
出典: Wikimedia Commons
清玄
中級者向けAcer palmatum 'Seigen'
芽出しが赤く、その後の紅葉も美しい「春モミジ」に数えられるイロハモミジ系の品種。小葉で、春の赤い新芽と秋の紅葉の二度の色を楽しめるため、小品〜中品のもみじ盆栽として定常的に流通する。
概要
清玄(セイゲン)はイロハモミジ(Acer palmatum)の園芸品種です。盆栽の解説では、盆栽に使うもみじをイロハモミジ系とヤマモミジ系の2系統に分け、イロハモミジ系のうち芽出しが赤く、きれいに紅葉する品種群を総称して「春モミジ」と呼んでいます。清玄はその代表的な品種の一つとして、出猩々、紅千鳥、千染、曙、置霜、日笠山、旭鶴などと並べて挙げられています。イロハモミジ系は江戸時代から親しまれた小葉で切れ込みの深い系統で、原種の葉は手のひら状に5〜7裂します。清玄の見どころは春の赤い芽出しで、春から初夏にかけて次第に緑へ変わり、秋に再び紅葉します。同じ春モミジの出猩々とは用途も性質も近く、両者を葉色や葉形で見分ける資料は少ないため、品種名の表示や信頼できる入手先で確認するのが確実です。作出の経緯についても資料は少ない品種です。芽出しの赤い若葉は乾燥と強い光に弱いため、芽出し期は午前中の日光程度にとどめ、水切れさせないことが色を保つ要点です。
基本情報
原産地
日本(イロハモミジの園芸品種。作出の経緯は資料が少ない)
寿命
品種としての寿命の資料は少ない
サイズ
盆栽では小品〜中品で流通(品種としての成木サイズの資料は少ない)
適温
-5〜35℃
水やり・肥料
肥料(春と秋、控えめに)
栽培ポイント
日当たり・置き場所
日当たりと風通しのよい場所。芽出し期の赤い若葉は乾燥と強光に弱いので午前中の日光程度に。梅雨明け〜9月上旬は遮光する
水やり
葉が開くと乾きが早い。春は1日2回、夏は2〜3回、冬は1〜2日に1回を目安に株元へ。夏の水切れは紅葉を損なう
温度・冬越し
寒さに強い(イロハモミジはUSDAゾーン5)。落葉後は霜に2〜3回当ててから、乾いた風と遅霜を避けて保護する
用土・植え替え
水はけのよい用土で、植え替えは芽出し前の3月ごろ。2〜3年ごと、ミニは1〜2年ごとに、細根を増やすよう根を整理する
肥料
新葉が固まる4月中旬と5月に有機質肥料。完成木への与え過ぎは徒長の原因。秋肥は9月で終える
剪定・整姿
3月中旬〜4月中旬に中心の芽を摘む。葉刈り・葉すかしは6月中旬、剪定は落葉前後(冬の剪定は枝枯れの危険)。針金は食い込みやすいので短期間で
病害虫・注意点
新芽にアブラムシ、梅雨以降はうどんこ病が出やすい。葉が薄く薬害を起こしやすいので、薬剤はラベルの濃度を守る
清玄のよくある質問
Q清玄の栽培難易度は?
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
Q清玄の水やり・肥料は?
清玄の水やり・肥料は「肥料(春と秋、控えめに)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Q清玄の値段の相場は?
清玄の価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
規制・法令・保全ステータス
CITES附属書の掲載はなく、国内での売買規制もありません。種苗法の登録品種ではありません(品種登録データベースに「清玄」の登録なし、2026年9月確認)。
出典: Species+(CITES 掲載状況の検索) / 農林水産省 品種登録データベース
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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