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ムベ (Stauntonia hexaphylla)

出典: Wikimedia Commons

ムベ

中級者向け

Stauntonia hexaphylla

一年中緑の葉を保つ常緑のアケビの仲間で、別名トキワアケビ。春に白い萼の内側が赤紫色の花を咲かせ、秋に長さ5〜8cmの紫色の実を付ける。実はアケビと違ってほとんど割れない。

栽培難易度
中級者向け
適正温度
-5〜35℃
寿命
寿命の資料は少ない
サイズ
つるは長さ5〜15m(盆栽では剪定で小さく保つ)
水やり・肥料
肥料(盆栽向けの資料は少ない)

概要

ムベ(郁子、Stauntonia hexaphylla)は、山形県・福島県以西の本州、四国、九州、沖縄に分布するアケビ科ムベ属の常緑つる性木本で、朝鮮半島や中国にも分布します。別名のトキワアケビのとおり、一年中緑の葉を保つのがアケビとの最大の違いです。葉は5〜7枚の小葉が手のひら状に付きますが、若い株では3枚単位になり、葉や蔓はアケビより堅めです。4〜5月に葉の脇から伸びる長い花柄に花を房状に咲かせ、雌雄同株で、雄花は淡い紅色、雌花は花弁のように見える白い萼の内側に暗い赤紫色の模様が入ります。10〜11月に長さ5〜8cmの楕円形の実が紫色に熟しますが、アケビのように自然に割れることは少なく、長く蔓にぶら下がっています。果肉はアケビより甘く、かつては朝廷に献上されたともいわれます。見分けの要点は、常緑であることと、熟しても実がほとんど開かないことです。実を付けるには強めの剪定で開花を促すなどのこつが要り、2株以上をそろえると確実とされます。蔓の成長が早く年に1m以上伸びるため、鉢では剪定で姿を保ちます。中品盆栽などとして盆栽店で扱われていますが、アケビほど流通は多くありません。

ムベの大きさ

ムベの成体サイズはつるは長さ5〜15m(盆栽では剪定で小さく保つ)です。

基本情報

原産地

日本(山形・福島以西の本州、四国、九州、沖縄)、朝鮮半島、中国

寿命

寿命の資料は少ない

サイズ

つるは長さ5〜15m(盆栽では剪定で小さく保つ)

適温

-5〜35℃

水やり・肥料

肥料(盆栽向けの資料は少ない)

栽培ポイント

日当たり・置き場所

日当たりと水はけのよい場所を好む

温度・冬越し

暖地性で、かつては暖地の海岸や山間にしか見られなかったが、近年は東北地方でも育つようになった

用土・植え替え

水はけのよい用土に腐葉土などを加えて植える。移植は難しいとされるので根を傷めないように

剪定・整姿

蔓は年に1m以上伸びる。四方に広がらないよう誘引・剪定し、強めの剪定で開花を促す

病害虫・注意点

雌雄同株だが実付きにはこつが要り、2株以上そろえると確実。実はほとんど割れないので、割れる実を期待するならアケビ

実ものつる性常緑中品

ムベのよくある質問

Qムベの栽培難易度は?
A

中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。

Qムベはどのくらいの大きさになる?
A

ムベの成体サイズはつるは長さ5〜15m(盆栽では剪定で小さく保つ)です。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qムベの水やり・肥料は?
A

ムベの水やり・肥料は「肥料(盆栽向けの資料は少ない)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qムベの値段の相場は?
A

ムベの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Stauntonia hexaphylla (Thunb.) Decne.

別名(シノニム): Rajania hexaphylla Thunb.

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES 規制対象外

CITES附属書の掲載はなく、国内での売買規制もありません。日本の自生種なので、野生株は採取せず栽培品を選んでください。

出典: Species+(CITES 掲載状況の検索)

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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