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アケビ (Akebia quinata)

出典: Wikimedia Commons

アケビ

中級者向け

Akebia quinata

5枚の小葉が手のひら状に付き、春に淡い紫色の花、秋に長さ7〜10cmの紫の実を付けるつる性の落葉樹。熟した実は縦に裂ける。自分の花粉では実がならないため、実を見るには別の株との交配が要る。

栽培難易度
中級者向け
適正温度
-5〜35℃
寿命
寿命の資料は少ない
サイズ
つるは長さ3〜4mで他の木に絡んで登る(盆栽では剪定で小さく保つ)
水やり・肥料
肥料(実が2〜3cmになってから10月中旬まで)

概要

アケビ(木通、Akebia quinata)は、本州、四国、九州の低山や郊外の道端に自生するアケビ科アケビ属のつる性落葉樹で、中国や朝鮮半島にも分布します。葉は小葉5枚が手のひら状に付くのが普通で、これが3枚のミツバアケビとの見分けの要点です。4〜5月に淡い紫色の花を下向きに咲かせ、一つの花序の先に雄花が房状に、基部に雌花が1〜3輪付きます。花弁はなく、花弁のように見えるのは3枚の萼です。9〜10月に長さ7〜10cmの紫色の実が熟し、縦に裂けて半透明の果肉に包まれた黒い種子が現れます。盆栽で実を付ける時に大切なのは、自分の花粉では実がならない(自家不和合性)ことです。実を見るには別の株の花粉が必要で、白花のアケビや、若いうちから花が咲く一才アケビなどを交配用にそろえておきます。盆栽店で「交配用」の株が売られているのはこのためです。アケビとミツバアケビの自然雑種で実がならないゴヨウアケビや、常緑で実が裂けないムベとは別の植物なので、名札で確認しましょう。耐暑性・耐寒性が強く丈夫ですが、実を付けると大きく消耗するので、受粉は一年おきにするなどして樹勢を保ちます。

アケビの大きさ

アケビの成体サイズはつるは長さ3〜4mで他の木に絡んで登る(盆栽では剪定で小さく保つ)です。

基本情報

原産地

日本(本州・四国・九州)、中国、朝鮮半島

寿命

寿命の資料は少ない

サイズ

つるは長さ3〜4mで他の木に絡んで登る(盆栽では剪定で小さく保つ)

適温

-5〜35℃

水やり・肥料

肥料(実が2〜3cmになってから10月中旬まで)

栽培ポイント

日当たり・置き場所

日照を好むが半日陰くらいが生育によい。夏の西日は避け、真夏以外は日当たりと風通しのよい場所で節間の伸びを防ぐ

水やり

乾きやすく水を好む。春秋は1日2回、夏は3〜4回、冬は1〜2日に1回が目安。根詰まりした鉢はときどき水に浸ける。花に水をかけない

温度・冬越し

耐暑性・耐寒性ともに強い。夏の強光や冬の寒風に当てなければ特別な保護はいらない

用土・植え替え

細根が多く根詰まりしやすいので水はけのよい用土に。芽動きが早く、暖地では2月中旬から植え替え可能。毎年だと実付きが落ちるので2年に1回

肥料

実が2〜3cmになってから少量で始め、6月に実が固まったら増やし、10月中旬まで続ける。実を付けると大きく消耗する

剪定・整姿

完成木は花後に強く伸びる蔓を2〜3節で摘む。花芽分化は6〜7月。不要枝の剪定は芽出し前の2〜3月。太枝は切り口から枯れ込みやすい

病害虫・注意点

ハダニ、アブラムシ、うどんこ病、すす病、黒星病、アケビコノハなどの幼虫に注意。自家不和合性なので交配用に別の株を用意する

実ものつる性花もの交配が必要

アケビのよくある質問

Qアケビの栽培難易度は?
A

中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。

Qアケビはどのくらいの大きさになる?
A

アケビの成体サイズはつるは長さ3〜4mで他の木に絡んで登る(盆栽では剪定で小さく保つ)です。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qアケビの水やり・肥料は?
A

アケビの水やり・肥料は「肥料(実が2〜3cmになってから10月中旬まで)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qアケビの値段の相場は?
A

アケビの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Akebia quinata (Houtt.) Decne.

別名(シノニム): Akebia micrantha Nakai, Akebia quinata f. viridiflora Makino

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES 規制対象外

CITES附属書の掲載はなく、国内での売買規制もありません。日本の自生種なので、野生株は採取せず栽培品を選んでください。

出典: Species+(CITES 掲載状況の検索)

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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