
出典: Wikimedia Commons
フィロデンドロン・セローム
初心者向けThaumatophyllum bipinnatifidum
深く羽状に裂けた大きな光沢葉を、太い幹の先から広げる大型のフィロデンドロン。幹には葉の落ちた跡が目のような模様になって残り、太い気根を下ろす。鉢植えで高さ1.2〜3mになる。
概要
セローム(現在の学名 Thaumatophyllum bipinnatifidum)はブラジル・ボリビア・パラグアイ・アルゼンチン北東部に分布するサトイモ科の植物。長くフィロデンドロン属(Philodendron selloum / P. bipinnatifidum)とされてきたが、近年タウマトフィルム属に移された。葉は長い葉柄の先に付き、長さ1.5mに達することもある大型の心形で、羽状に深く裂ける。若い株の葉は丸く裂けないが、育つにつれて切れ込みが入る。幹は木質化して太くなり、葉が落ちた跡が目のような模様になって残り、そこから太い気根を出す。日本には昭和初期に小石川植物園へ導入された。日本の図鑑ではセローム(ヒトデカズラ)と葉の裂片が多いオオヒトデカズラを別種として扱う例もあるが、現在の分類では同じ種にまとめられている。似た切れ込み葉の「クッカバラ(ザナドゥ)」は株がずっと小さくまとまる。国内では大型の鉢物として園芸店や通販で大量に流通する定番種。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
フィロデンドロン・セロームの大きさ
フィロデンドロン・セロームの成体サイズは鉢植えで高さ1.2〜3m・幅1.8〜3m。葉は長さ1.5mに達することもです。
基本情報
原産地
ブラジル・ボリビア・パラグアイ・アルゼンチン北東部
寿命
多年生(長年育てられる)
サイズ
鉢植えで高さ1.2〜3m・幅1.8〜3m。葉は長さ1.5mに達することも
適温
15〜30℃
湿度
50〜70%
水やり・肥料
生育期に緩効性肥料
栽培ポイント
日当たり・置き場所
明るい光を好むが、暗めの室内にも耐える。光が弱く水が多いと葉が小さく切れ込みの少ないものになる。真夏の直射日光は葉焼けの原因。
水やり
湿り気を好むが過湿は根腐れのもと。乾燥にも強くはないので、表土が乾いたらたっぷり与える。
温度・冬越し
16℃を下回る頃には室内に取り込む。霜に当てなければ越冬でき、比較的寒さに強いフィロデンドロン。
用土・植え替え
有機質に富む水はけのよい用土を使う。塩類の蓄積に弱いので、ときどき鉢底から流れ出るまで水を通して洗い流す。
増やし方
実生や、幹を切り分けた挿し木で増やす。
病害虫・注意点
アブラムシ・コナカイガラムシ・カイガラムシ・アザミウマ・ハダニがときどき付く。サトイモ科で不溶性のシュウ酸カルシウムを含み、かじると口や唇の強い痛み・腫れ、よだれ、嘔吐、飲み込みにくさを起こす。樹液で皮膚がかぶれることもあるので、ペットや小さな子どもの手の届かない場所に置き、作業時は手袋を使う。
フィロデンドロン・セロームのよくある質問
Qフィロデンドロン・セロームの栽培難易度は?
初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。
Qフィロデンドロン・セロームはどのくらいの大きさになる?
フィロデンドロン・セロームの成体サイズは鉢植えで高さ1.2〜3m・幅1.8〜3m。葉は長さ1.5mに達することもです。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qフィロデンドロン・セロームの水やり・肥料は?
フィロデンドロン・セロームの水やり・肥料は「生育期に緩効性肥料」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Qフィロデンドロン・セロームの値段の相場は?
フィロデンドロン・セロームの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
規制・法令・保全ステータス
CITES(ワシントン条約)の附属書には掲載されていない。特定外来生物・種の保存法の国内希少野生動植物種にも該当しない。
出典: Species+(CITES 掲載確認) / 環境省 特定外来生物等一覧
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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