
出典: Wikimedia Commons
サラセニア・オレオフィラ
上級者向けSarracenia oreophila
高山性のサラセニア。絶滅危惧種で保護されている。黄緑色の美しい筒を出す。
概要
サラセニア・オレオフィラ(Sarracenia oreophila)は、米国アラバマ州・ノースカロライナ州の限られた高地湿地帯にのみ自生する絶滅危惧種のサラセニア。CITESの附属書Iに掲載されており、野生からの採集や商業取引は厳しく規制されている。黄緑色の細長い管が特徴で、サラセニア・フラバに外観が似るが、本種は他のサラセニアが夏も管を保つのに対し、夏に管が枯れてフィロジウム(平板状の葉)に変わるという独特の季節変化を示す。栽培にはミズゴケまたはピートモス+パーライトを使用し、腰水管理で純水・雨水を使用。十分な日照と冬の休眠が必須。希少性からコレクターに非常に珍重されるが、普及品は組織培養由来がほとんど。
サラセニア・オレオフィラの寿命
サラセニア・オレオフィラの寿命は10年以上です。
サラセニア・オレオフィラの大きさ
サラセニア・オレオフィラの成体サイズは30〜50cmです。
基本情報
原産地
米国アラバマ州・ノースカロライナ州の限られた高地湿地(絶滅危惧種)
寿命
10年以上
サイズ
30〜50cm
適温
10〜30℃
湿度
60〜90%
水やり・肥料
昆虫(自動捕獲)
栽培ポイント
日当たり・置き場所
十分な日照が必須。高地湿地の植物なので、屋外の日なたで風通しを確保し、蒸れる場所を避ける。
水やり
腰水管理で常に湿らせ、純水・雨水を使う。夏に管が枯れてフィロジウムに変わる時期も、腰水は続ける。
用土・植え替え
ミズゴケ単体、またはピートモス+パーライトを使う。肥料は与えず、根茎を傷めないよう植え替えは休眠中に行う。
休眠期の管理
冬の休眠が必須。屋外の寒さに当てて休眠させ、地上部が枯れても根茎は生きているので処分しない。
病害虫・注意点
他のサラセニアと違い、夏に管が枯れて平板状の葉に変わるのは正常な季節変化。病気と誤解して株を掘り上げない。
サラセニア・オレオフィラのよくある質問
Qサラセニア・オレオフィラの栽培難易度は?
上級者向け。上級者向けの品種です。高度な栽培技術と専門的な設備が必要で、環境の細かい調整が求められます。
Qサラセニア・オレオフィラの寿命はどれくらい?
サラセニア・オレオフィラの平均寿命は10年以上です。適切な栽培環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
Qサラセニア・オレオフィラはどのくらいの大きさになる?
サラセニア・オレオフィラの成体サイズは30〜50cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qサラセニア・オレオフィラの水やり・肥料は?
サラセニア・オレオフィラの水やり・肥料は「昆虫(自動捕獲)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Qサラセニア・オレオフィラの値段の相場は?
サラセニア・オレオフィラの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年8月31日
栽培スペック
- USDA耐寒ゾーン
- 6–8
出典: Missouri Botanical Garden - Sarracenia oreophila (Zone 6-8)
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
学名(受理名): Sarracenia oreophila (Kearney) Wherry
別名(シノニム): Sarracenia oreophila var. ornata S.McPherson & D.E.Schnell, Sarracenia flava var. oreophila Kearney
典拠データベース: GBIF · POWO · ICPS 栽培品種登録(国際食虫植物協会)
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
サラセニア属で附属書I該当はS.oreophilaとS.rubra亜種jonesii/alabamensisのみ(種S.rubra自体は附属書II)。
出典: CITES Appendices (carnivorous plants) - ICPS/Barry Rice / CITES & Carnivorous Plant Checklist (RBG Kew) / IUCN Red List: Sarracenia oreophila (CR)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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