
出典: Wikimedia Commons
サラセニア・プルプレア
初心者向けSarracenia purpurea
北米産のサラセニアで最も分布が広い種。短い筒状の袋と赤紫色が特徴。耐寒性が強い。
概要
サラセニア・プルプレア(Sarracenia purpurea)は、北米東部に最も広く分布するサラセニアで、カナダ南部からメキシコ湾岸まで自生する。他のサラセニアに比べて低くずんぐりした管状のピッチャーが特徴で、蓋が開いたまま雨水がピッチャー内に入る構造をしている。ピッチャー内には雨水が溜まり、その中の細菌や微小生物が消化を助ける独自の消化生態系を形成する。葉や筒は赤紫〜緑と個体変異が多い。春には優雅な紫がかった赤い花を咲かせる。耐寒性が非常に高く、寒冷地でも屋外越冬が可能。栽培にはミズゴケまたはピートモス+パーライトを使用し、腰水管理で純水・雨水を使用する。日当たりの良い場所を好む。冬の休眠は重要で、寒さにあてることで健全な生育を維持できる。丈夫で入手しやすく初心者に人気の高い種。
サラセニア・プルプレアの寿命
サラセニア・プルプレアの寿命は10年以上です。
サラセニア・プルプレアの大きさ
サラセニア・プルプレアの成体サイズは15〜30cmです。
基本情報
原産地
北米東部(カナダ南部〜メキシコ湾岸)の泥炭湿地・酸性湿原
寿命
10年以上
サイズ
15〜30cm
適温
10〜30℃
湿度
60〜90%
水やり・肥料
昆虫(自動捕獲)
栽培ポイント
日当たり・置き場所
日当たりの良い場所を好む。屋外の日なたで育てると赤紫の発色が濃くなり、丈夫に育つ。
水やり
腰水管理で常に湿らせ、純水・雨水を使う。蓋が開いた管に雨水がたまるのは自然な状態で、抜く必要はない。
用土・植え替え
ミズゴケ単体、またはピートモス+パーライトを使う。肥料は与えず、根茎が混み合ったら株分けして植え替える。
温度・冬越し
耐寒性が非常に高く、寒冷地でも屋外で越冬できる。冬の休眠が重要で、寒さにあてることで健全な生育を保てる。
剪定・整姿
高さ15〜30cmの低くずんぐりした株姿。枯れた管は株元から切り取り、混み合ったら株分けする。
サラセニア・プルプレアのよくある質問
Qサラセニア・プルプレアの栽培難易度は?
初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。
Qサラセニア・プルプレアの寿命はどれくらい?
サラセニア・プルプレアの平均寿命は10年以上です。適切な栽培環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
Qサラセニア・プルプレアはどのくらいの大きさになる?
サラセニア・プルプレアの成体サイズは15〜30cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qサラセニア・プルプレアの水やり・肥料は?
サラセニア・プルプレアの水やり・肥料は「昆虫(自動捕獲)」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Qサラセニア・プルプレアの値段の相場は?
サラセニア・プルプレアの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年8月31日
栽培スペック
- USDA耐寒ゾーン
- 3–8
出典: Missouri Botanical Garden - Sarracenia purpurea (Zone 3-8)
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
学名(受理名): Sarracenia purpurea L.
別名(シノニム): Sarracenia purpurea var. typica Macfarl.
典拠データベース: GBIF · POWO · ICPS 栽培品種登録(国際食虫植物協会)
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
規制・法令・保全ステータス
サラセニア属は属レベルでCITES附属書II(S.oreophilaおよびS.rubra亜種jonesii/alabamensisのみ附属書I)。種S.rubra自体は附属書II。
出典: CITES Appendices (carnivorous plants) - ICPS/Barry Rice / CITES & Carnivorous Plant Checklist (RBG Kew)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
この種類の出品を探す
関連コラム
サラセニアの栽培完全ガイド|品種選び・屋外栽培・冬越し
北米原産の食虫植物サラセニアの栽培ガイド。主要な原種と品種の特徴、日当たりのよい屋外栽培のメリットと環境づくり、用土と鉢の選び方、水やりと腰水の管理、冬の休眠管理まで、日本の気候で元気に育てるコツを解説します。
サラセニアの屋外栽培ガイド|耐寒性と年間管理
サラセニアの屋外栽培のメリット、耐寒性、年間の管理スケジュール、用土・水やり・日照の管理を解説します。
サラセニア属の食虫罠の機能と多様な形態
サラセニア属の食虫植物が持つユニークな罠の仕組みと、種ごとに異なる形態を詳しく解説します。
サラセニア(ヘビトリグサ)の育て方|湿度管理と筒状の捕虫葉をキープする育成法
サラセニアの筒状捕虫葉を健全に保つ育成法。原産地環境の再現、光量・湿度・用土の最適条件、季節管理(冬眠休止期の必要性)、病害虫対応を詳解。経験者向けの専門的な栽培ガイドです。
お探しの株が見つかりませんか?
希望の条件を無料で投稿すると、条件に合う株を持つ生産者から紹介が届きます。





