
出典: Wikimedia Commons
アデニウム・ソマレンセ
中級者向けAdenium obesum subsp. somalense
裾が大きく広がった円錐形の塊茎と、白い葉脈が入る細めの葉が目印のアデニウム。花はオベスムより小ぶりで径5cm未満、花弁が細く先が尖り、赤い筋が喉から花弁へ伸びます。
概要
アデニウム・ソマレンセはキョウチクトウ科アデニウム属の塊根植物で、GBIF ではアデニウム・オベスム(砂漠のバラ)の亜種として扱われています。ソマリアからリフトバレー沿いにケニア、タンザニアにかけて分布し、ソマリアとケニア北西部には高さ約4.5mに達する高木状の個体群があり、裾の広い円錐形の塊茎が見分けのポイントです。ケニアの多くの地域ではオベスムとの中間型とみられる低木状の株が多く、塊茎も小さめです。葉は長さ5〜10cm、幅18〜25mmで明るい緑、たいてい白い葉脈が入ります。花はピンク〜濃赤で径5cm未満、花弁は細く尖り、蜜標が花弁にまで伸びます。栽培株の多くは低木状の中間型で、冬には必ず休眠し、春の開花が一段落するまで葉を出さない性質があります。同じ地域には地中に蕪状の塊茎をつくる矮性の変種クリスプム(var. crispum)もあり、縮れた細い葉で区別されます。国内では「ソマレンセ」の名で実生苗や発根済み株が通販やネットオークションで流通し、産地名つきの種子も出回っています。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
アデニウム・ソマレンセの大きさ
アデニウム・ソマレンセの成体サイズは自生地の高木型で高さ約4.5m。栽培株の多くは低木状です。
基本情報
原産地
ソマリア〜ケニア・タンザニア(リフトバレー沿い)
寿命
長寿命の多年生植物(寿命の資料は少ない)
サイズ
自生地の高木型で高さ約4.5m。栽培株の多くは低木状
適温
10〜35℃
水やり・肥料
生育期に緩効性肥料を少量
栽培ポイント
日当たり・置き場所
生育期は日当たりのよい場所で育てます。高木型の実生は旺盛に伸びるので、枝が徒長しないよう十分な光を当てます。
水やり
葉がある生育期は用土が乾いたらたっぷり与えます。落葉して休眠に入ったら水を切り、春に葉が動くまで乾かし気味にします。
休眠期の管理
冬に必ず休眠する性質があり、春の開花が一段落するまで葉を出さないことがあります。枯れたと思って水を増やさず、芽の動きを待ちます。
温度・冬越し
寒さには弱いので、冬は霜の当たらない暖かい室内で乾かして越冬させます。
用土・植え替え
水はけのよい用土を使い、植え替えは暖かくなって生育が始まる頃に行います。太い根を傷めないよう注意します。
病害虫・注意点
キョウチクトウ科で樹液に毒性があります。剪定や植え替えの際は手袋を使い、子どもやペットの届かない場所に置きます。
アデニウム・ソマレンセのよくある質問
Qアデニウム・ソマレンセの栽培難易度は?
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
Qアデニウム・ソマレンセはどのくらいの大きさになる?
アデニウム・ソマレンセの成体サイズは自生地の高木型で高さ約4.5m。栽培株の多くは低木状です。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qアデニウム・ソマレンセの水やり・肥料は?
アデニウム・ソマレンセの水やり・肥料は「生育期に緩効性肥料を少量」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Qアデニウム・ソマレンセの値段の相場は?
アデニウム・ソマレンセの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
規制・法令・保全ステータス
CITES には掲載されていません(Species+ で確認)。国内での譲渡に特別な手続きは要りません。
出典: Species+(CITES): Adenium obesum
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
この種類の出品を探す
関連コラム
モナデニウム塊根植物の育て方ガイド|水管理・休眠・乳汁への注意点
モナデニウムは東アフリカ原産の塊根多肉。生育期と休眠期で水やりを切り替えるのが要点です。置き場所と日当たり、排水性の高い用土、乳汁への安全対策、挿し木・株分けでの増やし方を解説。
アデニウムの接ぎ木方法|台木選びから活着までの完全手順
アデニウム(砂漠のバラ)の接ぎ木テクニックを詳しく解説。台木と穂木の選び方、接ぎ木の時期と手順、活着率を上げるコツ、失敗しないための注意点を紹介します。
アデニウムの育て方と花を咲かせるコツ
アデニウム(砂漠のバラ)の基本的な育て方と、花を咲かせるための日照・肥料・剪定のコツを解説します。
アデニウム(砂漠のバラ)の越冬管理|冬の温度・水分・休眠戦略
アデニウムは熱帯原産の塊根植物で、冬季管理が最大の難関です。本記事では越冬に必須の温度管理・日光確保・水分調整から、秋の準備・冬期の灌水・春の復帰まで、実践的な越冬戦略を詳しく解説。落葉・根腐れ・萌芽不良などのトラブル対処法も網羅しました。
🩺 かかりやすい病気
お探しの株が見つかりませんか?
希望の条件を無料で投稿すると、条件に合う株を持つ生産者から紹介が届きます。





