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深山霧島 (Rhododendron kiusianum)

出典: Wikimedia Commons

深山霧島

初心者向け

Rhododendron kiusianum

九州の霧島山や阿蘇山、九重山などの火山の高所に群生する小型のツツジ。葉が小さく枝が密に分かれ、紅紫色を中心に桃・白などの小さな花を枝先いっぱいに咲かせる。丈夫で小品盆栽向き。

栽培難易度
初心者向け
適正温度
-5〜35℃
寿命
樹齢の資料は少ない
サイズ
自生地では高さ1〜2m。鉢では30cm前後の小品に仕立てられることが多い
水やり・肥料
肥料(花後と冬の寒肥)

概要

深山霧島(ミヤマキリシマ)はツツジ科ツツジ属の半落葉低木で、九州の霧島山・えびの高原のほか、阿蘇山、九重山、雲仙岳、鶴見岳など九州各地の高山に分布します。1909年に植物学者の牧野富太郎が霧島で見て「深い山に咲くツツジ」の意で命名しました。火山活動で植生が乱された山肌で優占する性質があり、森林化が進むと生き残れなくなるとされます。高さ1〜2mほどで枝は密に分かれ、葉は長さ8〜20mmと小型で毛があり、春の葉と、より小さく一部が越冬する夏の葉の2種類を付けます。花は径2〜3cmの漏斗形で、自生地では5月下旬〜6月中旬に咲き、紅紫色、朱紅色、桃色、白色など変化に富みます。雄しべは5本です。皐月と並べて売られることが多いものの別種で、皐月より全体に小型で、葉が長さ8〜20mmとさらに小さい点が見分けの目安になります。実生や挿し木で殖やされ、花色や花形の異なる多くの園芸品種が作られています。自生地の多くは国立公園にあるため、流通するのは栽培品に限られます。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

深山霧島の大きさ

深山霧島の成体サイズは自生地では高さ1〜2m。鉢では30cm前後の小品に仕立てられることが多いです。

基本情報

原産地

日本固有(九州の霧島山、阿蘇山、九重山、雲仙岳などの高山)

寿命

樹齢の資料は少ない

サイズ

自生地では高さ1〜2m。鉢では30cm前後の小品に仕立てられることが多い

適温

-5〜35℃

水やり・肥料

肥料(花後と冬の寒肥)

栽培ポイント

日当たり・置き場所

日当たりと風通しのよい屋外。日によく当てると花付きがよい。夏の強い直射は半日陰やよしずで和らげる

水やり

水を好み乾燥を嫌う。特に花と新葉の時期は乾きやすいので注意。乾燥気味だとハダニが付きやすい

温度・冬越し

暑さ寒さに強い強健種(約-23℃/-10°Fまで)。冬は屋外で寒さに当て、乾燥の厳しい地域では寒風と霜を避ける

用土・植え替え

鹿沼土と赤玉土を半々にするなど酸性の用土。若木は2〜3年に1回、花後か秋に植え替える

肥料

肥料によく反応する。花後の6月ごろと、休眠後の12月ごろの寒肥が基本。夏に葉色が薄ければ少し補う

剪定・整姿

花後なるべく早く、その年伸びた枝を葉2枚ほど残して切る(5〜6月が目安)。花がらは摘む。枝が混むと蒸れて傷む

病害虫・注意点

乾燥でハダニ、蒸れで枝葉が傷む。自生地の多くは国立公園で、特別地域では植物の採取が規制されている。山採りではなく栽培品を選ぶ

初心者向け花もの日本固有小品向き

深山霧島のよくある質問

Q深山霧島の栽培難易度は?
A

初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。

Q深山霧島はどのくらいの大きさになる?
A

深山霧島の成体サイズは自生地では高さ1〜2m。鉢では30cm前後の小品に仕立てられることが多いです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Q深山霧島の水やり・肥料は?
A

深山霧島の水やり・肥料は「肥料(花後と冬の寒肥)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Q深山霧島の値段の相場は?
A

深山霧島の価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Rhododendron kiusianum Makino

別名(シノニム): Rhododendron indicum var. japonicum (Maxim.) Makino, Rhododendron kaempferi var. japonicum (Maxim.) Rehder, Rhododendron obtusum var. japonicum (Maxim.) Kitam.

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES 規制対象外

CITES附属書の掲載はなく、国内希少野生動植物種の指定もありません。ただし霧島・阿蘇・九重・雲仙など自生地の多くは国立公園にあり、特別地域では植物の採取が規制されています。山採りの株ではなく、実生や挿し木の栽培品を選んでください。

出典: Species+(CITES 掲載状況の検索)

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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