
出典: Wikimedia Commons
臥牛
初心者向けGasteria nitida var. armstrongii
ざらついた濃緑の厚い舌状の葉が、左右二列に地面を這うように重なるガステリア。白い疣が横縞状に散り、寝そべった牛にたとえた和名のとおりの重厚な小型種。
概要
臥牛(ガステリア・アームストロンギー)は、南アフリカ東ケープ州のジェフリーズベイとガムトゥース川の間の、礫の多い平地や丘(レノスターフェルトと呼ばれる植生)だけに自生する小型のガステリアです。茎はなく、最大3対ほどの葉が地面に平らに寝るように左右二列に重なり、単独で、あるいは株元から子を出して小さな群れをつくります。葉は長さ3〜6cm、基部の幅2.3〜3.5cmの三角形〜舌状で硬く、濃緑色の両面に白い疣が不規則な横縞をつくってざらつき、先端には短く鋭い突起があります。周囲の小石にまぎれて見つけにくく、乾期には葉が赤褐色に焼けて地中に引き込まれます。花は赤みを帯びたピンクで、分枝しない40〜50cmの花茎に夏に咲きます。近縁で大型のガステリア・ニティダとは、滑らかな葉をロゼット状につけ花茎が分枝するニティダに対し、ざらつく葉を二列につけ花茎が分枝しない点で見分けます。1912年に記載され、1992年にニティダの変種とされましたが、その後DNA解析に基づいて再び独立種とする見解も出されています。自生地では開発や採取で数を減らしています。生長は遅く、1年に葉が2〜3枚増える程度です。日本では幅広で肉厚の葉をもつ選抜株や、斑入りの「臥牛錦」、さまざまな交配種が作られ、品評も盛んな古典的な人気種です。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
臥牛の寿命
臥牛の寿命は多年生。生長は遅く、1年に葉が2〜3枚増える程度です。
臥牛の大きさ
臥牛の成体サイズは高さ約5cm(葉長3〜6cm)です。
基本情報
原産地
南アフリカ(東ケープ州、ジェフリーズベイ〜ガムトゥース川)
寿命
多年生。生長は遅く、1年に葉が2〜3枚増える程度
サイズ
高さ約5cm(葉長3〜6cm)
適温
5〜35℃
湿度
30〜50%
水やり・肥料
生育期に有機質肥料や液体肥料を少量
栽培ポイント
日当たり・置き場所
日なたでも育つが、やや遮光した明るい場所を好む。暑い時期は強い直射日光を避ける。冬は日の当たる室内の窓辺や簡易温室に置く。
水やり
春〜秋の生育期は風通しのよい環境でたっぷり与えると、葉が肉厚になって姿が整う。一年を通して水を与えるが、冬は乾かし気味にする。国内の図鑑では夏型に分類される。
温度・冬越し
耐寒性は比較的強いが、株が凍るような低温や霜に当たると、肉厚の葉の表面に黒い斑点が出る。国内の図鑑は2〜5℃を枯れない最低温度の目安としている。
用土・植え替え
根はゴボウ状に長く伸びるので、蘭鉢のような縦長の鉢で水はけのよい用土に植える。
増やし方
実生、株分け、葉挿しで殖やせる。葉挿しは春に、外した葉を乾いた窓辺に1〜3週間置いて切り口を固めてから清潔な砂に挿す。
病害虫・注意点
生長が遅く、実生から開花まで3年ほどかかる。大株になるほど評価される種なので、焦らず長く育てる。
臥牛のよくある質問
Q臥牛の栽培難易度は?
初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。
Q臥牛の寿命はどれくらい?
臥牛の平均寿命は多年生。生長は遅く、1年に葉が2〜3枚増える程度です。適切な栽培環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
Q臥牛はどのくらいの大きさになる?
臥牛の成体サイズは高さ約5cm(葉長3〜6cm)です。栽培環境や個体差により多少前後します。
Q臥牛の水やり・肥料は?
臥牛の水やり・肥料は「生育期に有機質肥料や液体肥料を少量」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Q臥牛の値段の相場は?
臥牛の価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
規制・法令・保全ステータス
ワシントン条約(CITES)の附属書には掲載されていません。外来生物法の規制対象でもありません。
出典: Species+(CITES)Gasteria nitida の照会:掲載なし / 環境省 特定外来生物等一覧
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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