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ドロセラ・ファルコネリー (Drosera falconeri)

出典: Wikimedia Commons

ドロセラ・ファルコネリー

上級者向け

Drosera falconeri

腎臓形の大きな葉を地面に平たく広げ、ハエトリソウを思わせる姿のモウセンゴケ。北オーストラリアの熱帯に自生し、乾季は地際の芽で休眠する。石灰質のアルカリ性土壌に生える珍しい食虫植物。

栽培難易度
上級者向け
適正温度
10〜30℃
寿命
多年草(乾季は芽で休眠)
サイズ
葉身は長さ1.5cm・幅2cmほど(古株で幅3cm)
湿度
60〜90%
水やり・肥料
肥料は与えない(小昆虫を捕らえる)

概要

ドロセラ・ファルコネリー(Drosera falconeri)は、オーストラリア北部ノーザンテリトリーの沿岸部に分布するモウセンゴケ属の多年草で、いわゆるペティオラリス・コンプレックス(Lasiocephala亜属)に属する。ロゼットの葉は地面に平たく張り付き、成熟した葉身は長さ1.5cm、幅2cmほどの腎臓形で、古い株では幅3cmに達する。葉が大きく地面に伏せる点はこのグループの中でも独特で、見た目がハエトリソウに似ることでも知られる。同じグループの多くの種は白い毛で乾燥から身を守るが、本種は乾季に葉を枯らし、地表のすぐ下に葉の基部が詰まった球根状の芽を作って休眠する。多くの食虫植物が酸性土を好むのに対し、本種はpH8ほどの石灰質の砂地や灰色の粘土質の土に生える。1980年に発見者Falconer氏の名で紹介され、1984年に広島大学の近藤勝彦が正式に記載し、ホロタイプは広島大学に収められている。同じ仲間の種と交雑しやすく、自然交雑種や人工交配種も知られる。国内では無菌播種苗がオークションなどで継続的に流通する。栽培は難しい部類とされ、高温を保つことが最大の課題になる。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

ドロセラ・ファルコネリーの大きさ

ドロセラ・ファルコネリーの成体サイズは葉身は長さ1.5cm・幅2cmほど(古株で幅3cm)です。

基本情報

原産地

オーストラリア北部(ノーザンテリトリー沿岸部)

寿命

多年草(乾季は芽で休眠)

サイズ

葉身は長さ1.5cm・幅2cmほど(古株で幅3cm)

適温

10〜30℃

湿度

60〜90%

水やり・肥料

肥料は与えない(小昆虫を捕らえる)

栽培ポイント

温度・冬越し

ペティオラリス・コンプレックスの仲間は夏に30℃台前半を好み、どの時期も18℃を下回るのを嫌う。日本の冬は加温が必要で、ヒーターマットを使う栽培者も多い。

日当たり・置き場所

強い光を好む。自生地では葉が深紅になるが、栽培下では光が弱いと緑がかった色になりやすい。

水やり

小さな鉢を腰水の受け皿に置く。夏は水位を高めに、冬は低めにし、数日乾かす程度でもよい。純水を使う。

休眠期の管理

栽培下では乾季の休眠をせず一年中育つこともある。休眠する場合は地際に固く締まった芽を作るので、枯れたと誤解しない。

増やし方

株分けで増えにくく、葉挿しはうまくいかないことが多い。葉を純水に沈めて芽を出させる方法が知られている。

食虫植物モウセンゴケドロセラペティオラリスオーストラリア

ドロセラ・ファルコネリーのよくある質問

Qドロセラ・ファルコネリーの栽培難易度は?
A

上級者向け。上級者向けの品種です。高度な栽培技術と専門的な設備が必要で、環境の細かい調整が求められます。

Qドロセラ・ファルコネリーはどのくらいの大きさになる?
A

ドロセラ・ファルコネリーの成体サイズは葉身は長さ1.5cm・幅2cmほど(古株で幅3cm)です。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qドロセラ・ファルコネリーの水やり・肥料は?
A

ドロセラ・ファルコネリーの水やり・肥料は「肥料は与えない(小昆虫を捕らえる)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qドロセラ・ファルコネリーの値段の相場は?
A

ドロセラ・ファルコネリーの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Drosera falconeri Tsang ex Kondo

典拠データベース: GBIF · GBIF Drosera falconeri Tsang ex Kondo

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES 規制対象外IUCN LC · 低懸念

ワシントン条約(CITES)の対象外。モウセンゴケ属には特定外来生物(ナガエモウセンゴケ)が含まれるため、属の植物を海外から輸入する際は種類名証明書の添付が必要。国内で流通する株の購入・栽培に手続きは要らない。

出典: 環境省 特定外来生物等一覧(モウセンゴケ属は種類名証明書の添付が必要な生物)

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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