
出典: Wikimedia Commons
ドロセラ・スラッキー
初心者向けDrosera slackii
へら形〜ハート形の葉を径5〜10cmのロゼットに広げる南アフリカ・ケープ地方のモウセンゴケ。ピンクの花を咲かせる。英国の食虫植物研究家エイドリアン・スラックにちなむ名で、RHSの園芸優秀賞を受けている。
概要
ドロセラ・スラッキー(Drosera slackii)は、南アフリカのケープ地方に自生するモウセンゴケ属の多年草。1987年にM. CheekがKew Bulletin誌で記載し、種小名は食虫植物の栽培書で知られる英国の園芸家エイドリアン・スラック(1933〜2018年)に献名されたもの。地際に径5〜10cmほどのロゼットを作り、捕虫葉はへら形からハート形に近い。花はピンク。英国王立園芸協会(RHS)の園芸優秀賞(Award of Garden Merit)を受けており、栽培しやすく観賞価値の高いモウセンゴケとして評価されている。ロゼット型のモウセンゴケには南アフリカ産の似た種が多く、名札の無い株を見た目だけで見分けるのは難しいため、購入時は学名の付いた株を選びたい。国内ではオークションなどで継続的に流通する。栽培は他のロゼット型モウセンゴケと同じく、明るい光、純水での腰水、肥料を入れない用土が基本。株が衰えてきたら根挿しや葉挿しで更新でき、葉挿しは種まきより早く株になる。数年ごとに新しい用土に植え替えると長く維持しやすい。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
ドロセラ・スラッキーの大きさ
ドロセラ・スラッキーの成体サイズはロゼット径5〜10cmです。
基本情報
原産地
南アフリカ(ケープ地方)
寿命
多年草
サイズ
ロゼット径5〜10cm
適温
10〜30℃
湿度
60〜90%
水やり・肥料
肥料は与えない(小昆虫を捕らえる)
栽培ポイント
日当たり・置き場所
明るい光でロゼットが締まる。室内の窓辺では光が足りないことが多く、温室やLED照明が向く。
水やり
腰水で用土を常に湿らせ、純水か雨水を使う。
用土・植え替え
ミズゴケ単体か、ピートと砂の配合で育つ。肥料入りの用土は使わず、3〜5年ごとに植え替える。
増やし方
根挿しや葉挿しで増やせる。種は用土の表面にまき、覆土しない。
肥料
用土に肥料は入れない。餌を与えるなら粘液の出ている葉に小さな虫をのせる。
ドロセラ・スラッキーのよくある質問
Qドロセラ・スラッキーの栽培難易度は?
初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。
Qドロセラ・スラッキーはどのくらいの大きさになる?
ドロセラ・スラッキーの成体サイズはロゼット径5〜10cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qドロセラ・スラッキーの水やり・肥料は?
ドロセラ・スラッキーの水やり・肥料は「肥料は与えない(小昆虫を捕らえる)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Qドロセラ・スラッキーの値段の相場は?
ドロセラ・スラッキーの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
学名(受理名): Drosera slackii Cheek
典拠データベース: GBIF · GBIF Drosera slackii Cheek
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
ワシントン条約(CITES)の対象外。モウセンゴケ属には特定外来生物(ナガエモウセンゴケ)が含まれるため、属の植物を海外から輸入する際は種類名証明書の添付が必要。国内で流通する株の購入・栽培に手続きは要らない。
出典: 環境省 特定外来生物等一覧(モウセンゴケ属は種類名証明書の添付が必要な生物)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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