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ネペンテス・ベントラータ (Nepenthes × ventrata)

出典: Wikimedia Commons

ネペンテス・ベントラータ

初心者向け

Nepenthes × ventrata

ホームセンターや園芸店で最もよく見かけるウツボカズラ。フィリピン原産の N. ventricosa と N. alata(広義)の交雑で、緑に赤みを帯びた袋を下げる。室内でも育てやすく、N. alata の名で売られていることも多い。

栽培難易度
初心者向け
適正温度
10〜30℃
寿命
多年生のつる植物
サイズ
大きさの資料は少ない
湿度
60〜90%
水やり・肥料
肥料はごく薄く控えめに(虫を捕らえる)

概要

ネペンテス・ベントラータ(Nepenthes × ventrata)は、フィリピン固有の N. ventricosa と、広い意味での N. alata(現在の分類では N. graciliflora とされる系統を含む)との交雑種。両親と同じくフィリピン原産の自然交雑種として知られ、名前は1979年に国際食虫植物協会の会報(Carnivorous Plant Newsletter)で発表されたが、国際食虫植物協会(ICPS)の名簿では正式な記載要件を満たしていない名前として扱われている。組織培養で最も多く生産されるウツボカズラの一つで、ホームセンターや園芸店に並ぶことが多く、多くの人が最初に目にする熱帯性のウツボカズラといえる。流通では N. alata と誤って表示されていることも多い。'LeeAnn Marie' などの品種名は、この交雑種の後から付けられた別名とされる。緑色の地に赤みがさす袋を下げ、両親の N. ventricosa と N. alata はどちらも高地性の要素をもつ育てやすい種とされる。室内でも比較的育てやすく、湿度が低めの環境にもなじむ入門向けのウツボカズラ。植物体の滑りやすいワックス層で虫を落とすしくみの研究材料にも使われてきた。管理は明るい窓辺、雨水などの塩類の少ない水、水はけのよい用土が基本になる。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

基本情報

原産地

フィリピン(自然交雑種)/流通株の多くは組織培養

寿命

多年生のつる植物

サイズ

大きさの資料は少ない

適温

10〜30℃

湿度

60〜90%

水やり・肥料

肥料はごく薄く控えめに(虫を捕らえる)

栽培ポイント

日当たり・置き場所

明るい窓辺で育てる。厚くつやのある葉のウツボカズラは、少し直射日光が入る窓辺ならよく育つ。

水やり

雨水や溶けた塩類の少ない水を使い、用土が乾ききる前に与える。受け皿に水をためっぱなしにせず、水はけのよい用土で根を蒸らさない。

温度・冬越し

高地性の要素をもつ交雑種で、夜に気温が下がる環境を好む。冬は暖かい室内に取り込む。

用土・植え替え

水はけと通気のよい用土に植える。ミズゴケ単体や、洋ラン用の用土にミズゴケやパーライトを混ぜたものがよく使われる。

肥料

化成肥料を使うならごく薄くする。ときどき捕虫袋に虫を入れる程度で十分育つ。

増やし方

挿し木は湿らせたミズゴケに挿し、袋やケースで湿度を保つと1〜2か月で発根し、半年ほどで袋を付け始める。伸びすぎたつるを切り戻したときに挿し穂にできる。

食虫植物ネペンテスウツボカズラ入門種交雑種

ネペンテス・ベントラータのよくある質問

Qネペンテス・ベントラータの栽培難易度は?
A

初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。

Qネペンテス・ベントラータの水やり・肥料は?
A

ネペンテス・ベントラータの水やり・肥料は「肥料はごく薄く控えめに(虫を捕らえる)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qネペンテス・ベントラータの値段の相場は?
A

ネペンテス・ベントラータの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Nepenthes × ventrata R.Fleming

別名(シノニム): Nepenthes 'LeeAnn Marie'

典拠データベース: GBIF · GBIF Nepenthes × ventrata R.Fleming [DOUBTFUL]

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書II

ウツボカズラ属(ネペンテス属)は属全体がワシントン条約(CITES)附属書IIに掲載されている(附属書Iの一部の種を除く)。交配種・園芸品種も対象で、国外との輸出入には輸出許可書などの手続きが必要。国内での売買や栽培に手続きは要らない。

出典: Species+(CITES)Nepenthes

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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