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ノイバラ (Rosa multiflora)

出典: Wikimedia Commons

ノイバラ

初心者向け

Rosa multiflora

初夏に香りの強い白い小花を円錐状に咲かせ、秋に赤い実(偽果)を付ける日本の代表的な野バラ。世界のバラの品種改良に貢献した原種の一つで、盆栽では原種に近い野生のバラとして花と実を楽しむ。

栽培難易度
初心者向け
適正温度
-5〜35℃
寿命
寿命の資料は少ない
サイズ
樹高1〜3m
水やり・肥料
肥料(4〜10月に月1回)

概要

ノイバラ(野茨、Rosa multiflora)は、沖縄を除く日本各地の山林の縁や川岸、郊外の道路沿いなど日当たりのよい場所に自生するバラ科バラ属の落葉つる性低木で、朝鮮半島や中国にも分布します。「ノバラ」の代表種で、テリハノイバラやハマナスと並ぶ重要な原種として、世界中のバラの品種改良に大きく貢献してきました。5〜6月に直径2〜3cmの白い花を枝先に円錐状に咲かせ、花は小さいものの香りは香水に使われるほど強いのが特徴です。花弁は5枚で先がくぼみます。9〜11月には萼筒が変化した偽果が赤く熟し、野鳥がついばみます。葉は7〜9枚の小葉からなる羽根状で、枝には鋭いとげがあります。寒さに強く、土質を選ばず生育旺盛で、病害虫や剪定にも強いことから、かつては園芸バラの台木として使われるのが一般的でした。盆栽では、ガーデニング向けの大輪品種ではなく、原種に近い野生のバラが使われます。仲間には葉に艶のあるテリハノイバラ、ピンクの花のサクラノイバラ、大きくならないヒメイバラ(一才バラ)などがあり、赤花のノイバラの名で売られる苗もあるので、花色は名札で確認しましょう。盆栽素材や山野草の苗として流通しています。

ノイバラの大きさ

ノイバラの成体サイズは樹高1〜3mです。

基本情報

原産地

日本(沖縄を除く各地)、朝鮮半島、中国

寿命

寿命の資料は少ない

サイズ

樹高1〜3m

適温

-5〜35℃

水やり・肥料

肥料(4〜10月に月1回)

栽培ポイント

日当たり・置き場所

日当たりのよい場所に置く。日当たりや風通しが悪いと害虫が付きやすい

水やり

開花中の夏は水切れしやすいので注意して水やりする

温度・冬越し

寒さに強く、北海道南部でも育つ

用土・植え替え

土質を選ばない。植え替えは9月の彼岸ごろ

肥料

4〜10月に月1回、固形肥料を置く

剪定・整姿

花は新しい枝の先に付き、長く伸びた枝には付きにくいので、長枝は2〜3芽残して切る。剪定枝は春〜秋に挿し木できる

病害虫・注意点

病害虫に強いが、冬の間に消毒しておくと予防になる。枝に鋭いとげがあるので作業時は注意。自生種なので山採りではなく栽培品を

花もの実もの野バラ初心者向け

ノイバラのよくある質問

Qノイバラの栽培難易度は?
A

初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。

Qノイバラはどのくらいの大きさになる?
A

ノイバラの成体サイズは樹高1〜3mです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qノイバラの水やり・肥料は?
A

ノイバラの水やり・肥料は「肥料(4〜10月に月1回)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qノイバラの値段の相場は?
A

ノイバラの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Rosa multiflora Thunb.

別名(シノニム): Rosa calva (Franch. & Sav.) Boulenger, Rosa formosana (Cardot) Koidz.

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES 規制対象外

CITES附属書の掲載はなく、国内での売買規制もありません。日本の自生種なので、野生株は採取せず栽培品を選んでください。

出典: Species+(CITES 掲載状況の検索)

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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