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アセビ (Pieris japonica)

出典: Wikimedia Commons

アセビ

初心者向け

Pieris japonica

早春に壺形の小花を房状に垂らして咲かせる日本特産の常緑低木。花は白が基本で、盆栽では薄紅〜濃い紅色の赤花系が人気。株全体に毒があり、口に入れないよう注意が要る。

栽培難易度
初心者向け
適正温度
-5〜35℃
寿命
寿命の資料は少ない
サイズ
自然状態で樹高3mほど
水やり・肥料
肥料(盆栽向けの資料は少ない。肥沃な土を好む)

概要

アセビ(馬酔木、Pieris japonica)は、本州(山形県・宮城県以西)、四国、九州に分布する日本特産のツツジ科アセビ属の常緑低木です。やや乾いた林内や山の尾根などに群生し、万葉集にも詠まれるほど古くから親しまれてきました。2〜4月に直径6〜8mmの壺形の花を枝先から房状に垂らして咲かせ、花序は長さ10〜15cmになります。自生の花色は白が基本ですが、まれに薄紅色のものがあり、園芸用にはこちらのほうが人気です。盆栽やミニ盆栽で出回る赤花系は、アケボノアセビ、ベニバナアセビ、「極紅」などの名で扱われますが、花色には個体差があって品種の見極めは難しいとされます。若葉が赤みを帯びるのも見どころです。購入前に知っておきたいのは、株全体にアセボトキシンなどの有毒成分があることです。馬や牛が葉を食べると酔ったようにふらつくことが「馬酔木」の名の由来とされ、人が誤って食べると腹痛や嘔吐、呼吸困難などを起こします。子どもやペットのいる家では置き場所に気を付け、剪定した枝葉も適切に処分してください。常緑樹としては寒さに強く、大気汚染や乾燥にも強い丈夫な木で、挿し木で殖やした苗が多く流通しています。

アセビの大きさ

アセビの成体サイズは自然状態で樹高3mほどです。

基本情報

原産地

日本(本州〈山形・宮城以西〉、四国、九州)

寿命

寿命の資料は少ない

サイズ

自然状態で樹高3mほど

適温

-5〜35℃

水やり・肥料

肥料(盆栽向けの資料は少ない。肥沃な土を好む)

栽培ポイント

日当たり・置き場所

陰樹の性質があり、直射日光や西日に弱い。1日3〜4時間ほど日が当たる程度が理想で、真っ暗な日陰では花付きが悪い

温度・冬越し

常緑樹としては寒さに強く、自然分布より北の地域でも育つ。大気汚染、潮風、乾燥にも強い

用土・植え替え

肥沃な土を好むが、土質を選ばず丈夫に育つ

剪定・整姿

花は前年に伸びた枝先に咲くので、秋以降に切ると花が減る。成長が緩やかなので、飛び出した枝や枯れ枝を切る程度に

病害虫・注意点

病害虫に強いが、風通しが悪いとグンバイムシやハマキムシが付くことがある。株全体が有毒なので、子どもやペットが口にしないよう注意し、剪定枝も適切に処分

花もの常緑赤花有毒

アセビのよくある質問

Qアセビの栽培難易度は?
A

初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。

Qアセビはどのくらいの大きさになる?
A

アセビの成体サイズは自然状態で樹高3mほどです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qアセビの水やり・肥料は?
A

アセビの水やり・肥料は「肥料(盆栽向けの資料は少ない。肥沃な土を好む)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qアセビの値段の相場は?
A

アセビの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Pieris japonica (Thunb.) D.Don ex G.Don

別名(シノニム): Andromeda japonica Thunb.

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES 規制対象外

CITES附属書の掲載はなく、国内での売買規制もありません。日本の自生種なので、野生株は採取せず栽培品を選んでください。

出典: Species+(CITES 掲載状況の検索)

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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