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清姫 (Acer palmatum 'Kiyohime')

出典: Wikimedia Commons

清姫

中級者向け

Acer palmatum 'Kiyohime'

小葉で芽出しの美しい矮性のもみじ。春先の若葉の縁が赤紫に色づき、夏は緑、秋は黄〜橙〜赤に紅葉する。高さより横に広がる性質で枝が密に出るため、小品もみじの定番品種になっている。

栽培難易度
中級者向け
適正温度
-5〜35℃
寿命
品種としての寿命の資料は少ない
サイズ
高さ60〜90cm、横幅はその約2倍に広がる矮性
水やり・肥料
肥料(春と秋、控えめに)

概要

清姫(キヨヒメ)はイロハモミジ(Acer palmatum)の園芸品種で、盆栽では小葉の矮性もみじとして定番です。盆栽の解説ではヤマモミジ系の八房種に分類され、葉が小さく芽出しが美しい品種として紹介されています。米ノースカロライナ州立大学の植物データベースによると、清姫は横に広がる矮性の品種で、高さ60〜90cmほどにしかならない一方、横幅はその2倍ほどに広がり、枝が密に水平に出ます。春先の若葉は縁が赤紫に色づくのが特徴で、夏は緑、秋は黄色や赤、橙に紅葉します。夏の暑さにも比較的強く、盆栽によく使われるとされています。一般のイロハモミジや出猩々との違いは、葉と樹の小ささ、横に広がる樹形、若葉の縁の色づきです。同じ小葉系の琴姫はさらに極小葉で節が細かく、清姫のほうが葉がやや大きめです。葉がもともと小さいため、小さな鉢でも枝葉の釣り合いが取りやすい品種です。小品盆栽の素材から完成樹まで、盆栽店で定常的に流通しています。

清姫の大きさ

清姫の成体サイズは高さ60〜90cm、横幅はその約2倍に広がる矮性です。

基本情報

原産地

日本(イロハモミジの園芸品種。作出の経緯は資料が少ない)

寿命

品種としての寿命の資料は少ない

サイズ

高さ60〜90cm、横幅はその約2倍に広がる矮性

適温

-5〜35℃

水やり・肥料

肥料(春と秋、控えめに)

栽培ポイント

日当たり・置き場所

日当たりと風通しのよい場所。西日を嫌うので、梅雨明け〜9月上旬は50〜70%程度の遮光で葉焼けを防ぐ

水やり

葉が開くと乾きが早い。春は1日2回、夏は2〜3回、冬は1〜2日に1回を目安に株元へ。夏の水切れは紅葉を損なう

温度・冬越し

寒さに強く(USDAゾーン6〜9)、夏の暑さにも比較的強い。落葉後は霜に数回当ててから乾いた風と遅霜を避ける

用土・植え替え

水はけのよい用土で、植え替えは芽出し前の3月ごろ。2〜3年ごと、ミニは1〜2年ごとに、細根を増やすよう根を整理する

肥料

新葉が固まる4月中旬に有機質肥料、5月に追肥。秋肥は8月中旬〜9月で終え、紅葉を促す

剪定・整姿

枝が密に出るので、3月中旬〜4月中旬の芽摘みで中心の芽を取り二又に。混み合う部分は6月中旬に葉すかしで光と風を通す。剪定は落葉前後

病害虫・注意点

新芽にアブラムシ、梅雨以降はうどんこ病が出やすい。葉が薄く薬害を起こしやすいので、薬剤はラベルの濃度を守る

雑木もみじ小葉性小品向き

清姫のよくある質問

Q清姫の栽培難易度は?
A

中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。

Q清姫はどのくらいの大きさになる?
A

清姫の成体サイズは高さ60〜90cm、横幅はその約2倍に広がる矮性です。栽培環境や個体差により多少前後します。

Q清姫の水やり・肥料は?
A

清姫の水やり・肥料は「肥料(春と秋、控えめに)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Q清姫の値段の相場は?
A

清姫の価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Acer palmatum 'Kiyohime' Thunb.

別名(シノニム): Acer dissectum Thunb., Acer eupalmatum (Schwer.) Koidz., Acer formosum Carrière

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES 規制対象外

CITES附属書の掲載はなく、国内での売買規制もありません。種苗法の登録品種ではありません(品種登録データベースに「清姫」のカエデ属の登録なし、2026年9月確認)。

出典: Species+(CITES 掲載状況の検索) / 農林水産省 品種登録データベース

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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