
出典: Wikimedia Commons
ヘデラ・ヘリックス(アイビー)
初心者向けHedera helix
気根で壁や木をよじ登る常緑のつる植物。葉の形や斑の入り方が異なる品種が非常に多く、吊り鉢や寄せ植えのつる物として定番だが、犬・猫には有毒。
概要
ヘデラ・ヘリックス(Hedera helix、セイヨウキヅタ)は、ウコギ科キヅタ属の常緑つる植物で、ヨーロッパからスカンジナビア、東はロシアにかけてが原産。日本では「アイビー」の名で親しまれる。生育に二つの段階があるのが特徴で、若い段階では気根を出して壁や木をよじ登り、つやのある緑の葉を茂らせる。成熟段階になると茎はよじ登らなくなって低木状になり、秋に緑白色の花を房状につけ、そのあと青黒い有毒の実を実らせる。つるにならず高さ90cmほどの低木状に育つ'Arborescens'のような品種もある。葉の形や斑の入り方の異なる園芸品種が非常に多く、灰緑色の葉にクリーム色の縁取りが入る'Glacier'(グレーシャー)、灰緑色の葉に鮮やかな黄色の縁取りが入る'Goldchild'(ゴールドチャイルド)、黄色い葉の'Buttercup'などがある。耐寒性が高く、屋外でも越冬できるが、北米では森林の木々を覆って枯らす侵略的な外来植物として問題になっている。屋外に植えると壁や雨どいに入り込むため、鉢やコンテナで育てるのが安全。国内では品種名付きの株が多数流通しており、なかには種苗法の登録品種もある。
ヘデラ・ヘリックス(アイビー)の大きさ
ヘデラ・ヘリックス(アイビー)の成体サイズは屋外では高さ6〜24m以上によじ登ることがある。鉢植えではつるを切り戻して調整するです。
基本情報
原産地
ヨーロッパ・スカンジナビア〜ロシア
寿命
多年生(常緑のつる植物)
サイズ
屋外では高さ6〜24m以上によじ登ることがある。鉢植えではつるを切り戻して調整する
適温
15〜30℃
湿度
50〜70%
水やり・肥料
生育期に観葉植物用の肥料を控えめに
栽培ポイント
日当たり・置き場所
日なたから深い日陰まで幅広く適応する。室内では明るい場所に置くと葉がよく茂る。
水やり
鉢土の表面が乾いたら与える。過湿は根腐れや茎の腐敗の原因になる。
温度・冬越し
耐寒性が高く、屋外でも越冬できる。室内でも冬の管理は難しくない。
用土・植え替え
水はけのよい用土を使う。屋外の地植えは壁や雨どい、周囲の木に広がって取り除けなくなることがあるので、鉢やコンテナでの栽培が安全。
増やし方
つるの挿し木で簡単に増やせる。ただし品種名付きの株には種苗法の登録品種もあるので、増やして販売・譲渡する前に登録の有無を確認する。
病害虫・注意点
アブラムシ・コナカイガラムシ・ハダニ・カイガラムシ、斑点性の病気やうどんこ病に注意。葉に含まれるサポニンにより、犬・猫が食べると嘔吐・腹痛・よだれ・下痢を起こす。樹液で皮膚がかぶれることもあるので、剪定時は手袋を使う。
ヘデラ・ヘリックス(アイビー)のよくある質問
Qヘデラ・ヘリックス(アイビー)の栽培難易度は?
初心者向け。初心者向けの品種です。栽培に特別な設備や経験は必要なく、基本的な栽培環境を整えれば問題なく育てられます。
Qヘデラ・ヘリックス(アイビー)はどのくらいの大きさになる?
ヘデラ・ヘリックス(アイビー)の成体サイズは屋外では高さ6〜24m以上によじ登ることがある。鉢植えではつるを切り戻して調整するです。栽培環境や個体差により多少前後します。
Qヘデラ・ヘリックス(アイビー)の水やり・肥料は?
ヘデラ・ヘリックス(アイビー)の水やり・肥料は「生育期に観葉植物用の肥料を控えめに」です。適切な頻度と量を心がけましょう。
Qヘデラ・ヘリックス(アイビー)の値段の相場は?
ヘデラ・ヘリックス(アイビー)の価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日
参考・出典
編集・データ検証: ボタちょく編集部
本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
分類・学名典拠
規制・法令・保全ステータス
CITES(ワシントン条約)の附属書には掲載されていない。特定外来生物・種の保存法の国内希少野生動植物種にも該当しない。種として品種登録の対象ではないが、農林水産省の品種登録データベースにはヘデラ属の出願・登録が42件あり、'白雪姫'(第13520号)・'ムーンライト'(第19687号)など育成者権が存続中の品種も含まれる。品種名付きの株を増やして販売・譲渡する場合は、登録の有無を確認したい。なお北米では侵略的外来植物として扱われるが、日本の特定外来生物には指定されていない。
出典: Species+(CITES 掲載確認) / 環境省 特定外来生物等一覧 / 農林水産省 品種登録データベース
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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