盆栽図鑑
人気の盆栽樹種の育て方・特徴・整姿のコツをまとめた品種図鑑です。
注目の盆栽
33品種を表示 / 77品種中(1–24)

エゴノキ
Styrax japonicus
初夏に白い小花を鈴なりに下垂させる雑木盆栽。花付きが良く、清楚な印象。秋には独特の実も付ける。自然な枝ぶりが美しく、模様木が映える。
© Clint Budd / CC BY 2.0ブーゲンビリア
南国を代表する色鮮やかな花木。実際の花は小さく、色づくのは苞葉。暖地向けだが、室内管理で関東以北でも栽培可能。太い幹に仕立てると風格が出る。

ブラジリアンレインツリー
Chloroleucon tortum
夜間や雨天時に葉を閉じる就眠運動が特徴的な熱帯樹。繊細な羽状複葉と白い花が美しい。幹肌の剥がれも観賞ポイント。室内管理が基本。
© Kurt Stüber [1] / CC BY-SA 3.0もみじ(イロハモミジ)
Acer palmatum
四季の変化を最も美しく表現する雑木盆栽の代表。春の新緑・夏の青葉・秋の紅葉・冬の寒樹と一年中楽しめる。繊細な枝先の分岐と小さな葉が盆栽の見どころ。
© Marisa DeMeglio from NYC, USA / CC BY 2.0ライラック(紫丁香花)
Syringa vulgaris
芳香のある紫色の花が魅力。北海道や東北など冷涼地での栽培に適する。矮性品種を使えば小品盆栽としても楽しめる。春の香りを手元で。

黄楊擬(キハダ)
鮮やかな黄色い内皮が特徴の落葉高木。盆栽では幹の黄色い肌と秋の黄葉のコントラストが美しい。漢方薬としても知られ、独特の苦味がある。
© by Reggaeman / CC BY-SA 3.0夏椿(シャラ・ナツツバキ)
Stewartia pseudocamellia
夏に白い椿に似た花を咲かせる雑木盆栽。滑らかな幹肌が経年で斑模様になり美しい。花・幹肌・紅葉と三拍子揃った魅力的な樹種。
© Tomomarusan / CC BY 2.5柿(カキ)
Diospyros kaki
秋に色づく実が美しい実物盆栽の代表。老成柿は裂けた幹肌に風格がある。盆栽では小実品種の老鴉柿(ロウヤガキ)が特に人気。
© belvedere04 / CC BY 4.0五葉松
Pinus parviflora
盆栽の最高樹種のひとつ。5本の針葉が束になる短い葉と、風格ある幹模様が魅力。成長が遅く樹形が崩れにくい。松柏盆栽の入門にも適している。
© 松岡明芳 / CC BY-SA 4.0桜(サクラ)
日本を代表する花木。春の開花は盆栽でも格別の美しさ。富士桜や旭山桜など小型品種が盆栽に適する。花後の管理が翌年の花付きを左右する重要樹種。
© Miya / CC BY-SA 3.0山椒(サンショウ)
Japanese pepper
料理でお馴染みの落葉低木。小さな葉と枝の棘が盆栽らしい繊細さを演出。初夏の花と秋の赤い実も見どころ。独特の香りも楽しめる。
© Didier Descouens / CC BY-SA 4.0枝垂柳(シダレヤナギ)
Salix babylonica
しなやかに垂れ下がる枝が風情あふれる落葉樹。水辺の景を手元で楽しめる。成長が非常に早く、こまめな管理が必要だが、独特の樹姿は他にない魅力。

出猩々(デショウジョウ)
Acer palmatum
春の新芽が鮮烈な紅色に染まるモミジの園芸品種。新緑→深緑→紅葉と色の変遷が美しい。小品盆栽で特に人気が高く、四季を通じた色変化が最大の見どころ。

真柏(シンパク)
Juniperus chinensis
盆栽界で最も人気の高い柏類。ジンやシャリ(枯れた幹の白骨化)の芸が見どころ。自然界では断崖に自生し、捻じれた幹が野性味と風格を両立。
© albert kok / CC BY 3.0石楠花(シャクナゲ)
華麗な花を咲かせる常緑低木。大輪の花房が春を彩る。高山性のものは涼しい環境を好み、管理にはやや経験が必要。花後の管理が重要。

