盆栽図鑑
人気の盆栽樹種の育て方・特徴・整姿のコツをまとめた品種図鑑です。
注目の盆栽
137品種を表示 / 137品種中(1–24)
© Daderot / CC0アカシデ
Carpinus laxiflora
新芽や若葉、紅葉が赤く染まるカバノキ科の落葉樹。盆栽界では「赤芽ソロ」「アカソロ」と呼ばれ、シデ類の中で最も葉が小さく枝が細い。春の芽出しから冬の寒樹まで四季の変化を楽しめる。
© Alpsdake / CC BY-SA 4.0アケビ
Akebia quinata
5枚の小葉が手のひら状に付き、春に淡い紫色の花、秋に長さ7〜10cmの紫の実を付けるつる性の落葉樹。熟した実は縦に裂ける。自分の花粉では実がならないため、実を見るには別の株との交配が要る。
© 5snake5 / CC0アセビ
Pieris japonica
早春に壺形の小花を房状に垂らして咲かせる日本特産の常緑低木。花は白が基本で、盆栽では薄紅〜濃い紅色の赤花系が人気。株全体に毒があり、口に入れないよう注意が要る。
© KENPEI / CC BY-SA 3.0イヌツゲ
Ilex crenata
光沢のある濃緑の小葉と黒い実が美しい常緑樹の盆栽。秋〜冬の黒い実は観賞価値が高い。丈夫で育てやすく、生垣にも使われる日本の代表的な樹木。

エゴノキ
Styrax japonicus
初夏に白い小花を鈴なりに下垂させる雑木盆栽。花付きが良く、清楚な印象。秋には独特の実も付ける。自然な枝ぶりが美しく、模様木が映える。

オリーブ盆栽
Olea europaea
地中海原産の常緑樹。銀灰色の葉と捻じれた幹が独特の風情を醸す。洋風盆栽として近年人気急上昇。乾燥に強く水やりの失敗が少ない。

カポック(シェフレラ)
Heptapleurum arboricola
放射状に広がる掌状葉が特徴の熱帯常緑樹。非常に丈夫で室内でも育つため、盆栽入門に最適。気根が発達し、独特のガジュマル風の樹形も楽しめる。
© Plant Image Library / CC BY-SA 2.0ガマズミ
Viburnum dilatatum
初夏に白い小花を傘状に咲かせ、秋に直径6mmほどの赤い実を房にして付ける日本の雑木林を代表する落葉低木。盆栽では小葉の「金華山」などの系統が好まれ、実もの雑木の定番。
© Daderot / CC0キャラボク
Taxus cuspidata var. nana
日本海側の多雪地帯の山に自生するイチイの変種で、幹が直立せず根元から枝分かれして横に広がる。葉がイチイより幅広く螺旋状に付くのが見分けの要点。暑さにも比較的強く丈夫な松柏。
© Bruce Marlin / CC BY 3.0クマシデ(熊四手)
Carpinus japonica
細かな枝分かれと、葉脈がくっきり並ぶ卵形の葉が特徴の雑木盆栽。箒立ちや模様木に仕立てやすく、秋の黄葉と、紙垂に似た果穂も楽しめる。

