盆栽図鑑
人気の盆栽樹種の育て方・特徴・整姿のコツをまとめた品種図鑑です。
注目の盆栽
36品種を表示 / 137品種中(1–24)
© Alpsdake / CC BY-SA 4.0アケビ
Akebia quinata
5枚の小葉が手のひら状に付き、春に淡い紫色の花、秋に長さ7〜10cmの紫の実を付けるつる性の落葉樹。熟した実は縦に裂ける。自分の花粉では実がならないため、実を見るには別の株との交配が要る。
© 5snake5 / CC0アセビ
Pieris japonica
早春に壺形の小花を房状に垂らして咲かせる日本特産の常緑低木。花は白が基本で、盆栽では薄紅〜濃い紅色の赤花系が人気。株全体に毒があり、口に入れないよう注意が要る。
© Plant Image Library / CC BY-SA 2.0ガマズミ
Viburnum dilatatum
初夏に白い小花を傘状に咲かせ、秋に直径6mmほどの赤い実を房にして付ける日本の雑木林を代表する落葉低木。盆栽では小葉の「金華山」などの系統が好まれ、実もの雑木の定番。
© Alex Abair / CC BY 4.0ノイバラ
Rosa multiflora
初夏に香りの強い白い小花を円錐状に咲かせ、秋に赤い実(偽果)を付ける日本の代表的な野バラ。世界のバラの品種改良に貢献した原種の一つで、盆栽では原種に近い野生のバラとして花と実を楽しむ。
© Alpsdake / CC BY-SA 4.0ヒカゲツツジ
Rhododendron keiskei
日本のツツジ類では珍しく、4〜5月にクリーム色〜淡い黄色の花を咲かせる日本固有の小型シャクナゲ。山地の岩場や渓流沿いに生え、屋久島の這い性の矮性型は小品・山野草として流通する。
© Clint Budd / CC BY 2.0ブーゲンビリア
Bougainvillea
南国を代表する色鮮やかな花木。実際の花は小さく、色づくのは苞葉。暖地向けだが、室内管理で関東以北でも栽培可能。太い幹に仕立てると風格が出る。
© Marisa DeMeglio from NYC, USA / CC BY 2.0ライラック(紫丁香花)
Syringa vulgaris
芳香のある紫色の花が魅力。北海道や東北など冷涼地での栽培に適する。矮性品種を使えば小品盆栽としても楽しめる。春の香りを手元で。
旭山桜
Prunus 'Asahiyama'
樹が小さいうちから淡紅色の八重の花を枝いっぱいに咲かせる里桜系の品種。大きくならない矮性で、「一才桜」の名で売られる桜盆栽の多くはこの品種。鉢植えでも毎年花を楽しみやすい。
© KENPEI / CC BY-SA 3.0花菖蒲(ハナショウブ)
Iris ensata
草もの盆栽の人気種。紫や白の大輪の花が水辺の風情を小鉢に凝縮する。苔とのコーディネートが美しく、初夏の季節感を演出する一鉢となる。
金采
Rhododendron indicum 'Kinsai'
花弁が細い帯状に裂けた「采咲き」の紅花を咲かせる、系統不明の皐月の古花。細い小葉と秋の紅葉も見どころ。まれに普通の5弁花が混じり、その枝は花の時期に見極めて切る。
© Cliff from Arlington, Virginia, USA / CC BY 2.0光琳
Rhododendron indicum 'Korin'
「晃山」と「大盃」の交配から生まれた皐月で、紫紅色の無地の小輪花を咲かせる。花弁は肉厚の剣弁で、細い小葉は秋に紅葉する。小輪ながら伸長性があり、花付きがよく強健な人気品種。
© Cliff from Arlington, Virginia, USA / CC BY 2.0晃山
Rhododendron indicum 'Kozan'
明治以前から栽培されてきた系統不明の古花で、淡い樺色〜淡桃色の小輪の花を咲かせる皐月の基本品種。やや細長い小葉で枝打ちと芽吹きがよく強健なため、盆栽に仕立てやすい。
© peganum from Small Dole, England / CC BY-SA 2.0紅千鳥
Prunus mume 'Beni-chidori'
濃い紅色の一重咲きで、花の中に花弁のように変化した雄しべがあり、千鳥が飛ぶように見えることが名の由来とされる花ウメ。花ウメの中でも開花が遅く、試験場の調査では花粉を持たなかった。
© KENPEI / CC BY-SA 3.0山査子(サンザシ)
