盆栽図鑑
人気の盆栽樹種の育て方・特徴・整姿のコツをまとめた品種図鑑です。
注目の盆栽
62品種を表示 / 137品種中(1–24)
© Alpsdake / CC BY-SA 4.0アケビ
Akebia quinata
5枚の小葉が手のひら状に付き、春に淡い紫色の花、秋に長さ7〜10cmの紫の実を付けるつる性の落葉樹。熟した実は縦に裂ける。自分の花粉では実がならないため、実を見るには別の株との交配が要る。

エゴノキ
Styrax japonicus
初夏に白い小花を鈴なりに下垂させる雑木盆栽。花付きが良く、清楚な印象。秋には独特の実も付ける。自然な枝ぶりが美しく、模様木が映える。
© Koichi Oda / CC BY 2.0ナナカマド
Sorbus commixta
羽根状の葉が秋に真っ赤に紅葉し、落葉後も房になった赤い実が枝に残るバラ科の落葉樹。初夏には白い小花を傘状に咲かせる。冷涼な地を好み、暖地の平地では長く維持するのが難しい。
© Clint Budd / CC BY 2.0ブーゲンビリア
Bougainvillea
南国を代表する色鮮やかな花木。実際の花は小さく、色づくのは苞葉。暖地向けだが、室内管理で関東以北でも栽培可能。太い幹に仕立てると風格が出る。

ブラジリアンレインツリー
Chloroleucon tortum
夜間や雨天時に葉を閉じる就眠運動が特徴的な熱帯樹。繊細な羽状複葉と白い花が美しい。幹肌の剥がれも観賞ポイント。室内管理が基本。
© KENPEI / CC BY-SA 3.0ムベ
Stauntonia hexaphylla
一年中緑の葉を保つ常緑のアケビの仲間で、別名トキワアケビ。春に白い萼の内側が赤紫色の花を咲かせ、秋に長さ5〜8cmの紫色の実を付ける。実はアケビと違ってほとんど割れない。
© Kurt Stüber [1] / CC BY-SA 3.0もみじ(イロハモミジ)
Acer palmatum
四季の変化を最も美しく表現する雑木盆栽の代表。春の新緑・夏の青葉・秋の紅葉・冬の寒樹と一年中楽しめる。繊細な枝先の分岐と小さな葉が盆栽の見どころ。
© Marisa DeMeglio from NYC, USA / CC BY 2.0ライラック(紫丁香花)
Syringa vulgaris
芳香のある紫色の花が魅力。北海道や東北など冷涼地での栽培に適する。矮性品種を使えば小品盆栽としても楽しめる。春の香りを手元で。
© 四葉亭四迷 / CC0ラカンマキ
Podocarpus macrophyllus var. maki
イヌマキの変種で、イヌマキより短く細い葉が密生し、成長がゆるやかで樹形が引き締まる常緑針葉樹。庭木や生垣として知られ、剪定に強いことから松柏類の盆栽にも仕立てられる。

