
出典: Wikimedia Commons
サラセニア・フラバ
中級者向けSarracenia flava
黄緑色の長い筒を立ち上げるサラセニア。最も大型になる種の一つで、1mを超えることも。
概要
サラセニア・フラバ(Sarracenia flava)は、米国南東部(バージニア〜フロリダ)の湿地帯に自生するサラセニア属最大級の種で、管(ピッチャー)が1mを超えることもある。黄緑〜黄色の細長い管と黄色い蓋が特徴的で、蓋には蜜腺が発達しており、昆虫を誘引して管の中に落とす。捕獲した昆虫は管底の消化液で分解される。多くの色彩・形態変異があり、red tube(全体が赤い)、copper top(蓋が銅色)など多くの変種が知られる。栽培にはミズゴケまたはピートモス+パーライトを使用し、腰水管理で純水・雨水のみを使用する。強い直射日光を必要とし、日照不足では管が倒れやすくなる。冬は屋外で霜にあてて必ず休眠させる。大型で見栄えがするため観賞用として非常に人気が高い。
サラセニア・フラバの寿命
サラセニア・フラバの寿命は10年以上です。
サラセニア・フラバの大きさ
サラセニア・フラバの成体サイズは50〜100cmです。
基本情報
原産地
米国南東部(バージニア州〜フロリダ州)の海岸平野湿地
寿命
10年以上
サイズ
50〜100cm
適温
10〜30℃
湿度
60〜90%
水やり・肥料
昆虫(自動捕獲)
栽培ポイント
日当たり・置き場所
強い直射日光が必要で、日照不足では1mを超える管が倒れやすくなる。屋外の日なたで管理する。
水やり
腰水管理で常に湿潤を保ち、純水・雨水のみを使う。大型で水を多く使うので、腰水を切らさない。
用土・植え替え
ミズゴケ単体、またはピートモス+パーライトを使う。背が高いので深めで安定した鉢に植え、肥料は与えない。
休眠期の管理
冬は屋外で霜にあてて必ず休眠させる。休眠中は腰水を浅くし、枯れた管は株元で切り取る。
剪定・整姿
管は50〜100cm、時に1mを超える。倒れた管や褐変した管は根元から切り、新しい管に日光を通す。
サラセニア・フラバのよくある質問
Qサラセニア・フラバの栽培難易度は?
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
Qサラセニア・フラバの寿命はどれくらい?
サラセニア・フラバの平均寿命は10年以上です。適切な栽培環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
Qサラセニア・フラバはどのくらいの大きさになる?
サラセニア・フラバの成体サイズは50〜100cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qサラセニア・フラバの水やり・肥料は?
サラセニア・フラバの水やり・肥料は「昆虫(自動捕獲)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Qサラセニア・フラバの値段の相場は?
サラセニア・フラバの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年8月31日
栽培スペック
- USDA耐寒ゾーン
- 6–8
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
学名(受理名): Sarracenia flava L.
別名(シノニム): Sarracenia flava var. ornata Rob., Sarracenia atropurpurea W.Bull, Sarracenia atrosanguinea André, Sarracenia gronovii Alph.Wood, Sarracenia flava var. sanguinea Burb., Sarracenia flava var. rugelii (Shuttlew. ex A.DC.) Mast., Sarracenia flava var. rubricorpora Schnell, Sarracenia flava var. maxima B.S.Williams, Sarracenia flava var. picta B.S.Williams, Sarracenia erythropus (Mast.) W.Bull, Sarracenia gronovii var. flava (L.) Alph.Wood, Sarracenia flava f. viridescens S.McPherson & D.E.Schnell
典拠データベース: GBIF · POWO · ICPS 栽培品種登録(国際食虫植物協会)
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
サラセニア属は属レベルでCITES附属書II(S.oreophilaおよびS.rubra亜種jonesii/alabamensisのみ附属書I)。種S.rubra自体は附属書II。
出典: CITES Appendices (carnivorous plants) - ICPS/Barry Rice / CITES & Carnivorous Plant Checklist (RBG Kew)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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