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ネペンテス・ラインワルディアナ (Nepenthes reinwardtiana)

出典: Wikimedia Commons

ネペンテス・ラインワルディアナ

中級者向け

Nepenthes reinwardtiana

ボルネオとスマトラに分布するウツボカズラ。袋の内側に「目玉」と呼ばれる2つの斑点が出るのが最大の特徴で、緑から濃赤まで色彩の幅が広い。低地から標高2200mまで生える珍しい種。

栽培難易度
中級者向け
適正温度
10〜30℃
寿命
多年生(つる性)
サイズ
大きさの資料は少ない
湿度
60〜90%
水やり・肥料
肥料はごく薄く控えめに(虫を捕らえる)

概要

ネペンテス・ラインワルディアナ(Nepenthes reinwardtiana)は、ボルネオ島とスマトラ島、およびバンカ島・ナトゥナ諸島・ニアス島・シベルト島などの周辺の島に分布するウツボカズラ属の原種。種小名はオランダ領東インドで活動した植物学者C. G. C. ラインワルトにちなむ。マレー半島やシンガポールの記録は誤りとみられている。標高0〜2200mと分布の幅が非常に広く、低地性と高地性の両方の顔を持つ。色彩変異が多く、緑一色から濃い赤まで産地ごとにさまざまな色の株がある。見分けるときの決め手は、袋の内壁の上部に出る2つの斑点(アイスポット)で、他の種にはまず見られない。分子系統ではボルネオのN. macrovulgarisと姉妹群とされ、形の似たN. gracilisとは近縁ではない。サバ州の一部に知られるN. naquiyuddiniiは本種の異名として扱われることもある。他種との自然交雑が多く記録されており、交雑個体を原種と混同しないよう注意したい。IUCNレッドリストでは低懸念(LC)。国内では食虫植物の専門店やオークションで、赤い色彩の株など産地名付きの株が定常的に出回る。分布標高が広いため、購入時は産地と標高の情報を確かめて置き場所を決めるとよい。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

基本情報

原産地

ボルネオ島・スマトラ島と周辺の島々(標高0〜2200m)

寿命

多年生(つる性)

サイズ

大きさの資料は少ない

適温

10〜30℃

湿度

60〜90%

水やり・肥料

肥料はごく薄く控えめに(虫を捕らえる)

栽培ポイント

温度・冬越し

低地から高地まで分布するため、適した温度は産地の標高で変わる。低地産は冬の寒さを避け、高地産は夏の夜温を下げる工夫をする。

日当たり・置き場所

明るい光を好む。窓辺や温室の明るい場所に置き、真夏の強い直射日光だけは避ける。

水やり

雨水や溶けた塩類の少ない水を使い、用土が乾ききる前に与える。受け皿に水をためっぱなしにせず、根を蒸らさない。

用土・植え替え

水はけと通気のよい用土に植える。ミズゴケ単体や、洋ラン用の用土にミズゴケやパーライトを混ぜたものがよく使われる。

肥料

化成肥料を使うならごく薄くする。ときどき捕虫袋に虫を入れる程度で十分育つ。

食虫植物ネペンテスウツボカズラ原種アイスポット

ネペンテス・ラインワルディアナのよくある質問

Qネペンテス・ラインワルディアナの栽培難易度は?
A

中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。

Qネペンテス・ラインワルディアナの水やり・肥料は?
A

ネペンテス・ラインワルディアナの水やり・肥料は「肥料はごく薄く控えめに(虫を捕らえる)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qネペンテス・ラインワルディアナの値段の相場は?
A

ネペンテス・ラインワルディアナの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Nepenthes reinwardtiana Miq.

別名(シノニム): Nepenthes naquiyuddinii(異名とする見解あり)

典拠データベース: GBIF · GBIF Nepenthes reinwardtiana Miq.

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書IIIUCN LC · 低懸念

ウツボカズラ属(ネペンテス属)は属全体がワシントン条約(CITES)附属書IIに掲載されている(附属書Iの一部の種を除く)。国外との輸出入には輸出許可書などの手続きが必要だが、国内での売買・譲渡に登録は要らない。

出典: Species+(CITES)Nepenthes reinwardtiana

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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