赤松
Pinus densiflora
雌松とも呼ばれる優美な松。赤褐色の樹皮と柔らかな針葉が女性的な印象を与える。文人木や模様木の樹形が多く、繊細で上品な佇まいが魅力。
© Original: Olga Ukhvatkina ; edit: MPF / CC BY-SA 4.0朝鮮五葉松(チョウセンゴヨウマツ)
Pinus koraiensis
五葉松の近縁種で、より大きな松笠と食用の松の実が特徴。韓国・中国・ロシア原産で寒さに非常に強い。力強い幹と豊かな葉が魅力。
© junichiro aoyama from Kyoto, Japan / CC BY 2.0椿(ツバキ)
Camellia japonica
日本を代表する常緑花木。冬から春に咲く花は品種により赤、白、桃色と多彩。艶やかな濃緑の葉も美しく、花と葉のバランスが絶妙な盆栽になる。
© KENPEI / CC BY-SA 3.0杜松(トショウ)
Juniperus rigida
鋭い針状の葉を持つ日本原産のジュニパー。シンパクとは異なる荒々しい質感が特徴。小品盆栽から大品まで幅広く楽しめる。ジン・シャリの表現にも優れる。
© Tanaka Juuyoh / CC BY 2.0唐松(カラマツ)
Larix kaempferi
日本唯一の落葉針葉樹。春の芽吹きから秋の黄葉、冬の裸木まで四季の変化を楽しめる。高山に自生し、力強い幹模様が魅力。
© 3268zauber / CC BY-SA 3.0藤(フジ)
Wisteria floribunda
春に紫色の花房を垂れ下げる優美な花物盆栽。棚仕立てや懸崖仕立てで花房の美しさを最大限に引き出す。古木になるほど花付きが良くなる。
© Kakidai / CC BY-SA 3.0梅(ウメ)
Prunus mume
早春に芳香を放つ花を咲かせる花物盆栽の代表。古木感のある幹肌と気品ある花姿が日本の伝統美を体現。松竹梅の一つとして古来より愛されてきた。
© Hayati Mayang Arum / CC BY-SA 4.0白丁花(ハクチョウゲ)
Serissa japonica
小さな白い星形の花が無数に咲く常緑低木。極小葉で小品〜ミニ盆栽に最適。根がよく太り、根上がりの樹形も作りやすい。室内でも管理可能。
© Walter Siegmund / CC BY 2.5浜松(ハママツ)
Pinus contorta
北米西海岸原産の松。海風に耐える強健さと、自然に曲がった幹が特徴。文人木や吹き流し樹形に適し、独特の野趣がある。
盆栽のよくある質問
- 盆栽の相場はいくらくらいですか?
- ミニ盆栽は1,000〜5,000円、中品盆栽は5,000〜50,000円、銘木クラスの大品盆栽は数十万〜数百万円以上と、樹齢やサイズ・樹形で大きく異なります。
- 盆栽は初心者でも始められますか?
- もみじや真柏、五葉松の小品から始めるのがおすすめです。基本的な水やりと年1〜2回の剪定ができれば、初心者でも十分に盆栽を楽しめます。
- 盆栽の寿命はどれくらいですか?
- 適切に管理すれば数百年以上生き続けます。日本には樹齢数百年の盆栽も多数あり、世代を超えて受け継がれる芸術品としての価値があります。
- 盆栽を購入する際の注意点は?
- 根張り・幹の動き・枝のバランスを見ることが大切です。初心者は樹形が整った完成木よりも、手頃な素材木から自分で仕立てる楽しさを味わうのもおすすめです。
- 盆栽の管理で最も重要なことは?
- 毎日の水やりが最も重要です。表土が乾いたらたっぷり水を与え、夏場は朝夕2回が基本です。屋外の風通しと日当たりの良い場所で管理しましょう。