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テイカカズラ (Trachelospermum asiaticum)

出典: Wikimedia Commons

テイカカズラ

初心者向け

Trachelospermum asiaticum

初夏にねじれた白い花を咲かせ、強い甘い香りを放つ常緑のつる性植物。盆栽では葉が小さく縮れた「縮緬葛(チリメンカズラ)」などの小葉のものが好まれ、紅色の新葉や冬の紅葉も楽しめる。

栽培難易度
初心者向け
適正温度
-5〜35℃
寿命
寿命の資料は少ない
サイズ
つるは5〜10mに伸びる(盆栽では剪定で小さく保つ)
水やり・肥料
肥料(4〜10月に月1回)

概要

テイカカズラ(定家葛、Trachelospermum asiaticum)は、本州、四国、九州の雑木林や杉林の縁、湿った岩場に自生するキョウチクトウ科テイカカズラ属の常緑つる性植物です。名前は能の謡曲「定家」に由来するとされます。5〜6月に直径2〜3cmの白い花を咲かせ、花冠は五つに裂けて扇風機の羽根のように少しねじれ、咲き終わりには淡い黄色になります。「つるクチナシ」の別名があるほど香りが強いのも特徴です。葉は長さ3〜7cmの革質で光沢があり、常緑ですが寒さに当たると一部が紅葉します。葉の色や形は環境で変わりやすく、盆栽界では葉の小さな個体を千歳蔓、雪駄蔓などと呼んで珍重してきました。盆栽でよく見かけるのは「縮緬葛(チリメンカズラ)」と呼ばれる小葉のもので、葉の表面に縮緬のような小じわがあり、紅色の新葉と緑の古葉が混じる姿が美しく、古くなると幹肌が灰白色になります。ほかに黄金葉のものや、斑入りのハツユキカズラも流通しています。剪定によく耐え、自立させて鉢物に仕立てられます。蔓や葉柄を切ると出る白い汁には有毒成分が含まれ、肌の弱い人はかぶれることがあるので、作業時は手袋をすると安心です。

テイカカズラの大きさ

テイカカズラの成体サイズはつるは5〜10mに伸びる(盆栽では剪定で小さく保つ)です。

基本情報

原産地

日本(本州・四国・九州)、朝鮮半島に近縁種

寿命

寿命の資料は少ない

サイズ

つるは5〜10mに伸びる(盆栽では剪定で小さく保つ)

適温

-5〜35℃

水やり・肥料

肥料(4〜10月に月1回)

栽培ポイント

日当たり・置き場所

日当たりと風通しのよい場所へ。縮緬葛は夏の日除けも不要とされる

水やり

若木のうちはたっぷり。樹形が整ってきたものは水を控えめにすると葉が小さく締まる

温度・冬越し

種としては寒さに強いが、縮緬葛は寒さに弱いとする解説もある。冬はムロか、暖房に直接当てない室内で

用土・植え替え

5月上旬〜中旬に、若木は毎年、成木は2年に1回。赤玉土8に桐生砂2ほどの用土

肥料

葉のつやを保つため4〜10月に月1回、油かすなどの有機肥料

剪定・整姿

樹形のできたものは5月中旬に新芽と前年枝を1〜2節残して切り、その後伸びた枝も2節ほどで切る作業を8月ごろまで繰り返す。針金は6〜7月、太い枝には癖が付きにくい

病害虫・注意点

丈夫で虫は少ないが、新芽にアブラムシが付くことがある。切り口の白い汁は有毒でかぶれることがあるので手袋を

つる性常緑小葉初心者向け

テイカカズラのよくある質問

Qテイカカズラの栽培難易度は?
A

初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。

Qテイカカズラはどのくらいの大きさになる?
A

テイカカズラの成体サイズはつるは5〜10mに伸びる(盆栽では剪定で小さく保つ)です。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qテイカカズラの水やり・肥料は?
A

テイカカズラの水やり・肥料は「肥料(4〜10月に月1回)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qテイカカズラの値段の相場は?
A

テイカカズラの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Trachelospermum asiaticum (Siebold & Zucc.) Nakai

別名(シノニム): Malouetia asiatica Siebold & Zucc., Trachelospermum asiaticum var. brevisepalum (C.K.Schneid.) Tsiang

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES 規制対象外

CITES附属書の掲載はなく、国内での売買規制もありません。日本の自生種なので、野生株は採取せず栽培品を選んでください。

出典: Species+(CITES 掲載状況の検索)

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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