Crataegus cuneata
春に白い花が咲き、秋に赤い実がなる落葉小高木。花・実・紅葉と三拍子揃った盆栽向きの樹種。棘があるため整姿時は手袋推奨。
© Laitche / CC BY-SA 4.0山茶花
Camellia sasanqua
晩秋から冬に白〜桃色の花を咲かせるツバキ科の常緑樹。ツバキと違い花弁が一枚ずつ散り、かすかな香りがある。花の少ない晩秋〜冬の棚を彩る花もの盆栽として古くから親しまれている。
思いのまま
Prunus mume 'Omoi-no-mama'
一本の木、ときには同じ枝に紅・白・淡紅・絞りの八重咲きを咲き分ける野梅系の遅咲き品種。別名「輪違い」。どの色がどこに咲くかは毎年変わり、単色の花ばかりの年もある。
© KENPEI / CC BY-SA 3.0鹿児島紅
Prunus mume 'Kagoshima-beni'
紅梅の代表格とされる緋梅系の品種。濃い紅色の八重咲き中輪花を咲かせ、細い枝の髄や葉柄まで濃い紅色になる。緋梅系は花の香りもよく、盆栽の紅梅として定番の品種。
寿光
Rhododendron indicum 'Juko'
「寿」と「暁天」の交配から生まれた皐月。桃紫色の地に紅紫の絞りや底白、白を咲き分ける中輪花で、花弁も葉も肉厚。名花とされ、多くの枝変わり品種の親にもなっている。
© Ray_go / CC BY-SA 3.0深山霧島
Rhododendron kiusianum
九州の霧島山や阿蘇山、九重山などの火山の高所に群生する小型のツツジ。葉が小さく枝が密に分かれ、紅紫色を中心に桃・白などの小さな花を枝先いっぱいに咲かせる。丈夫で小品盆栽向き。
真如の月
Rhododendron indicum 'Shinnyo-no-tsuki'
紫色の花の中心が白く抜ける「底白」の大輪を咲かせる皐月。昭和初期に「絶倫」と「艶姿」の交配から生まれたとされ、葉はやや大きく、花を見るため比較的大きな樹に仕立てることが多い。
© albert kok / CC BY 3.0石楠花(シャクナゲ)
Rhododendron
華麗な花を咲かせる常緑低木。大輪の花房が春を彩る。高山性のものは涼しい環境を好み、管理にはやや経験が必要。花後の管理が重要。
© Ragesoss / CC BY-SA 3.0大盃
Rhododendron indicum 'Osakazuki'
「おおさかずき」と読む皐月の代表品種で、一般にサツキといえばこの品種を指すほど広く植えられる。濃い桃紫色の中輪で花付きがよく、強健で刈り込みに強い。幹肌が赤く美しい古花。
長寿梅
Chaenomeles japonica 'Chojubai'
日本に自生するクサボケの矮性の園芸品種で、名前に「梅」と付くがウメではなくボケの仲間。四季咲き性で春と秋を中心に朱赤色などの一重の花を咲かせ、小品・ミニ盆栽の花ものとして人気が高い。
© junichiro aoyama from Kyoto, Japan / CC BY 2.0椿(ツバキ)
Camellia japonica
日本を代表する常緑花木。冬から春に咲く花は品種により赤、白、桃色と多彩。艶やかな濃緑の葉も美しく、花と葉のバランスが絶妙な盆栽になる。
盆栽のよくある質問
- 盆栽の相場はいくらくらいですか?
- ミニ盆栽は1,000〜5,000円、中品盆栽は5,000〜50,000円、銘木クラスの大品盆栽は数十万〜数百万円以上と、樹齢やサイズ・樹形で大きく異なります。
- 盆栽は初心者でも始められますか?
- もみじや真柏、五葉松の小品から始めるのがおすすめです。基本的な水やりと年1〜2回の剪定ができれば、初心者でも十分に盆栽を楽しめます。
- 盆栽の寿命はどれくらいですか?
- 適切に管理すれば数百年以上生き続けます。日本には樹齢数百年の盆栽も多数あり、世代を超えて受け継がれる芸術品としての価値があります。
- 盆栽を購入する際の注意点は?
- 根張り・幹の動き・枝のバランスを見ることが大切です。初心者は樹形が整った完成木よりも、手頃な素材木から自分で仕立てる楽しさを味わうのもおすすめです。
- 盆栽の管理で最も重要なことは?
- 毎日の水やりが最も重要です。表土が乾いたらたっぷり水を与え、夏場は朝夕2回が基本です。屋外の風通しと日当たりの良い場所で管理しましょう。