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セロジネ・クリスタータ (Coelogyne cristata)

出典: Wikimedia Commons

セロジネ・クリスタータ

中級者向け

Coelogyne cristata

冬の終わりから春に、縁の波打つ純白の大輪を垂れ下がる花茎に連ねるヒマラヤ原産のラン。唇弁の中央に黄色いとさか状の突起が並び、よい香りがあります。涼しい環境を好みます。

栽培難易度
中級者向け
適正温度
15〜30℃
寿命
多年生で、株分けしながら長く栽培できる(寿命の資料は少ない)
サイズ
偽球茎5〜8cm、葉の長さ15〜30cm、花径6〜10cm
湿度
50〜70%
水やり・肥料
生育期に薄めの液体肥料

概要

セロジネ・クリスタータ(Coelogyne cristata)はラン科セロジネ属の着生ランで、この属を代表する原種です。種小名は「とさかのある」という意味で、唇弁の中央に並ぶ黄色い毛状の突起を指します。ヒマラヤ(ガルワールからアルナーチャル、ネパール、ブータン、シッキム、アッサム)の標高1500〜2600mほどの山地林に分布し、一年を通して霧が多く、冬はよく晴れて明るい環境で、苔むした木や岩に着生します。長さ5〜8cmの卵形の偽球茎が根茎の上に並び、それぞれに細長い葉を2枚つけます。真冬から春にかけて、長さ15〜30cmの垂れ下がる花茎に径6〜10cmの白い花を3〜10輪咲かせ、よい香りがあります。唇弁の黄色い突起がない純白の型はホロレウカ(hololeuca)と呼ばれ、選別株は'ザ・クイーン'などの個体名で売られます。ヨーロッパには1837年、日本には明治半ば頃に渡来しました。涼しい環境を好み、夏の暑さが苦手な一方、冬は明るさと低めの温度が花芽をつける要点です。国内では洋ラン専門店が選別株を扱っています。なお本種とトメントサの交配種インテルメディアのほうが、丈夫で広く流通しています。

Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)

セロジネ・クリスタータの大きさ

セロジネ・クリスタータの成体サイズは偽球茎5〜8cm、葉の長さ15〜30cm、花径6〜10cmです。

基本情報

原産地

ヒマラヤ(ネパール・ブータン・シッキム・アッサムなど、標高1500〜2600m)

寿命

多年生で、株分けしながら長く栽培できる(寿命の資料は少ない)

サイズ

偽球茎5〜8cm、葉の長さ15〜30cm、花径6〜10cm

適温

15〜30℃

湿度

50〜70%

水やり・肥料

生育期に薄めの液体肥料

栽培ポイント

日当たり・置き場所

冬の明るさが花芽づくりに欠かせないので、冬はよく日に当てます。夏は遮光した涼しい場所に置きます。

水やり

霧の多い山地の着生ランで、生育期は乾かしすぎないようにします。偽球茎が充実したら水を控えめにします。

温度・冬越し

涼しい環境を好む低温性の原種で、夏の高温が苦手です。冬は低めの温度に当てることで花が咲きやすくなります。

用土・植え替え

根茎が横に伸びるので、浅めの鉢やバスケットにバークや水苔で植えます。株分け・植え替えは花後に行います。

休眠期の管理

花芽ができる秋から冬は水を控えて乾かし気味にし、偽球茎がしわむほど乾かしすぎないよう注意します。

ランセロジネ原種白花ヒマラヤ

セロジネ・クリスタータのよくある質問

Qセロジネ・クリスタータの栽培難易度は?
A

中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の栽培経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。

Qセロジネ・クリスタータはどのくらいの大きさになる?
A

セロジネ・クリスタータの成体サイズは偽球茎5〜8cm、葉の長さ15〜30cm、花径6〜10cmです。栽培環境や個体差により多少前後します。

Qセロジネ・クリスタータの水やり・肥料は?
A

セロジネ・クリスタータの水やり・肥料は「生育期に薄めの液体肥料」です。適切な頻度と量を心がけましょう。

Qセロジネ・クリスタータの値段の相場は?
A

セロジネ・クリスタータの価格は品種・特徴・サイズ・系統により大きく異なります。最新の相場情報はボタちょくの相場ページをご確認ください。

最終更新: 2026年9月23日

参考・出典

編集・データ検証: ボタちょく編集部

本ページの分類・規制・栽培データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。

参考にした一次情報

分類・学名典拠

学名(受理名): Coelogyne cristata Lindl.

別名(シノニム): Coelogyne cristata f. hololeuca (Rchb.f.) M.Wolff & O.Gruss, Coelogyne cristata var. hololeuca Rchb.f., Cymbidium speciosissimum D.Don, Pleione speciosissima (D.Don) Kuntze

典拠データベース: GBIF · GBIF

学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。

規制・法令・保全ステータス

CITES附属書II

ラン科は科全体がワシントン条約(CITES)附属書 II に掲載されています(Species+ で確認)。国際取引には輸出許可などの手続きが必要ですが、国内での売買・譲渡に登録は要りません。

出典: Species+(CITES) / 環境省: 国内希少野生動植物種一覧

規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。

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