コルク五葉
Pinus parviflora
五葉松の変種で、幹がコルク状に肥大する珍しい品種。荒々しい樹皮と繊細な五葉の対比が見事。樹齢を経るほど幹の肌が深くなり風格が増す。
© Augustus Binu : flickr / CC BY-SA 3.0ザクロ
Punica granatum
朱赤色の花と実が楽しめる花物・実物盆栽。捻じれた幹と古木感が魅力。実が裂けた姿も風情がある。乾燥に強く、日当たりを好む。
© Krzysztof Ziarnek, Kenraiz / CC BY-SA 4.0テイカカズラ
Trachelospermum asiaticum
初夏にねじれた白い花を咲かせ、強い甘い香りを放つ常緑のつる性植物。盆栽では葉が小さく縮れた「縮緬葛(チリメンカズラ)」などの小葉のものが好まれ、紅色の新葉や冬の紅葉も楽しめる。
© Koichi Oda / CC BY 2.0ナナカマド
Sorbus commixta
羽根状の葉が秋に真っ赤に紅葉し、落葉後も房になった赤い実が枝に残るバラ科の落葉樹。初夏には白い小花を傘状に咲かせる。冷涼な地を好み、暖地の平地では長く維持するのが難しい。
© Ronnie Nijboer / CC0ニレ(楡)
Ulmus parvifolia
小さな葉と細かい枝分かれが魅力の雑木盆栽。成長が早く樹形が作りやすいため初心者に最適。常緑〜半常緑で年間を通じて葉姿が楽しめる。
© Alex Abair / CC BY 4.0ノイバラ
Rosa multiflora
初夏に香りの強い白い小花を円錐状に咲かせ、秋に赤い実(偽果)を付ける日本の代表的な野バラ。世界のバラの品種改良に貢献した原種の一つで、盆栽では原種に近い野生のバラとして花と実を楽しむ。
© Alpsdake / CC BY-SA 4.0ヒカゲツツジ
Rhododendron keiskei
日本のツツジ類では珍しく、4〜5月にクリーム色〜淡い黄色の花を咲かせる日本固有の小型シャクナゲ。山地の岩場や渓流沿いに生え、屋久島の這い性の矮性型は小品・山野草として流通する。
© Clint Budd / CC BY 2.0ブーゲンビリア
Bougainvillea
南国を代表する色鮮やかな花木。実際の花は小さく、色づくのは苞葉。暖地向けだが、室内管理で関東以北でも栽培可能。太い幹に仕立てると風格が出る。
© Nihongo1234 / CC BY-SA 4.0ブナ
Fagus crenata
銀白色の滑らかな幹肌と端正な樹形が美しい落葉高木の盆栽。春の芽吹き・夏の深緑・秋の黄葉・冬の枯葉(春まで落ちない)と四季を楽しめる。

ブラジリアンレインツリー
Chloroleucon tortum
夜間や雨天時に葉を閉じる就眠運動が特徴的な熱帯樹。繊細な羽状複葉と白い花が美しい。幹肌の剥がれも観賞ポイント。室内管理が基本。

ブルーベリー盆栽
Vaccinium corymbosum
果実を楽しめる実もの盆栽として人気上昇中。春の白い花、夏の果実、秋の紅葉と四季を通じて変化が楽しめる。酸性土壌での管理がポイント。
© KENPEI / CC BY-SA 3.0ムベ
Stauntonia hexaphylla
一年中緑の葉を保つ常緑のアケビの仲間で、別名トキワアケビ。春に白い萼の内側が赤紫色の花を咲かせ、秋に長さ5〜8cmの紫色の実を付ける。実はアケビと違ってほとんど割れない。
© Kurt Stüber [1] / CC BY-SA 3.0もみじ(イロハモミジ)
Acer palmatum
四季の変化を最も美しく表現する雑木盆栽の代表。春の新緑・夏の青葉・秋の紅葉・冬の寒樹と一年中楽しめる。繊細な枝先の分岐と小さな葉が盆栽の見どころ。
© Marisa DeMeglio from NYC, USA / CC BY 2.0ライラック(紫丁香花)
Syringa vulgaris
芳香のある紫色の花が魅力。北海道や東北など冷涼地での栽培に適する。矮性品種を使えば小品盆栽としても楽しめる。春の香りを手元で。
盆栽のよくある質問
- 盆栽の相場はいくらくらいですか?
- ミニ盆栽は1,000〜5,000円、中品盆栽は5,000〜50,000円、銘木クラスの大品盆栽は数十万〜数百万円以上と、樹齢やサイズ・樹形で大きく異なります。
- 盆栽は初心者でも始められますか?
- もみじや真柏、五葉松の小品から始めるのがおすすめです。基本的な水やりと年1〜2回の剪定ができれば、初心者でも十分に盆栽を楽しめます。
- 盆栽の寿命はどれくらいですか?
- 適切に管理すれば数百年以上生き続けます。日本には樹齢数百年の盆栽も多数あり、世代を超えて受け継がれる芸術品としての価値があります。
- 盆栽を購入する際の注意点は?
- 根張り・幹の動き・枝のバランスを見ることが大切です。初心者は樹形が整った完成木よりも、手頃な素材木から自分で仕立てる楽しさを味わうのもおすすめです。
- 盆栽の管理で最も重要なことは?
- 毎日の水やりが最も重要です。表土が乾いたらたっぷり水を与え、夏場は朝夕2回が基本です。屋外の風通しと日当たりの良い場所で管理しましょう。