
出典: Wikimedia Commons
ドロセラ・ハミルトニー
中級者向けDrosera hamiltonii
へら形の葉を直径4〜6cmのロゼットに広げる西オーストラリア南西部のモウセンゴケ。30〜40cmの花茎に濃いピンクの大きな花を連ね、花柱が合着する独特の花で1種だけの節に分けられる。
概要
ドロセラ・ハミルトニー(Drosera hamiltonii)は、西オーストラリア州南西端のオールバニとオーガスタの間の海岸沿いにだけ分布するモウセンゴケ属の多年草。沢沿いや湿地の湿った泥炭地に、フクロユキノシタ(セファロタス)などと混じって生える。短い根茎から地際に直径4〜6cmのロゼットを作り、長さ3〜4cm、幅1cmほどのへら形の捕虫葉を広げる。根は黒く太く枝分かれし、よく発達する。自生地の花期は11〜12月で、赤みを帯びた毛深い花茎は30〜40cm、ときに75cmに達し、20〜30個の濃いピンクの花を付ける。花は2日おきにしか開かない。5本の花柱が縦に合着するという属内でも珍しい形質をもち、1903年にC. R. P. Andrewsが記載した後、1種だけの節 Stelogyne に置かれ、亜属とする見解もあった。英名はrosy sundew。自生地は農地化で減っているとされる。国内では専門店、山野草店、オークションなどで扱われるが、流通量は多くない。栽培は湿った泥炭質の用土と純水を基本に、日当たりのよい場所で育てる。オーストラリア南西部の冬雨型の気候に由来するため、真夏の蒸れと高温には注意したい。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
ドロセラ・ハミルトニーの大きさ
ドロセラ・ハミルトニーの成体サイズはロゼット直径4〜6cm(花茎30〜40cm)です。
基本情報
原産地
西オーストラリア州南西部(オールバニ〜オーガスタの海岸沿い)
寿命
多年草
サイズ
ロゼット直径4〜6cm(花茎30〜40cm)
適温
10〜30℃
湿度
60〜90%
水やり・肥料
肥料は与えない(小昆虫を捕らえる)
栽培ポイント
日当たり・置き場所
日当たりのよい場所で育てる。光が足りないと葉が間延びして赤みが出にくい。
水やり
自生地は湿った泥炭地なので、腰水で用土を常に湿らせる。純水か雨水を使う。
用土・植え替え
ピート主体の用土かミズゴケに植える。根が太く長く伸びるので、やや深めの鉢が向く。
温度・冬越し
冬雨型の地域の植物で、真夏の高温と蒸れを嫌う。夏は風通しのよい明るい場所で温度を上げすぎない。
肥料
用土に肥料は入れない。養分は捕らえた小昆虫でまかなう。
ドロセラ・ハミルトニーのよくある質問
Qドロセラ・ハミルトニーの栽培難易度は?
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
Qドロセラ・ハミルトニーはどのくらいの大きさになる?
ドロセラ・ハミルトニーの成体サイズはロゼット直径4〜6cm(花茎30〜40cm)です。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qドロセラ・ハミルトニーの水やり・肥料は?
ドロセラ・ハミルトニーの水やり・肥料は「肥料は与えない(小昆虫を捕らえる)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Qドロセラ・ハミルトニーの値段の相場は?
ドロセラ・ハミルトニーの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
学名(受理名): Drosera hamiltonii C.R.P.Andrews
典拠データベース: GBIF · GBIF Drosera hamiltonii C.R.P.Andrews
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
ワシントン条約(CITES)の対象外。モウセンゴケ属には特定外来生物(ナガエモウセンゴケ)が含まれるため、属の植物を海外から輸入する際は種類名証明書の添付が必要。国内で流通する株の購入・栽培に手続きは要らない。
出典: 環境省 特定外来生物等一覧(モウセンゴケ属は種類名証明書の添付が必要な生物)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
この種類の出品を探す
関連コラム
ドロセラ(モウセンゴケ)の育て方ガイド|粘液で虫を捕える多彩な食虫植物
食虫植物のドロセラ(モウセンゴケ)の育て方を解説。スパチュラタ・カペンシス・アデラエなど育てやすい入門種の特徴、腰水管理・日照条件・冬越しの方法、葉挿しでの増やし方を紹介します。
モウセンゴケの増殖方法|葉挿し・株分け・種まきの実践テクニック
モウセンゴケ(ドロセラ)の増やし方を3つの方法で解説。葉挿しの手順、株分けのコツ、種子からの栽培方法、品種別のおすすめ増殖法を紹介します。
モウセンゴケの栽培完全ガイド|粘液の美しさを引き出す育て方
アデライ・カペンシス等の品種、腰水管理、日照、温帯種と熱帯種の違いを解説します。
モウセンゴケの種類と栽培テクニック|粘液の美しさを引き出す
モウセンゴケの主要種の特徴と、粘液を美しく輝かせるための栽培テクニック(日照・湿度・用土)を解説します。
お探しの株が見つかりませんか?
希望の条件を無料で投稿すると、条件に合う株を持つ生産者から紹介が届きます。





