
出典: Wikimedia Commons
ドロセラ・マダガスカリエンシス
初心者向けDrosera madagascariensis
はっきりした茎を立ち上げ、へら形の捕虫葉を互生させる茎立ち性のモウセンゴケ。下部は枯れた古葉に覆われ、高さ25cmほどになる。ピンクの花を咲かせるアフリカ産の丈夫な種。
概要
ドロセラ・マダガスカリエンシス(Drosera madagascariensis)は、1824年にド・カンドールが記載したモウセンゴケ属の多年草。熱帯アフリカのギニア、ナイジェリア、カメルーン、コンゴ、アンゴラなどから南アフリカ、東はマダガスカル島まで広く分布し、湿地や沢沿い、ミズゴケの湿原に生える。ロゼットを作る多くのモウセンゴケと違い、はっきりした茎を伸ばすのが特徴で、若い株は直立し、大きくなると倒れて地面を這うか、葉で周りの植物に絡んで体を支える。高さは25cmほどで、上部に捕虫葉、下部には枯れた古葉が垂れ下がって付く。葉は互生し、長さ1.5〜3cmの葉柄の先に長さ10〜15mm、幅7mmほどのへら形の葉身を付ける。根は発達せず、主に体の固定と吸水に使われる。花茎は20〜40cmで、4〜12個ほどのピンクの花を付ける。マダガスカルでは薬用原料として野生株が大量に採取されており、現地での減少が懸念されている。国内では専門店や山野草店、オークションで出回る。栽培上は休眠の無い亜熱帯性のモウセンゴケとして扱いやすく、茎が伸びたら挿し木で更新できる。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
ドロセラ・マダガスカリエンシスの大きさ
ドロセラ・マダガスカリエンシスの成体サイズは高さ25cmほど(花茎は20〜40cm)です。
ドロセラ・マダガスカリエンシスの適温(温度・湿度)
ドロセラ・マダガスカリエンシスの適温は10〜35℃です。
基本情報
原産地
熱帯アフリカ〜南アフリカ、マダガスカル
寿命
多年草
サイズ
高さ25cmほど(花茎は20〜40cm)
適温
10〜35℃
湿度
60〜90%
水やり・肥料
肥料は与えない(小昆虫を捕らえる)
栽培ポイント
日当たり・置き場所
明るい場所を好み、室内の窓辺では光が足りないことが多い。温室やLED照明の下でよく育つ。
水やり
腰水で用土を常に湿らせ、純水か雨水を使う。家の中よりやや高い湿度を好む。
温度・冬越し
亜熱帯性のモウセンゴケはおおむね10〜35℃で育ち、休眠を必要としない。冬は10℃を下回らない場所に置く。
用土・植え替え
ミズゴケ単体か、ピートと砂の配合に植える。茎立ち性の種はピート配合の上に生きたミズゴケを敷くとよく育つ。用土に肥料入りのものは使わない。
増やし方
茎が伸びて下葉が枯れ上がったら、茎挿しや根挿し、葉挿しで更新できる。茎挿しは早く大きな株になる。
肥料
用土に肥料は入れない。餌を与えるなら、粘液の出ている葉に小さな虫か戻した乾燥赤虫を少量のせる。
ドロセラ・マダガスカリエンシスのよくある質問
Qドロセラ・マダガスカリエンシスの栽培難易度は?
初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。
Qドロセラ・マダガスカリエンシスの適正温度は?
ドロセラ・マダガスカリエンシスの適正温度は10〜35℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
Qドロセラ・マダガスカリエンシスはどのくらいの大きさになる?
ドロセラ・マダガスカリエンシスの成体サイズは高さ25cmほど(花茎は20〜40cm)です。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qドロセラ・マダガスカリエンシスの水やり・肥料は?
ドロセラ・マダガスカリエンシスの水やり・肥料は「肥料は与えない(小昆虫を捕らえる)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Qドロセラ・マダガスカリエンシスの値段の相場は?
ドロセラ・マダガスカリエンシスの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
学名(受理名): Drosera madagascariensis DC.
典拠データベース: GBIF · GBIF Drosera madagascariensis DC.
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
ワシントン条約(CITES)の対象外。モウセンゴケ属には特定外来生物(ナガエモウセンゴケ)が含まれるため、属の植物を海外から輸入する際は種類名証明書の添付が必要。国内で流通する株の購入・栽培に手続きは要らない。
出典: 環境省 特定外来生物等一覧(モウセンゴケ属は種類名証明書の添付が必要な生物)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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