書Iの一部の種を除く)。国外との輸出入には輸出許可書などの手続きが必要だが、国内での売買・譲渡に登録は要らない。

出典: Species+(CITES)Nepenthes merrilliana

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

関連コラム

コラムをもっと見る →

お探しの株が見つかりませんか?

希望の条件を無料で投稿すると、条件に合う株を持つ生産者から紹介が届きます。