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ラカンマキ (Podocarpus macrophyllus var. maki)

出典: Wikimedia Commons

ラカンマキ

中級者向け

Podocarpus macrophyllus var. maki

イヌマキの変種で、イヌマキより短く細い葉が密生し、成長がゆるやかで樹形が引き締まる常緑針葉樹。庭木や生垣として知られ、剪定に強いことから松柏類の盆栽にも仕立てられる。

栽培難易度
中級者向け
適正温度
-5〜35℃
寿命
寿命の資料は少ない
サイズ
樹高4〜10m(5m以下のものが多い)
水やり・肥料
肥料(盆栽向けの資料は少ない)

概要

ラカンマキ(羅漢槙、Podocarpus macrophyllus var. maki)は、マキ科マキ属の常緑針葉樹で、イヌマキの変種です。関東地方南部以西の本州、四国、九州、沖縄と中国本土や台湾に分布するとされますが、本来の自生地は中国とする説もあり、詳しくはわかっていません。葉は長さ4〜8cm、幅4〜6mmで、イヌマキ(幅8〜12mm)より短く細く、密に付いて上向きに伸びることが多いのが見分けの要点です。ただし素人には見分けにくく、葉の細いイヌマキの品種(ホソバマキ)もあるので、購入時は葉の幅を確かめると確実です。イヌマキより成長がゆるやかで樹形が引き締まるため価値が高いとされ、樹高も5m以下のものが多くなります。雌雄異株で、実はめったに付かないため、繁殖は挿し木が中心です。名前は、実の形を袈裟をまとった羅漢(高僧)に見立てたものといわれます。剪定に非常に強く、20〜30年以上かけて枝を作り上げた庭木は門かぶりなどとして尊ばれ、盆栽でも松柏類として仕立てられます。一方でやや寒さに弱く、植栽できるのは東北地方南部より南で、特に冬の乾いた風を嫌います。庭木としての流通が多く、盆栽素材としては専門店で扱われています。

ラカンマキの大きさ

ラカンマキの成体サイズは樹高4〜10m(5m以下のものが多い)です。

基本情報

原産地

日本(関東南部以西の本州、四国、九州、沖縄)、中国、台湾(本来の自生地は中国とする説もある)

寿命

寿命の資料は少ない

サイズ

樹高4〜10m(5m以下のものが多い)

適温

-5〜35℃

水やり・肥料

肥料(盆栽向けの資料は少ない)

栽培ポイント

日当たり・置き場所

苗木は日なたで育てる。成木は日陰でも育つ

水やり

湿度の高いほうが育ちがよい。乾かしすぎない

温度・冬越し

やや寒さに弱く、植栽できるのは東北地方南部より南。特に冬の乾いた風に弱いので、冬は風を避ける

用土・植え替え

重い土を好むが、砂質でも粘土質でも適応する

剪定・整姿

剪定に相当強い。成長がゆるやかなので、長い年月をかけて枝を作る

病害虫・注意点

病害虫に強いが、樹勢が衰えるとハマキムシ、カイガラムシ、アブラムシが付くことがある。イヌマキと見分けにくいので葉幅(4〜6mm)で確認

松柏常緑槙生垣

ラカンマキのよくある質問

Qラカンマキの栽培難易度は?
A

中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。

Qラカンマキはどのくらいの大きさになる?
A

ラカンマキの成体サイズは樹高4〜10m(5m以下のものが多い)です。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qラカンマキの水やり・肥料は?
A

ラカンマキの水やり・肥料は「肥料(盆栽向けの資料は少ない)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qラカンマキの値段の相場は?
A

ラカンマキの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Podocarpus macrophyllus var. maki Siebold & Zucc.

別名(シノニム): Margbensonia maki (Siebold & Zucc. ex Endl.) A.V.Bobrov & Melikyan

典拠データベース: GBIF · GBIF · GBIF: Podocarpus macrophyllus

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES 規制対象外

CITES附属書の掲載はなく、国内での売買規制もありません。マキ属では Podocarpus neriifolius などが CITES に掲載されていますが、本種は掲載されていません。

出典: Species+(CITES 掲載状況の検索)

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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