メインコンテンツへスキップ
キャラボク (Taxus cuspidata var. nana)

出典: Wikimedia Commons

キャラボク

初心者向け

Taxus cuspidata var. nana

日本海側の多雪地帯の山に自生するイチイの変種で、幹が直立せず根元から枝分かれして横に広がる。葉がイチイより幅広く螺旋状に付くのが見分けの要点。暑さにも比較的強く丈夫な松柏。

栽培難易度
初心者向け
適正温度
-5〜35℃
寿命
長命で、大山には樹齢600年とされる老木が群生する
サイズ
高さ0.5〜2m、横に広がる低木(盆栽はミニ〜中品)
水やり・肥料
肥料(4〜5月と9〜10月)

概要

キャラボク(伽羅木)はイチイ科イチイ属のイチイ(Taxus cuspidata)の変種で、本州の日本海側、秋田県の真昼岳から鳥取県の伯耆大山にかけての多雪地帯の高山に自生し、朝鮮半島にも分布します。大山の群生地は「大山のダイセンキャラボク純林」として特別天然記念物に指定されています。常緑低木で高さは0.5〜2mほど、幹は直立せず斜めに立ち、根元から多くの枝が分かれて横に広がります。これは豪雪への適応と考えられています。一位(イチイ)との違いは、葉が少し幅広くて厚く、枝の四方へ螺旋状に不規則に付くことで、イチイの葉は二列に水平に並びます。ただし両者の中間的な形も多く、キャラボクをイチイの生態型の一つとする見解もあります。雌雄異株で、雌木には秋に赤い実(仮種皮)が付きます。赤い部分は甘みがありますが、中の種子は有毒なので子どもやペットが口にしないよう注意が必要です。イチイより暑さに強く都市部でも育てやすいため、庭木や盆栽として広く流通し、葉が黄色い金芽キャラ(キンキャラ)もよく出回ります。

キャラボクの寿命

キャラボクの寿命は長命で、大山には樹齢600年とされる老木が群生するです。

キャラボクの大きさ

キャラボクの成体サイズは高さ0.5〜2m、横に広がる低木(盆栽はミニ〜中品)です。

基本情報

原産地

日本(本州日本海側の多雪地帯の山地)、朝鮮半島

寿命

長命で、大山には樹齢600年とされる老木が群生する

サイズ

高さ0.5〜2m、横に広がる低木(盆栽はミニ〜中品)

適温

-5〜35℃

水やり・肥料

肥料(4〜5月と9〜10月)

栽培ポイント

日当たり・置き場所

日なたを好むが半日陰にも強い。夏は強い日差しを避けた明るく風通しのよい場所に

水やり

水切れに弱い。春は1日1〜2回、夏は2〜3回、秋は1〜2回、冬は2〜3日に1回を目安に。夏の過湿も根腐れのもと

温度・冬越し

寒さに強い(イチイはUSDAゾーン4)。寒地では冬に葉が茶色くなるが翌年緑に戻る。暑さにもイチイより強い

用土・植え替え

用土は選ばないが、赤玉土単用か砂を混ぜて水はけよく。植え替えは3月中旬〜4月中旬、成木は2年に1回が目安

肥料

梅雨と夏を除く4〜5月と9〜10月に、月1〜2回の有機質肥料

剪定・整姿

新芽は4月中旬〜6月、柔らかいうちに半分〜3分の1残して指で摘む。剪定は3〜4月と10〜11月、針金は10〜3月、古葉取りは10〜11月

病害虫・注意点

病害虫は少ないが乾燥が続くとハダニが付く。実の種子は有毒。自生種なので山採りではなく栽培品を

初心者向け松柏常緑赤い実

キャラボクのよくある質問

Qキャラボクの栽培難易度は?
A

初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。

Qキャラボクの寿命はどれくらい?
A

キャラボクの平均寿命は長命で、大山には樹齢600年とされる老木が群生するです。適切な栽培環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。

Qキャラボクはどのくらいの大きさになる?
A

キャラボクの成体サイズは高さ0.5〜2m、横に広がる低木(盆栽はミニ〜中品)です。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qキャラボクの水やり・肥料は?
A

キャラボクの水やり・肥料は「肥料(4〜5月と9〜10月)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qキャラボクの値段の相場は?
A

キャラボクの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Taxus cuspidata var. nana hort. ex Rehd.

別名(シノニム): Taxus cuspidata f. nana (Rehd.) E.H.Wilson, Taxus cuspidata subsp. nana (Rehd.) Silba, Taxus umbraculifera var. nana (Rehd.) Spjut

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書II

キャラボクを含むイチイ(Taxus cuspidata)は、種内分類群を含めてCITES附属書IIに掲載されています。規制の対象は国際取引で、国内での売買・譲渡に規制はありません。人工繁殖された交配種・園芸品種の鉢植えで、「artificially propagated」と表示したラベル等を付けたものは条約の適用外とされています。海外へ送る・持ち込む場合は、事前に手続きの要否を確認してください。自生地の野生株は採取せず、栽培品を選んでください。

出典: Species+: Taxus cuspidata(CITES 附属書 II)

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

関連コラム

コラムをもっと見る →

🩺 かかりやすい病気

お探しの株が見つかりませんか?

希望の条件を無料で投稿すると、条件に合う株を持つ生産者から紹介が届きます。