黄檗(キハダ)
Phellodendron amurense
鮮やかな黄色い内皮が特徴の落葉高木。盆栽では幹の黄色い肌と秋の黄葉のコントラストが美しい。漢方薬としても知られ、独特の苦味がある。
© by Reggaeman / CC BY-SA 3.0夏椿(シャラ・ナツツバキ)
Stewartia pseudocamellia
夏に白い椿に似た花を咲かせる雑木盆栽。滑らかな幹肌が経年で斑模様になり美しい。花・幹肌・紅葉と三拍子揃った魅力的な樹種。
© Krzysztof Ziarnek, Kenraiz / CC BY-SA 4.0花梨
Pseudocydonia sinensis
中国原産のバラ科の落葉樹で、樹皮が鱗状にはがれて緑がかった褐色のまだら模様になる幹肌が見どころ。春に淡いピンクの花、秋に長さ10〜15cmの黄色い大きな実を付け、「実もの盆栽の王様」とも呼ばれる。
© Tomomarusan / CC BY 2.5柿(カキ)
Diospyros kaki
秋に色づく実が美しい実物盆栽の代表。老成柿は裂けた幹肌に風格がある。盆栽では小実品種の老鴉柿(ロウヤガキ)が特に人気。
© Stickpen / CC0橘
Citrus × tachibana
日本に自生する野生のミカンで、初夏に香りのよい白い花、冬に直径2.5〜3cmの扁平な黄色い実を付ける常緑樹。京都御所の「右近の橘」で知られる。野生のものは国の準絶滅危惧種。
© Cliff from Arlington, Virginia, USA / CC BY 2.0錦松
Pinus thunbergii 'Nishiki'
香川県高松市の瀬戸内海沿岸で見つかった黒松の変異で、幹や枝の樹皮がコルク質に厚くなり、深く大きく割れる。若いうちから風雪に耐えた古木のような荒々しい幹肌になるのが魅力。
© Cliff from Arlington, Virginia, USA / CC BY 2.0琴姫
Acer palmatum 'Kotohime'
極小葉で節間が細かい極矮性のもみじ。八房性もみじの代表品種で、小さな鉢でも枝数の多い細かな樹姿を作りやすく、小品・豆盆栽の定番。挿し木で殖やしやすい品種でもある。
© David J. Stang / CC BY-SA 4.0金豆
Fortunella hindsii
香港など中国南部原産の小型のキンカンの仲間で、直径1cmほどの橙色の実が枝いっぱいに付く実もの盆栽。果肉はほとんどなく食用向きではないが、冬の間ミニチュアの蜜柑の木のような姿を楽しめる。
© belvedere04 / CC BY 4.0五葉松
Pinus parviflora
盆栽の最高樹種のひとつ。5本の針葉が束になる短い葉と、風格ある幹模様が魅力。成長が遅く樹形が崩れにくい。松柏盆栽の入門にも適している。
© Cliff from Arlington, Virginia, USA / CC BY 2.0晃山
Rhododendron indicum 'Kozan'
明治以前から栽培されてきた系統不明の古花で、淡い樺色〜淡桃色の小輪の花を咲かせる皐月の基本品種。やや細長い小葉で枝打ちと芽吹きがよく強健なため、盆栽に仕立てやすい。
© peganum from Small Dole, England / CC BY-SA 2.0紅千鳥
Prunus mume 'Beni-chidori'
濃い紅色の一重咲きで、花の中に花弁のように変化した雄しべがあり、千鳥が飛ぶように見えることが名の由来とされる花ウメ。花ウメの中でも開花が遅く、試験場の調査では花粉を持たなかった。
© Sailko / CC BY-SA 4.0荒皮
Acer palmatum 'Arakawa'
若木のうちから幹肌が荒れて、古木の風格が早く出る「荒皮性」のもみじ。普通のもみじの滑らかな樹皮とは幹を見ただけで区別でき、年数の浅い素材でも古さを表現しやすい。
© 松岡明芳 / CC BY-SA 4.0桜(サクラ)
日本を代表する花木。春の開花は盆栽でも格別の美しさ。富士桜や旭山桜など小型品種が盆栽に適する。花後の管理が翌年の花付きを左右する重要樹種。
© Miya / CC BY-SA 3.0山椒(サンショウ)
Zanthoxylum piperitum
料理でお馴染みの落葉低木。小さな葉と枝の棘が盆栽らしい繊細さを演出。初夏の花と秋の赤い実も見どころ。独特の香りも楽しめる。
© David J. Stang / CC BY-SA 4.0珊瑚閣
Acer palmatum 'Sango-kaku'
秋から冬にかけて若い枝が鮮やかな珊瑚色に染まるもみじ。色づくのは1〜2年目の若枝だけで、古い枝は色が抜ける。落葉後の赤い枝姿が見どころで、盆栽・庭木の両方で流通する。
盆栽のよくある質問
- 盆栽の相場はいくらくらいですか?
- ミニ盆栽は1,000〜5,000円、中品盆栽は5,000〜50,000円、銘木クラスの大品盆栽は数十万〜数百万円以上と、樹齢やサイズ・樹形で大きく異なります。
- 盆栽は初心者でも始められますか?
- もみじや真柏、五葉松の小品から始めるのがおすすめです。基本的な水やりと年1〜2回の剪定ができれば、初心者でも十分に盆栽を楽しめます。
- 盆栽の寿命はどれくらいですか?
- 適切に管理すれば数百年以上生き続けます。日本には樹齢数百年の盆栽も多数あり、世代を超えて受け継がれる芸術品としての価値があります。
- 盆栽を購入する際の注意点は?
- 根張り・幹の動き・枝のバランスを見ることが大切です。初心者は樹形が整った完成木よりも、手頃な素材木から自分で仕立てる楽しさを味わうのもおすすめです。
- 盆栽の管理で最も重要なことは?
- 毎日の水やりが最も重要です。表土が乾いたらたっぷり水を与え、夏場は朝夕2回が基本です。屋外の風通しと日当たりの良い場所で管理しましょう。